No.2

「ROLLING CIRCUS REVUE」

2006年3月9日(木)

渋谷 O−EAST 


3月9日レポ           セットリスト  3月9日  3月10日

 1ヶ月ちょっと間があいて、東京に戻ってきた甲斐さんご一行様。みんな、元気だったかな?
この2日で終わると思うと、やっぱり緊張してくる。
今日の席はど真ん中。こんなに真ん中も珍しいんじゃないの?ってくらい本当に甲斐さんの目の前。
しかも2列目。
斜め横から見つめられる事には慣れてるけど、今日は目の前。
まっすぐ見つめられたらどうしよう・・なーんて、勝手にそわそわしてました。
今まで後ろだから見えないのかと思っていたけど、前から見ても始まる前のステージはスモークでよく見えない。
10分くらい遅れてライブは始まった。

 バンドのみなさんが入ってくる。坂井さん、やっぱり痩せたよな〜。黒の皮パンが似合ってる。
甲斐さんは、先月の初日と同じ衣装。甲斐さんもやっぱり似合ってる〜。
胸ポケットに赤のチーフ。先月は気づかなかった〜。(最初だけですぐ引っ込んで見えなくなっちゃった)
1曲目、聞こえて来たのは「ダイナマイトが150屯」のイントロ部分のドラム。
ステージにはワイヤレスマイクが置かれていたけど、イントロが始まったとたん、コード付きのマイクに交換される。
最初から置いてたらわかっちゃうもんね。やるね〜。
「キラー・ストリート」では♪最後のキスは俺の為に取っといてくれよ〜の部分、下向き加減で私の方向をじーっと見つめる。きゃ〜!見つめられちゃった〜。この一瞬、本当、腰砕け。
間奏でのつっちーと松藤さんのギターが場所のせいかとっても気持ちよく聞こえる。
甲斐さんも客席に背を向け二人に両手を広げ交互に見ている。
「ランデブー」では、ステージ向かって左側の端にあるスピーカーの前に立てかけてあるバーに右ひじをつき、右足は4の字。(これはライブ終わってからシェーだと友人たちと大爆笑。笑っちゃいけないけど)
ノリノリの甲斐さんだったけど、持ってるマイクがハウリング。スピーカーを苦笑いで見る甲斐さんでした。
「BLUE LETTER」は前回と同じように前野さんのキーボードと松藤さんのギター。
前野さん、髪の毛が伸びて”つくね”から”スフィンクス”になってました。
「どっちみち俺のもの」ではいきなり両手を上に、シャキーンって感じで変身でもしそう。
2番に入る時、まだ間奏の演奏中なのに歌いだす甲斐さん。
バンドさんたちは落ち着いたもので、ちゃーんと合せてくれてました。(松藤さんたちは顔を見合わせて笑顔。素敵だった〜)
さらに甲斐さんは、真ん中に置いてある二つのモニターの向かって右側の方につまづき、おっとっとって感じで前のめりに。
ちょうどその先に私はいたので、思わず手で支えてあげたくなりました。(最前列だったら本当に手が出ていたかも)
そのまま落ちなくてよかった〜。
名古屋で思いっきりこけた話を聞いていたので心配でした。
エンディングに近づいた頃、坂井さんが久しぶりの回転!
「裏ミリオンセラーの歌を」と言って歌ったのは「からくり」。
「悪いうわさ〜ダニーボーイに耳をふさいで」のメドレー。
赤いライトに浮かぶ甲斐さん。
ステージからちょっと離れると暗いライトの中の甲斐さんはあまりよく見えないんだけど、今回はちゃんと見えた。

この後、ちょっと長いMCに突入。
甲斐さん以外は一度下がり、途中松藤さんと前野さんがキーボードに座り、次の曲に備えた。
今回のツアーは各地で昔話をしているらしい。(先月は”東へ”やミックに紅茶セットを貰った話しがそうなのかな)

松藤さんは、甲斐さんにおびえることがなく、深夜2時に甲斐さんに説教をする。(「ちゃんとしようよ」って言うんだって。「言いがかり」とも言ってました)
そして、松藤さんは、反省しないので甲斐さんと長くつきあえる。

