甲斐よしひろ2012 愛のろくでなしツアー2

2012年6月2日(土)Zepp DiverCity Tokyo


ギター:土屋公平、佐藤英二
ベース:渡辺等 ドラム:佐藤強一

          演奏曲

 
レッドスター
 
ナイト・スウィート
 浮気なスー
 ムーンライト・プリズナー
 橋の明かり
 カオス
 特効薬
 
ダイナマイトが150屯
 渇いた街
 ビューティフル・エネルギー
 立川ドライブ
 レイン
 メモリーグラス
 きんぽうげ
 
絶対・愛
 風の中の火のように
 漂泊者(アウトロー

 
マッスル

アンコール1
 
441 WEST 53rd ST.
      −エキセントリック・アベニュー−
 HERO(ヒーローになる時、それは今)
 

アンコール
 スマイル
 涙の十番街

 ツアー初日。
今回は、ゴールデンウィークにオープンしたばかりのZepp。
ショッピングモール、レストラン、フードコート、お店は充実しているが、人が多すぎて歩くのも大変。
オープンしたてって言うのも原因だろうけど、あまりにも多すぎて、お店を見てたらライブ前に疲れてしまいそう。
 外にはガンダムも。
全く興味なくても、あんなに大きいと感動します。
歩く所が見たてみたいなぁ。
それは無理なんだろうけど。
夜にはライトアップされ、また違った感じになってました。
 ライブ前にグッズ販売があったので、前回のギリギリ入場の失敗を踏まえ、並んで傘とストラップを購入。 
以前、折りたたみ傘をグッズリクエストした事があって、その甲斐あって(?)今回売ってました。嬉しい♪
開いた内側に甲斐さんのシルエットを期待したけど、そんな願いは叶わず、外袋と持ち手部分だけにしか印刷されてなかった。
傘は普通の黒の無地。薄くて軽いのに開くと
大きいし、折りたたむと円じゃなく楕円になるので持ち運びには便利かな。ちょっと弱そうだけど。

持ち手が回転してかけられるようになってる事に、さっき気づいた(^_^;)
 グッズも買ったし、ガンダムも撮ったし(^_^;)後は開演時間までゆっくり食事。
ちょっとのんびりし過ぎて緊張感なかったけど、それはいつもの事。
30分くらい前に中に入った。

 今回の席は左側で英二さんと強一の前。(ごめんなさい、呼び捨てで)
今回も強一の力強いドラムにくぎ付けになっちゃいそう〜。
新しいせいか、冷房がものすごく効いていて寒いくらい。
ステージ後方にはいつものネットの奥に、電球が均等に並んでいた。
左右の上にもライト、下には銀色のバケツのようなライトが左右に置かれていた。
ものすごいスモークで会場内は真っ白。
開演2時間前のグッズ買った時点で、階段とロビーはすでに真っ白だったなぁ。
♪パワー・トゥー・ザ・ピープルがかかった。いよいよスタート。

 最初に出てきてのはつっちー。メガネかけてた。かっこいいな〜。
みんなスタンバイした後、甲斐さんはいつものようにドラムの後ろから入って中央から登場。(だったと思う)
甲斐さんはグレーのジャケット、ちょっと変わったパンツ。
ネックレスは新しいものかも知れない。(見たことない)
甲斐さんが出てきた瞬間、強一にくぎ付けのはずだった私は、やっぱり甲斐さんにくぎ付け〜♪
 
