KAI 35th Anniversary
KAI BAND NEVER END TOUR

2010年1月17日(日) 静岡市民文化会館 中ホール


ギター:田中一郎、佐藤英二 ドラム:松藤英男、JAH-RAH ベース:坂井紀雄 
キーボード:前野知常 パーカッション:マック清水


演奏曲

ブライトン・ロック
ダイナマイトが150屯
フェアリー(完全犯罪)
エメラルドの爪先
朝まで待てない
ナイト・ウエイブ
BLUE LETTER
嵐の明日
昨日のように
陽の訪れのように〜
〜メガロポリス・ノクターン
安奈
目線を上げて
氷のくちびる
ポップコーンをほおばって
翼あるもの
漂泊者(アウトロー)
この夜にさよなら
風の中の火のように

アンコール1
電光石火BABY
マドモアゼル・ブルース
冷血(コールド・ブラッド)

アンコール2
破れたハートを売り物に
HERO(ヒーローになる時、それは今)
熱狂(ステージ)

 初静岡〜♪わ〜い!
静岡駅から徒歩で行ける、毎月行くには1月は静岡が最適って事で決定した静岡ライブ。
盛り上がるのかなぁ、といらぬ心配をしながら静岡へ。
東海道線で友達とおしゃべりしながらのんびりと向かった。
日中はとっても天気がよくてポカポカしていたが、ライブが近づいてくるとやっぱり冷える。
暖かいので薄着で行ったのが間違いだった〜。
ライブが始まるまでの間、震えてました(T_T)
席に着くと、思ってたよりも真ん中だ〜。
ステージがとっても低いんだけど、客席の傾斜が大きいので、前列も後列も全体が見やすい感じ。
10分前くらいに客席に着いたんだけど、シ〜ン・・・静まり返ってる。
みなさん、おとなしいのかな・・・どうしよう、こんなに近くて狭くて、ステージ上のみなさんの声がマイクなしでも聞こえそうな会場で盛り上がらなかったら・・・。
そんな不安をかかえながら、気が付くと開演時間は過ぎている。
もう始まってもいい時間。
そんな時、会場内に響き渡る音楽が途切れると・・・「カイー」。
さっきまでの静寂がうそのよう!
急にスイッチが入ったみたいにカイコールが始まった。
♪ハッピーバースデートゥーユー・・・。
この声が聞こえてくるとカイコールが止まり、ナット・キング・コールの声が聞こえてくると曲に合わせて手拍子。
うぉ〜、いい感じ。
ステージ中央の文字が会場へ移動してる時、ふとステージを見ると、甲斐さんのマイクスタンドには「T」の文字、そして甲斐さんが立つ所には「K」の文字!!!
ステージが低いから見れたあの文字。ちょっと嬉しい(#^.^#)
メンバーが登場すると一気に盛り上がる。
「カイー」。最近、叫ぶのは男性が多いですね。
私も最近は叫ばなくなったし・・・。
若い頃みたいに黄色い声が出るなら、是非叫びたいが・・・。
 1曲目ブライトン・ロック」のイントロが聞こえると「男のウォーッ」。すごい!
甲斐さんが登場するとその声もさらに大きくなる。
キャー〜、甲斐さん、自然な髪型で素敵〜♪ちょっと伸びたね。
松藤さんも伸びたな〜。
ステージが低いからか、前野さんのキーボードの手元も見える。
英二さんと一郎のギターの音がバランスよく聞こえる。
やっぱり真ん中っていいと「ダイナマイトが150屯」を聞いてもそう思った。
順調に
フェアリー(完全犯罪)」。
エメラルドの爪先」。うわ〜!二人が近いよ〜!
さっきまでドラム叩いてた松藤さん、汗だくだ〜!甲斐さん、汗ひとつかいてなくて涼しい顔。
そう言えば、さっきまで寒かった私、ちょうどいい感じになってた。
朝まで待てない」。「ナイト・ウエイブ」。盛り上がりは絶好調〜。
BLUE LETTER」。甲斐さんが途中で吹くハーモニカ。左側に黄色の蛍光テープが貼られていた。
そんな所まで見えてしまう。
嵐の明日」。英二さんと一郎のギター、気持ちいい〜。
一郎は間奏後やエンディング時、甲斐さんをチラっと見ながらギターを弾く。
そのチラッの目線の先には私(#^.^#)
いつも一郎に見つめられてるような感じで嬉しかった〜。
昨日のように」。ここまで来ると会場も落ち着いたようで、曲間は結構シーーンとしてた。
ここでMC。
「前回のツアーはギターを弾くチャンスがなくて、お願いして1曲やっていいですか・・・」とここまで甲斐さんが話した所で会場から拍手が。