カーリングは髪の毛1本でツーっとすべってしまう、と言う話しから名古屋で転んだ話しに。
ジャンプしたらその着地した場所にシールドがあってそれで転んだらしい。
怪我しなくて本当によかったよね。骨折でもしたら大変。

フェアリーのプロモの話し。
ここで私と友人は大笑い。
会場に入る前に食事をしながら、フェアリーのプロモの話しをしていたのよね〜。
毎回毎回、絶対どこかで聞いてるんじゃない?ってくらい私たちの話題にした話をする。(単なる偶然だけど)
プロモ撮影の話しの続き。
プレートがずれていて、火薬が心臓の上で爆発し、心臓に水がたまって入院した話しは有名ですが、治るのに10年かかったと言うのは今回初耳。そうだったんだ・・・。
井出情児さんがこの事故以来、甲斐さんに義理を立ててプロモを撮らなくなったんだそうです。これも知らなかった。
甲斐さんは、いろんな人、見えない人たちに守られてるってしみじみ言ってました。
心臓を痛めてから、それ以来ハツを食べるようになった・・・・・と言うのがこの話しのオチでした。(ハツって心臓のこと)

そして、一郎の話し。
照和で歌ってる時、ハーモニカとギターで歌っていて、それを管理していたのが一郎だったんだそうです。
甲斐さんは、時間ギリギリになって、どこに行った?って言う人なので、一郎がまるでお母さんのように、「ここに入れておくからね」ってハーモニカを砂糖の鉄箱の中に、入れててくれたそうです。
で、ある日、砂糖の袋が破れていて、ハーモニカに砂糖が入って、本番で咳が出て、いつもちゃんと管理してくれた一郎を血祭りにしたんだそうです!「自分でひどい人です」って言ってました。

アマチュアの時からギターのチューニングは本当はできるんだけどした事がない(本当〜?)、弦の張替えは自信がないって事も話してましたね。(家族にチューニングの仕方聞かれたらどうしようって言ってた)

こんな感じだったかな?MCは。結構長めでした。

「荒野をくだって」。
私がいつも胸がいっぱいになるあの歌詞の部分、ちょっと甲斐さんの声が震え、涙声に聞こえた。
この歌を歌う前に、80年代の本当の自分の事を書いてる曲2曲のうちの1曲(もう1曲はMIDNIGHT)と説明した。
そう・・・だから苦しい、この曲を聞くと。
甲斐さんを生きがいにして生きてきた自分、だけど甲斐さんは一番楽しい時、身を削って歌ってくれてたんだなって思うと・・・ね。
だから、今、サッカーだ、野球だって言って楽しそうにしてる甲斐さんを見ていると嬉しくなる。
20代、30代の時のようなスケジュールで動かなくたっていい。
今、自分が思いっきり楽しんで、その楽しみの隙間で私たちを楽しませてねっていつも思う。
「ビューティフル・エネルギー」「シーズン」と続く。
シーズンではとってもみんな楽しそうにコーラスしてた。ステージ上がとっても暖かく見えて、全員の素敵な顔を見るのに忙しかった。
「氷のくちびる」。オレンジのグレッチを近くで見ることができて嬉しい。
昔使ってたのとはちょっと違うけど、やっぱり懐かしい感じがする。
間奏のハの時になってギターを弾く所では、左にいるつっちーを「さあ、こちらへどうぞ」と言う感じで、手で招く。先月もしてたのかな。
「ポップコーンをほおばって」「翼あるもの」「漂泊者(アウトロー)」、いつもの曲順で本編は終り。
初日なんだけど、甲斐さんの声はちょっとかれていた。
歌い続けた方が声って出るのかも知れないね。

