今回のイベント騒動は、まず、CDを買う所から始まった。
ツタヤと新星堂、どっちで買うか迷って結局両方から買って、新星堂の特典のひとつだった、このトークイベントの申し込み。
絶対当たる!と信じていたのに、まわりの友達が当たった中、まさかのハズレ・・・・。
このハガキが入場券じゃなかったので、行けば入れると喜んだのもつかの間、ハガキがないと整理券が貰えないとか、CDを買わないと入れないと言う噂。またCD買わなくちゃいけないの〜?
結局は買わなくても、ハガキがなくても、誰でも入れたんだけど。
そんなこんなで、眠れぬ1週間の後、トークイベントの日がやって来たのだった。(大げさ!)
この日の天気は曇りのち雨。
昨日まで、初夏のような陽気だったのに、いきなり3月の陽気に逆戻り。
だけど、甲斐さんに会える事で浮かれてる私にとっては、寒いぐらいが丁度いい。
10時から、整理券配布。ハガキなしでもしっかり貰えた( ̄▽ ̄)。
始まるのは15時。14時30分にまた集まってくださいと言う事で、時間まで友達と食事しながらいつものおしゃべり。
1時間前に行くと、店内は甲斐ファンだらけ。年齢層でわかる(^_^;)
30分前に整列して、整理番号順に店内へ。
ステージには椅子が3つ。3つ???二人ゲストが来るって事か〜。
店内の隅に小さなステージがあって、普通に商品が並ぶ売場のスペースを片づけて、人が入るようにセッティングしてある。
甲斐さんはどこに座るんだろう・・・。
読みとしては、真ん中だなと言う事で、真ん中に座る。(床にね・・・)
店内のモニターには、”My name is KAI” のビデオが流れていて、家で見るのとはまた違った雰囲気。「ブライトンロック」に鳥肌( ̄▽ ̄)
右側の椅子の前には、MDラジカセがある。
MDラジカセがあると言う事は、去年のHMVの時と同じように、新しい曲をかけてくれるのかな?
無事、このMDラジカセを使いこなせるのか、そこも見物だな。
そして、よく会議とかで使う横長のテーブルが出てきた。
最初は、マイクの前に置いたので、まるでサイン会!?
このテーブル、何に使うんだろうと思っていたら、椅子の後ろに移動し、そのテーブルの上に、飲み物が置かれた。
椅子の位置に合わせて、ボルビックの小ボトルとエビスビールの缶の2本が向かって左に、真ん中にはボルビックとキリンラガースペシャルライト缶(たぶん)、そして右にはエビスビール缶とお茶??
友達が、「あれは十六茶」、私は「普通のお茶だよ〜」。どっちだ〜?(後で見たら十六茶でした。)
お茶だったら、甲斐さんよね!でもエビスビールなんて飲む??
甲斐さんは十六茶は飲まないでしょうとか、エビスビールが好きなのは、ヤッチとジョージ?そんなはずはないよとか、いろんな想像をしていたら、あっと言う間に30分。
「甲斐よしひろさんです〜」
甲斐さんの登場だ!!!
うわ〜!!かっこいい・・・。甲斐さんは、とってもきれいな茶髪、すごく自然な髪型。
小さくて四角い色つきの眼鏡をしていて、黒のスリムなパンツ、赤で袖口にピンクのラインが入ったニット。赤ニットの下には白のニット。そして、青の皮のジャケット、黒の靴。
そして、相変わらず、深爪ね〜、甲斐さん。白いところが全くないよ。
顔もつやつやで、お風呂上がりのつるつるって感じ。
まずは、今日のゲストについての話から始まった。
松藤さん、一郎、亀和田さん、カメラマンの宮澤正明さん・・・。いろんな名前が出てきた。
松藤さんと一郎は法事で福岡(別々の法事)なのでダメ。
宮澤さんは、本人の結婚式だそうで、甲斐さんも出席の返事を出したのを忘れていたそうです。
17時30分からの結婚式に行かなくては行けないので、1時間以上のトークはできないとの事。
じゃあ、ゲストはいったい誰?と思っていると、今度は犬のお散歩話に。
パトラッシュ、元気なのね〜。けっこう高齢になってきてるはずだけど。
犬の歩調が合わないのは、人間の歩調が乱れてるからと言う話をしたあと、ようやくゲストの紹介に。
今回の甲斐バンドの新しいアルバムでベースを担当、そして、共同プロデュースをしたと言う、坂井紀雄さん。ホワイトベリー、上原多香子などをやっている人だそうで、甲斐さんとはジョージを通じて知り合い、飲み友達だとか。
ジョージとは、バンドもしていたと言っていた。
”ボーカルプロデュース”と言う分野の第一人者らしい。すごい人なんだ・・・・。
見た目は、ちょっと前の一郎のように、けっこうがっしり型。
ステージパフォーマンスもパワフルみたいで、甲斐バンドツアーでは、「動物らしさを見せます」と言っていた。
そして、もう1人のゲストは、伊丹由宇さん。
名前はよく見かけていたけど、本人を見るのは初めて。
名前のイメージとは・・ちょっと違ったかな。
甲斐さんとは長いつきあいで、いろんな所で甲斐さんの記事も書いてくれている。