すると甲斐さん、違う、みんなに聞いてるんじゃなくて、メンバーにお願いしたんだと勘違いした客席を一喝(^-^;
おかしかった〜。なんでみんなに許しを貰わなくちゃいけないんだよって事ですよね。そりゃそうだ。
それで、メンバーから「いいよ」と言われて、次の曲を弾くことになったと説明。
35周年記念ツアーを1人でやろうかと思ったことも・・・・ここでも会場から期待の大拍手。
すると「指にマメできるし、2ヶ月くらいかかるんだよ」と甲斐さん。
そんなギター話で思い出したのが「かりそめのスウィング」のレコーディング話で・・・またネットに書くなと言われたので詳しくは書きませんが、長岡さんが弾いてないって話です。(あ、書いちゃった)。
詳しく書かれたくないせいか、松藤さんが何か言いかけた所で甲斐さんはアコギを弾き、曲に入ってしまった〜。
松藤さんのえへって感じの顔、たまりませ〜ん。
陽の訪れのように」〜「メガロポリス・ノクターン」。
ストリートライブの話し。
「行ったよ〜」なんて声が聞こえてくるかと思ったら、聞こえて来ない。
静岡から行った人はやっぱりいないのか〜。
年末出たテレビの話をして、今度のミュージックフェアーはすごいのが見れるから見てと言ってた。
こうせつさんの話をした時(ちょっと内容は忘れた)一郎が横で大爆笑してました。
このままさっきの事には触れずに行くのかと思ったら、ちゃんと触れました。
甲斐さん「松藤さんが喋ってたけど、もう止められなかった」。
松藤さん「「バッドフィンガーが」。
甲斐さん「うるさい」。
(私「最高〜!」心の中)
MC中、甲斐さんはずっとサングラスしてるんだけど、ずーーーっと私の方を見て話していた!
何か、二人で会話してるみたいで・・・・。(怖〜っ!ここまで書いてて自分が怖くなった。ストーカーか!)
まあ、そんな気分でドキドキしながら聞いてました。
次は安奈なので座れと言う。群馬は座らなかったのに。
戸惑う静岡のみなさん。
「座りましたか?」の甲斐さんの問いかけに「は〜い」とどこからか返事が聞こえてくる。
その返事が気に入らない甲斐さん。
「殺す!」
そ・そんな〜!
問いかけたら答える人がいるのは当然じゃないの〜。
「座りたくない人は座らなくていい、返事しなくていい」。
そっか〜。
文字にするとキツイ言葉に見えるけど、甲斐さんは笑いながら言ってましたのでご安心を。
「歌ってね」と言って「安奈」。
そのまま「目線を上げて」。
群馬ではそのまま座ってたので私はそのまま座ってたけど、やっぱり座ってるのはおかしい。
甲斐さんは安奈は座って聞いてねって言ってたけど、目線を上げてまで座ってろとは言ってないし。
座った状態でものすごくイライラした。次からは立とう。
イライラしながらも、一郎のギターに目が行く。
あれ?335?この曲で335弾いてたっけ?
だとしたら全然気付かなかった。
でも、何かちょっとピカピカして色も違うような・・・。
ステージもライトで星空と街が作られているし・・・そう思ったらちょっと涙が出てきた。
(家に帰って一郎のブログを読んだら、あれは335ではなく330だったと判明。ニューギターでした。)
氷のくちびる」。松藤さんのドラムが炸裂。かっこいいな〜。
間奏の甲斐さんと一郎がギターを弾くシーン、間に松藤さん。私の視界に3人がしっかり入る。
マックのパーカションの後、一郎の1.2.1234・・・のカウントが響く。
ポップコーンをほおばって」。甲斐さんも前でギター弾くし、一郎もグルグルやるし、もう見るのが大変。
翼あるもの」。いつものようにドラムセットに上がり、マイクに駆け寄り歌う所、うぎゃ〜〜!!ってなるほど大興奮!!!(たぶん自分が思ってるほどキャーとは叫んでないと思うが)
時々ここで若い頃を思いだしちゃうんだよね〜。
最後のいつものポーズ。
両手を上に突き出し、そして下へ・・・その時、甲斐さんの指は床にチョン・チョンと2回屈伸!
まあ普通はできるんでしょうけど、私は体が硬く全くつかないので(ひざ下半分くらいまで。ひどいよねぇ・・・)すご〜いって思わず言っちゃった(^-^;
漂泊者(アウトロー)」。今日の爆発はどこでしゃがむかな?
やった〜!真ん中だ〜!!!!
ステージ低いので顔が近いのよ〜、甲斐さ〜ん!!
汗かいてたら飛んでくるんじゃないかってくらいの距離。(寒いので相変わらず甲斐さんは汗かいてない)
会場も大盛り上がりです!