アンコール1回目。
「25時の追跡」。歌ってない時、ドラムの前で後ろ向きになってマラカスを左手に2本もって鳴らしている。
先月もやっていたんだけど、どの曲だったか思い出せなかった。(すっきりした〜)
「HERO」、やっぱりこの曲は盛り上がる!
昔はやってなかったけど、いつからか♪ヒーローの部分でこぶしを上げる。これが気持ちいい。(またろうさんがパーカッションを叩いてた時あたりから、またろうさんに煽られてやるようになったような気がする)
メンバー紹介。ジャラがドラムから降りてくる時、女性をエスコートするように甲斐さんは手を差し出す。
ここで、先月書き忘れた私にとって最大の出来事。
最終日、同じように手を差し出す甲斐さん、その手にジャラが手を乗せる。その時!!
甲斐さんはジャラの手の甲にキスをしたのだーーーー!!きゃ〜!!!(・・・て騒ぐことじゃない?)
甲斐さんが男に抱きついたりキスしたりする事に敏感な私。
なぜかすごく嬉しくて興奮しちゃうんですよね・・・・。(変態?)
今回はキスはしなかったけど、しっかり手を握ってエスコートしてました。
そして松藤さん。先月から言い続けてる「ツインリーダー」として紹介。
松藤さんに拍手をしていると、その松藤さん、両手で仕切り出した!
タモリがよく客席に向かってやってた”チャン・チャン・チャン”ってわかるかな〜?それを私たちにやらせた。
甲斐さんは正面を向いてるのでわかってない。満足そうな松藤さん。
そして坂井さん。今回のネタは「サカイの中心で愛を叫ぶ」でした。(自分で言ってるんだって)
両手を口に持って叫ぶ真似をしてました。
松藤さんのドラムで「安奈」。曲が終わり、ドラムから降りてくる松藤さんを、ジャラの時と同じように手を差し出し、松藤さんがその手をつかむ。きゃ〜!!ここでまた私は興奮。
松藤さんとこんな感じで手を握りあうなんてーーー。
そんな松藤さんも興奮したのか、「カーイ」と叫び、二人で仲良く方を組んで下がって行った。
なんていい光景!

アンコール2回目。
バンドメンバーが先にステージにあがる。みんなグッズのTシャツ(黒)を着ている。(ジャラだけは違ったかな?)
つっちーだけ白Tシャツで、裾をカットし、横にスリットを入れて、首にはキラキラしたひも状のものを巻いていた(なんて言うんだ?これの事)。
シャツの胸元をひっぱり「いいだろう〜」って感じでみんなに見せてた。
前野さんのピアノの音が流れはじめる。「港からやってきた女」だ。
ツインリーダー2人も1人1人ギターを重ねていく。
松藤さんがキュイーンとノリノリで弾いてる所に甲斐さん登場。あ〜、もっと弾かせてあげればいいのに。
「ぬくもりがないといられない男と女の話をしましょう」。
先月のレポでちょっと度忘れしたセリフ。これが正解です。
この曲でも興奮する出来事が!
後半のコーラス部分、1つのマイクで甲斐さんとつっちーが一緒に歌う。これはよく見る光景。
今回は違った!
甲斐さんはつっちーの首筋をがっとつかみ、そして引き寄せる。怪しい雰囲気。
つっちーはあまりにも近づいてくる甲斐さんにちょっと引き気味。
コーラス部分が終わったその時、甲斐さんのクチビルが思いっきりとんがった!!
そして嫌がるつっちーにチューを〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!
しかも、なかなかブチュっとしない。
とんがったクチビルの状態で結構長い時間迫って(つっちーが逃げてたのかもしれない)最後は軽くチュッって感じだったけどね。
ジャラの手の甲にキスした時以上に興奮した〜。
曲が終わった後、坂井さんに抱きついてたし〜。
んもーーー甲斐さんったら〜。すっかり酔ってる?そんな感じでした。
つっちーの予告”ジャッ”ギターから始まった「嵐の季節」。
いろんな事がありすぎて、興奮しすぎでぐったり。
だけど初日だし体力あるよ〜て事で最後まで休まずこぶし振り上げて、楽しいライブは終了したのでした。

見たことのない男性カメラマンが1人、写真を撮っていた。スポーツ新聞の記者ではなさそうだな〜と思っていたら、サンデー毎日3/26号に記事が載っているらしいのでその記者さんだったのかも?
終わった後、会場からフジテレビのカメラが降りてきたので、翌日のめざましテレビをチェックしたけどやらなかった。
いつか放送されるのかなぁ。(ツアー終わっちゃったし、話題ないけどね・・・)

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