甲斐よしひろ新世紀前夜スペシャルギグ
”My name is KAI”アンコール

 2000年12月29日(金)東京厚生年金会館

ライブレポと言うよりも、ただの感想です(*^^*)期待して読まないでネ。
(期待なんかしてないか)セットリストも特に載せていません。

 
 今世紀最後の甲斐さんのライブ。期待が大きい分、がっかりしたらどうしようと言う思いばかりが先にたって、前日は眠れなかったけど、今、思い返しても、本当に最高のライブだった。
 この日の甲斐さんは、すごく楽しそうで、その気持ちが、会場の雰囲気を作ったんだと思う。とても気持ちのいい空間。こんな雰囲気も久しぶりだったな。
”前のように、座ったままなのか、立つタイミングはいつかな・・”なんて心配していたけど、そんな心配は全くいらなくて、いきなり1曲目から全員が立ち上がった。あの瞬間、ゾクっときた。
 オープニングの曲は、前回と同じ「ブライトン・ロック」。気分が高揚してたせいか、あっという間に2曲目の「デッド・ライン」へ。
うわっ!この曲2曲目に持ってくるの!って感じでした。
「一世紀前のセックスシンボル」での、”キャメロン・ディアスと叶姉妹”には驚いたな。
歌う前からそこの部分は誰ににしようかって考えて決めて歌ってるんだと思うけど、よく本番で、ド忘れしないなーと感心してしまう、私も変な奴(^_^;)。
 宮古島へライブリハーサルで行った時に、シークレットライブをしたのに、新聞でもラジオでも宣伝していて、全然シークレットじゃなかったって事、嬉しそうに話してた。
そして、山口百恵とO・Jシンプソンの家を見に行った話は、最高におかしかった。だって、甲斐さんも私たちと同じミーハーじゃない!甲斐バンド時代には考えられなかった行動!そんなお茶目な今の甲斐さんもとっても好き(*^^*)
 「翼あるもの」は、必ずと言ってもいいほど歌われるけど、このHPを作ってから、ますます特別なものになった。弦が切れて歌い直してくれた時は、2回も聴けてラッキーって思っちゃいました。
 一生懸命練習したと言う「かりそめのスウィング」。この曲をやるために、ライブをしているとも言っていた。「昨日鳴る鐘の音」「二色の灯り」「ブルーレター」・・・。胸に響く曲が続く。
 「観覧車」を歌った時は、あのビデオの中の映像の影響で、ちょっと落ち込んでしまったけど(結婚式の映像は一生見たくなかったな)、この曲も弦が切れて、やり直さずに、みんなで歌い続けてつないだ時は、落ち込んだ気持ちも戻ったかな。
 
 あっと言う間にアンコール。
「熱狂(ステージ)」の歌詞で、♪今夜の客は素敵だった♪の所を、♪今夜のショーは・・♪って歌うのはなぜかな。”ショー”と言う言葉の中に、私たち”客”も含まれて、全体が素敵だったって事だと、1人で納得はしているけど。
ずーっとサングラスをして歌っていたけど、「最後の夜汽車」の時だけは外してくれて、その時のキラキラした瞳が忘れられない!!!
後ろの席なので、双眼鏡で見ていたから、絶対甲斐さんと目が合う事なんてないと思っていたのに、しっかりと目が合った!(気がした)も〜う!!倒れそう!何て単純なんでしょう(∩.∩)
最後の曲は「吟遊詩人の唄」。この歌をラストに持ってくるとは思わなかったけど、素敵な選曲だと思った。

 1人きりで、しかもギター1本で、最初から最後までやるはずがないと、最初はそう思っていたけど、甲斐さんはそれをやり遂げた。しかも、素晴らしいステージを。
ギター1本で、こんなにも満足できるなんて、甲斐さんのギターはすごいね。声ももちろんすごいけど。
 去年は、結局2回のステージしか見られなかったけど、とっても充実していた。
もう2度と、ひとりはやらないと言っていたけど、ロッキュメントと同様に、今後も時々でいいから、続けて欲しいな。
あとは、甲斐さんが言っていた、このツアーのライブアルバムの発売が楽しみ。
今回は楽譜付きだと言うから、ちょっとギターでも練習してみようかな・・・・。