そして、1曲目が「レッド・スター」だったので、一気にテンション上がる。
そうか、これが来たか〜。セイヤングでかけたのでやるとは思っていたし、多分、多くの人がこの曲と”あの曲”を歌うだろう、歌って欲しいと思っていたはず。
甲斐さん、ご機嫌。客席も大盛り上がり。
 「ナイト・スウィート」。え〜!びっくりの選曲。とは言っても、ホームカミングに入ってる曲だから当然か。
最後、音階が上がる部分、ちょっと甲斐さん音をはずすと、つっちーが「ん?」って感じで甲斐さんを見てた。
「大変な曲。昔、1回だけやった。」と説明。私は、ロッキュメントを思い出していた。
 「浮気なスー」。ほ〜。そうかそうか、これもセイヤングでかけた。
相変わらず甲斐さんはネタバレ多いなぁ。
 「ムーンライト・プリズナー」。来た来た!!大好きです。も〜、最高。
歌詞、めちゃめちゃだったけど関係ない。甲斐さんセクシー!!!
 「橋の明かり」。うわ〜・・・これもロッキュメンとを思い出す。同時にジョージも。
 萩尾望都には「○○○」(作品名。忘れた)、僕にはこの歌。「カオス」。
そう。絶対やると思ってた”あの曲”。じっくりと聞いた。
甲斐さんも、カオスはやりたかったと言っていた。
「本当のミルクとスマイルは死ぬまでごぶさた」。この部分が重くて辛いです。
 「ロックンロールをやるぜ〜、ワイルドだろう〜」。「特効薬」。スギちゃん、好きだね〜。
思わず笑ってしまって聞きのがしたが、♪パンチもプレイボーイのヌードも・・・の「パンチ」部分、違う言葉を言ってたような気がするけど・・違うかな。
今発売されてる雑誌
なのかな・・と思ったけど、大阪行った人から聞いたら、ちゃんとパンチって歌ってたそうなので、私の聞き間違いか、甲斐さんの歌い間違いだったのかな。
 「ダイナマイトが150屯」。イントロ部分のキーボード、最近は英二さんが弾いてたんだけど、甲斐さんのマイクさばきに見とれて英二さんが弾いてたのか見るのを忘れてた。
相変わらず、マイクスタンドを蹴ると、コードがびよ〜んと客席ギリギリまで伸びる。
私は左だったので、そのびよ〜んはかからないが、真ん中の人たち、ビビるよね〜。
そして、ダイナマイトのキーボード部分だったかな?
甲斐さんがキーボードを〜・・・・って、弾いてない〜!弾くまねしてました(^_^;)
弾いてないのに音は聞こえる。」
それがおかしくておかしくて、ツボにはまった。
甲斐さんは「キーボードなんか聞こえないし」って言ってたけど、客席に音は聞こえてたよ。
と言う事は、英二さんも弾いてなかったって事〜?
マイクスタンド蹴る時の渡辺さんのジャンプも今回ありなのか見逃した〜。
17日、しっかり確認しなくちゃ〜。
 「渇いた街」。うぉ〜!今日はジョージの思い出たっぷりの曲が多い〜。
 ベースの渡辺さんだけ残り、ハワイアンスタイルで「ビューティフル・エネルギー」。
途中、「ミッドナイト・プラス・ワン」
になってビューティフル・・・に戻った。
ウクレレで全然違う歌になってた〜。斬新。
何でハワイアンにしたんだろう。
松藤さんの奥さんがハワイアンダンスやってるから?(今もやってるかは不明だけど前にそう言ってたよね)
 「立川ドライブ」。当時は悪魔の事を書きたかったと確か甲斐さんは言っていたので、甲斐さんが大好きな海外ドラマ「スーパーナチュラル」の世界観なのかな〜と思っていたけど、甲斐さんのお母さんが亡くなった時に感じた事を書いたと今回言っていた。
それを知ると「あいつが消えてしまう ここにはもう帰れない」の部分、違う意味に聞こえるなぁ。
つっちーのために書いた曲なので、自分のじゃない気がするが、つっちーに言わせると、甲斐さんの曲だ〜って感じだって。
大森さんが立川に住んでいて、つっちーも立川だよねと言ってた。
歌った後、「土屋公平〜」と紹介すると、つっちーが何か言った。聞こえなかった・・・残念・・・。
 「レイン」。もうこれは定番。
 「メモリーグラス」。おお〜。セイヤングでやるって言ってたしね。でも嬉しい。
曲のそのままの感じでシンプルな演奏。すごくよかった。
 「きんぽうげ」。つっちーのギター、ちょっと控えめ?オリジナルを崩さない感じで優しく。
今回、全体的につっちーのギターはそんな印象。
きんぽうげ、私たちに歌わせ過ぎ!!カラオケ状態だった。
嬉しいけど、出だしから後半ほとんど歌わせて、甲斐さん、声でないのかと心配しちゃうよ。
なんて思いながら、気持ちよく大合唱しましたけどね。
 「絶対・愛」ヘ〜イ!の時の腕、○十肩で痛い(^_^;) 
 「風の中の火のように」。

 「漂泊者(アウトロー)」。最近はずっと♪やりきれないさ〜の部分、オクターブ下げて歌うけど、今回なぜかオリジナルキーで歌おうとがんばってた。ちょっと苦しそうだったけど。
それが・・・喉を痛めた原因だったりして。
ここで気がつく。強一、全く見てなかった〜!
力強く素晴らしい強一のドラムに見とれずに甲斐さんしか見てないなんて珍しい。
それだけ甲斐さんが素敵だったんだけどね。
結局、英二さんに隠れて、シンバルも邪魔して、あんまり強一が見えなかった事にも気付いた(^_^;)
 押尾コータローとのツアーでもやったけど、本当はこんな感じでやりたかった、と「マッスル」。
キャー!!鳥肌立った〜!!!声もアウトローの影響か、どんどんハスキーになっていった。
今回のツアー前、ずっとアルバム「GOLD」を聞いていた。
ムーライトプリズナーとマッスル、この2曲は大好きなので、すごく嬉しかった。
 ここで本編は終わり。

 アンコール1回目。「エキセントリックアベニュー」。
強一を見てなかった前半を後悔し、ちょっと立ち位置をずらして強一がバッチリ見えるようにした。
やっぱり英二さんで隠れてしまうけど、さっきよりは見える。
やっぱりいいなぁ、強一のドラム。
 そして、メンバー紹介。
いつもとは違って、リズムに合わせて歌うように紹介する甲斐さん。
そのリズムが合ってるんだか合ってないんだか(^_^;)
 そのままの流れで「HERO」へ。思わずこぶしをあげるのを忘れる。
HEROもみんなに歌わせましたね〜。HEROだからいつも大合唱だけど、甲斐さん、歌わない部分が多かったので、やっぱりここでも声出すの苦しいの?とちょっと心配に。出てないわけじゃないんだけど。
 