1979年のNHKホールあたりからのつきあいとかで、ツアーも一緒に回ったりしていたそうです。
ファンクラブの会報にも度々登場しますね。
ビックコミックオリジナルでエッセイを書いていて、今回そのエッセイが1冊の本になったと、本の紹介も。(タイトルは「こだわりの店」)
二人の紹介の後、マスタリングが終わったばかりで、できたてのホヤホヤだと言う、今度の新しいアルバムのジャケットを見せてくれた。
一連の甲斐バンドのマキシシングルジャケットの流れで、架空の都市と言った感じで、景色の中に赤い車が1台・・・あったような・・小さくてよくは見えなかったんだけど。
今までのアルバムにはない、21世紀の甲斐バンドで、ヒップホップ系もあるらしい。
松藤さんの曲が3曲、一郎の曲が1曲入っていて、そして、豪華ゲストがレコーディングに参加しているそうで、ここでは言えないと・・・。
ちょっとヒントは言ったんだけど、後のお楽しみと言う事で。ヒントで想像はついちゃった。
発表されてるレコーディングメンバーも何人かいるけど、これも書かない方がいいかな。
知りたい方は一郎のHPの「PLAY at records」コーナーで見ることができるので、行ってみてください。→http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=ichirokit
伊丹さんは、出来上がったばかりのアルバムをもう貰ったそうで、毎日聴いてるそうで、甲斐バンドの事が好きなんだな〜と伝わってくる言い方でした。
「本当においしいものは、食べた後にすぐにお腹がすく。甲斐バンドもそれと同じで、たっぷり聴いて満足したと思っても、また夜になると聴きたくなる」って伊丹さんが言っていたけど、本当にその通りだなと思った。
伊丹さんの、「甲斐バンドは懐メロにならない」と言う言葉に甲斐さんは「懐メロになったらどんなに楽か、夜もヒッパレ見てるとそう思う」と冗談まじり。
その、甲斐バンドのアルバムの1曲目に入っているという、「目眩のサマーブリーズ」と言う曲を、坂井さんとラジカセ操作に迷いながら聴かせてくれた。(坂井さんとのやりとりが、楽しそう)
アコーディオンの音色がいい!すごくいい曲。
曲の雰囲気は、「甲斐バンドだ!」ってすごく感じた。声も、甲斐バンドの声。
一通り、甲斐バンドの話をした後、伊丹さんの本の話の流れで、食べ物屋さんの話とか、甲斐さんたちがよく行っていた店の話などが続く。
甲斐さんは、オープンキッチンの店が落ち着くそうです。行く店はだいたいそうだとか。
そして、甲斐さん恒例の松藤さん話。
甲斐さんは、松藤さんの話するの好きよね〜。
今回は、「松藤はすごい!」と力説していました。坂井さんもそれに同意してた。
KAIFIVEが福岡市民会館に来たとき、松藤さんのお父さんが松藤さんに「甲斐バンドが来てるよ」って言ったそうで、そしたら松藤さんは「甲斐バンドのはずがない、俺がここにいるのに」って。
「さらっと言うところがすごいんだよな〜」って甲斐さんは言ってました。
そんな甲斐さんも、精神的な部分では松藤さんがいることで助かってるみたいな事を言っていたので、いいつきあいができてるなと思います。それは、とっても嬉しい。
松藤さんとPAのタケさんは、8キロダイエットに成功したそうで(朝はスープ、昼はサラダとパン、夜はフルにとる方法で、甲斐さんも同じ方法らしい)坂井さんも同じ方法でがんばると言っていたので、ツアーで会うのが楽しみ。
「今、何時ですか?」と言う、甲斐さんの視線の後をたどってみると、”PM4:00”と書いた紙を見せているマネージャーの小崎さん。
「ぴったりじゃん、すごい甲斐くん!」と自分で喜んでました。
甲斐さんもすごいけど、小崎さんもすごい。甲斐さんとは息がぴったりで嬉しい。
そして、またラジカセの使い方に悩みながら、助け船の小崎さんをみんなに紹介し、スローな曲をBGMに(これも新しい曲)甲斐さんは会場を後にしました。
アッという間の1時間でした。
とにかく甲斐さんはかっこよくて、あの髪型は最高に似合ってた。
甲斐さんは、相変わらず元気で、坂井さんが困るくらい、毒をいっぱい吐いていました!
最近、さま〜ずの三村が好きと言うだけあって、つっこみ方が三村っぽかったのは気のせいでしょうか(*^o^*)
それで結局、3つの椅子だけど、向かって左に伊丹さん、真ん中に甲斐さん、右に坂井さんと言う並び方で、甲斐さんはキリンのビールを飲んだのでした。
イベント当日よりも、その前の1週間の方が疲れるほど悩んだので(ハガキがハズレた事など)終わった後はもうぐったりで、3日かけてようやく疲れが抜けた感じ。
2曲、アルバムの曲を聴かせてくれたんだけど、早く全曲聴きたいと思った。
アルバムの発売日が、楽しみ!!!
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