「ずっと貫いてきたものは何か、このナンバーにこめて」と言って歌ったのがこの夜にさよなら」。
毎回この曲では新たな発見、勘違いの訂正で泣いてる私です。
刺さる歌詞が毎回違う。
今日は、泣きながら漂っていた夜にさよならするって所。あんたの愛を身にまとって、ね。
私はずっと、あんたの愛を身にまとってこの世にさよならするって思ってたんだから、大違い。
さっき、ブルーレターで使ったハーモニカには黄色い蛍光テープ、この夜にさよならではオレンジの蛍光テープ。(もしかしたら色は逆かも知れないが、蛍光テープは見えた)
最後は「風の中の火のように」。

「カイー!!」すごい声援。本当、すごい。
ジョニー・デップが来日した時には、あんなに叫んだ私なのに、手拍子しか出来ない私(^-^;
今回のツアーの中で、一番アンコールの声が大きかったと思う。
それくらいみんな途中で息切れせずカイコールを続けていた。

アンコール1
メンバー登場。「電光石火BABY」。のイントロが聞こえてるのに、「カーイ、カーイ」とコールは止まない。
珍しいよね、演奏始まってるのに〜、いいのかな。いいのか。盛り上がってるんだから。
マドモアゼル・ブルース」。やっぱりかっこいいな〜、この曲は。
冷血(コールド・ブラッド)」。

アンコール2
破れたハートを売り物に」。甲斐さんのマイクスタンドはやっぱり1歩前。
イントロで喋るし歌いながら動く。新しい破れたハート。
最後、前野さんの真似してエンディングの締め、こぶし上げてみました(#^.^#)
甲斐さんが着てたのはブルーのTシャツで、なぜか「ストレートライフ」のジャケットがプリントされてる。
襟元はいつものようにハサミで切り込み入れてました。
座間だったか厚生年金だったか忘れたけど、そこでも着ていて、プリントが光って全然見えず、後でストレートライフだと友達から聞いて知った。
その後、宇都宮で松藤さんが着ていたと聞いて、早く私も見たい〜!って思ってたので嬉しかった。
しかしなぜ今、ストレートライフ?
まさかグッズとして売ってるの?
Tシャツ買うつもりが全くないのでグッズ売り場のTシャツははっきり見た事がないんだけど、松藤さんがキラキラ付けてるあのTシャツは売ってるのを見た記憶がある。
あのTシャツ、売ってたらちょっと欲しいな(#^.^#)
HERO」。♪今夜
お前はヒロイン・・・で甲斐さんは視線をくれなかったけれど、さっきからずっと手が届きそうな距離で歌ってくれてるので幸せ〜。
熱狂(ステージ)」。この曲で、松藤さんがギターを置いてドラムに座り、全身の力を込めて叩くドラムが好き。
毎回、このラストナンバーは松藤さんばかり見ている。
油断してると甲斐さんの酔っぱらい具合(酒と歌に)はピークになり、マイク落としそうになったりするから甲斐さんもしっかり横目で見ながら。
今日の甲斐さんも頬がピンクで目はトロンでした。

酔っ払ってる(たぶんね)甲斐さんも、歌い終わると目はシャキっとなって、私たちに丁寧に挨拶してくれるし、今回のツアーは毎回毎回ステージ上では今日が最後?って思うくらいに、みんな丁寧に握手したり抱き合ったりして、今日も無事終わったねとお互い喜んでるみたい。
それを見て最後にまた大きな感動を貰ってます。本当に素晴らしい。

今回はラストの最後の演出もしっかりと落ち着いてちゃんと見届けてきました。
残り4本の東京も最初から最後まで隅々まで見のがさないようにしなくては。

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