 アンコール2回目。甲斐さん一人で出てきて、目の前には譜面台。
メガネも歌詞見るようのメガネに替えて、聞こえて来たのは弦の音、「スマイル」。
うわ〜、ここにもジョージの面影が〜。
歌い慣れてない歌を歌詞見ながら歌うって結構難しいと思う。
甲斐さんもちょっとつっかえながら歌ってた。
そして・・・声がかすれて・・・出ない様子。顔を見ると苦しそう。
歌もつまる。声が出てない。声が止まる。
見る人によっては泣いてるように見えたかも知れない。
♪濡れてるほほは雨のせいさ・・・。
でも、絶対泣いてない。涙は出てない。泣くはずがない・・・・。
だけど、甲斐さんどうしたの?って思いでいっぱいだった。
 ドキドキしながら、最後の曲。
イントロ部分で、「最後の曲になりました。」イントロが終わり、歌う部分の演奏に入ってるのに「薬師寺ライブやるから〜」と言っちゃったから、演奏はどんどん先に進んじゃって、甲斐さんが止めてやり直した。
涙の十番街」。!!!
だけど、強一は後半出てくるであろう稲妻の音や雨の音のサンプリング待ち。
甲斐さんのカウントでは始まる事はできないはず。
2〜3回甲斐さんのカウントでやり直したけど、最後は強一のカウントで仕切り直し、やっと始まった。
さっきのドキドキが別のドキドキに変わったけど、甲斐さんのご機嫌はななめになる事はなく、むしろ笑顔で楽しそうだった。ほっ。(何を心配してるんでしょう)
キーボードレスと言いながら、結局サンプリング使ってるんだから、前野さんでやればいいのにね。
そしたらこんな事にはならないのに。

 MCをまとめると・・・
●先日出た、レッドカーペットの話。トイレで手を洗っていたら、スギちゃんが本番直前なのに「大」の方に裸足で入って行った。
●会場からのかけ声に(「おうっ」とかだったかな。和風なかけ声だった)甲斐さんが「スカイツリーのあたりで育ったのか」と言うと、つっちーが「下町〜」と即反応。甲斐さん、すごく喜んでた。
●前回のツアーのミックスをしていたら、MCが多すぎるから、今回は少なくしようと思っている。
会場から笑いが。でも、ちょっと少なかったような気はする。

 やっぱり少なかったかな。これくらいしか思い出せない。
最近、初日でのミスには怖い反応の甲斐さんだったけど、最初から最後まで和やかな雰囲気で、客席いじりもしていた。
お酒はやっぱり飲んでたみたいだけど、穏やかで優しい顔はしていた。
今回も「素晴らしい」と客席を褒めてくれた。
最後、一度下がろうとしたのにまた戻ってみんなに挨拶。
そして袖へ戻る時、Tシャツの裾をつかんでべろ〜んとなめた。
汗を拭いたのかもしれないけど、Tシャツをなめたように見えた。

 感動あり笑いあり、突っ込みどころ満載のライブって言うのも変だけど、楽しいライブでした。
私の前の席に某著名人がいてびっくりした。
まわりは誰も気づいてなかったようだ。
最後まで軽くダンスして聞いていたので、ああ、この人は、関係者席じゃつまらないんだな、前の席だったので、ファンクラブに入っていてチケットを取ったんだなと思った。
甲斐さんはもちろんすぐに気付いた。見つけた瞬間「あ!」って顔したから。
それ以降、甲斐さんはきっと気になるんでしょうね、その人の前にばかり行ってた。
だから私はその人越しの甲斐さんをずっと楽しめたわけで・・・。
甲斐さん、その人の事、いつか話してくれるかな。
本人はきっと甲斐さんには言わずに来て黙って帰ったんだと思うから、甲斐さんも言わないかな。

 井出情児さんもいつものように写真を撮ってました。
ずっと撮ってたわけではなかったけど。
最後、もうステージは終わってるのに、中腰になって、「すみません、すみません」って感じで帰って行きました。
前で撮ってごめんなさいって感じでいつも申し訳なさそうにするけど、いい写真を撮って欲しいから、みんな邪魔だなんて思ってませんよって伝えたい(*^_^*)

 2日後のセイヤング、甲斐さんの声はびっくりするほどハスキーに。
ガラガラと言うより、力を入れないと声が出ないって感じ。
リハを本番より長い2時間半もやったからと言っていた。
それで「スマイル」カスカスになっちゃったのかな。
ハスキーな甲斐さんの声は大好きだけど、苦しそうな顔は見たくないので、次回に期待。
お酒、飲まなければいいのにな・・・・。

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