KAI 35th Anniversary
KAI BAND NEVER END TOUR

2009年11月3日(火・祝 ) ハーモニーホール座間


ギター:田中一郎、佐藤英二 ドラム:松藤英男、JAH-RAH ベース:坂井紀雄 
キーボード:前野知常 パーカッション:マック清水 


演奏曲

ブライトン・ロック
ダイナマイトが150屯
フェアリー(完全犯罪)
エメラルドの爪先
朝まで待てない
ナイト・ウエイブ
BLUE LETTER
嵐の明日
昨日のように
陽の訪れのように〜
〜メガロポリス・ノクターン
安奈
目線を上げて
氷のくちびる
ポップコーンをほおばって
翼あるもの
漂泊者(アウトロー)
この夜にさよなら
風の中の火のように

アンコール1
電光石火BABY
マドモアゼル・ブルース
冷血(コールド・ブラッド)

アンコール2
破れたハートを売り物に
HERO(ヒーローになる時、それは今)
熱狂(ステージ)

 大阪から始まったツアー。新潟に続き3回目で関東初日。
そして、私にとってツアー初日。
恒例、ツアーグッズを一番に買う為に早々並び、しっかり買いました。
ついつい買い過ぎてしまった。
カイサーフにグッズがまだ載っていないので、全部ではないけど私が買ったものを載せます。
値段は忘れてしまいましたが、全部で11500円でした。(クリックで拡大します。)


 CD購入者に先着30名にサインが付いていた。
CDサイズの色紙でかわいかったけど買わなかった。
本当に小さくてかわいかったので、やっぱり買えばよかったかな。
一番気になっていたUSBメモリをさっそく開けて見る。
どこがUSBなの?いろいろ悩んでやっと見つけた。
わかりにくいな〜。説明書きもないし。
後から来た友達も、USBが入ってなかったから不良品だと言っていたので、取り出し方教えてあげました。
これから買うって人に参考まで。
スポっと抜きたくなる所ですが違いますよ。
上の方、クルクルっとネジって開けるんですからね〜。
 友達と喋っていたら開演時間になってしまい、あわてて自分の座席へ。
今回の私の席は英二さん側。
前回のツアーの時のように、ステージには文字が浮かび上がっており、前回は[Kai Band
]だったのが、KAI 35th Anniversaryになっていました。
映画「フォー・ルームス」のサントラが流れていたのは覚えているが、他にどんな曲が流れていたか、じっくり座って聞いてなかったので、次回はちゃんと聞いてみようと思う。
 ♪ハッピー バースデー トゥー ユー
マリリン・モンローがケネディ大統領に歌ったあの有名な歌が流れてきた。
誕生日?甲斐バンドの35年目の誕生日?そう言う意味?
と考えていると、いつものあのナット・キング・コールの曲が流れてきた!

 ステージ上、いつものように甲斐さんスポット担当の照明さんが両サイドでスタンバイしてる。
ハイテクなこの時代にいつもご苦労さまです。人が動かしてるのってやっぱり味があっていい。
KAI 35th Anniversaryの文字が、ステージから客席へ流れる。
前回のツアーも後半このパターンになりました。
坂井さんや一郎、他メンバーが入ってくると会場はもちろん総立ち。
あ・・・目の前の男性、大きい・・・。視界を遮る(T_T)ジャラだけ見えなくなる。
一郎は紫色のフリフリのシャツ。王子だね、いつものように。
松藤さん、いきなりドラムへ!おー1曲目から〜。テンション上がる!
イントロが聞こえて来た。「ブライトン・ロック」。
残念ながらファンクラブ会報での甲斐さんのインタビューで1曲目をネタバレしていたので、おお、やっぱりねって感じ。
それでも一郎のギターの音にドキドキして、当たり前だけど「ブライトン・ロックだーーー!」と鳥肌が立った。
前野さんの髪の毛、半分短い。
甲斐さんの衣装、ap bankで着た衣装を着てくれるかとちょっと期待してたんだけど、普通の黒っぽい衣装。
写真で見た紫色の衣装、見たかったんだけど残念。
ダイナマイトが150屯」。おーー、久しぶりに聞くよね〜。マイクスタンド回す姿、前の男性が動いて見えなかったが、うおーって会場がざわついたので回してたのね、きっと。
フェアリー(完全犯罪)」。何だろ、この落ち着いたスムースな進行は。3日目にして安心感。
・・って事件を期待してるわけではないけど。
新しいアルバムから「エメラルドの爪先」。アルバムもいいけどやっぱりライブで聞くと良さは倍増。
しっかり歌詞を覚えたつもりだけど途中、わからなくなった。甲斐さん、しっかり覚えてるね。
ここで松藤さんはドラムを降りたのかな・・・。次の曲かも知れない。次はしっかり覚えてきます。
朝まで待てない」。パーカッションがいい!この曲もライブでやるといいね。
ナイト・ウエイブ」。目の前の背の高い男性だけ、ちょっと不満だが、順調、順調〜。
間奏では松藤さんがいつものようにソロパートの指差しをしていたので、松藤さんはここではドラムを降りてたのは確実。
そう言えば、英二さんがキーボードを弾いてたのはどの曲だったかなぁ。
次の「BLUE LETTER」だったかな。その次の「嵐の明日」だったかな。
あ、違う。嵐の明日では英二さん、ギター弾いてた。
PYGの花・太陽・雨みたいなフレーズ、弾いてて
ジーンとしてたんだ。
「嵐の明日」の一郎と英二さんのギター、とっても素敵でした。
甲斐バンドでKAIFIVEを演奏してるんだと思いながら聞いたら、ちょっとぐっと来た。
「12月に甲斐バンドのバラードが出るので、そのためにレコーディングをし直した曲を。」
と言って歌ったのが「昨日のように」。
思わず「ワー!」と声を上げてしまった。想像もしてなかったこの曲。
若い時に書いた曲で、今じゃ絶対書けないと言っていた。
陽の訪れのように」。ぐっさんと武道館で30周年に歌ったよね。
メドレーのようにすぐ別のイントロが聞こえて来た。何だ?このイントロ。
甲斐さんはドラムの方に行っていてマイクには戻らない。
その時、ギターを持った松藤さんが中央に。
メガロポリス・ノクターン」だった!へぇ〜!こんな流れも新鮮。
だけど最初、甲斐さんが間に合わなくて松藤さんが歌ってあげたのかと思った。
1番も終わらないうちに途中からすぐ甲斐さんに交代したから。
全部松藤さんに歌わせてあげればいいのに〜とちょっと思った(#^.^#)
いい歌だ〜!と思いながら聞いてると、ちょっと甲斐さんの歌詞が怪しい。
それでも結構がんばって最後の方まで歌ってたんだけどとうとう演奏と歌が合わなくなり・・・・。
松藤さんもコーラスを歌わなくなり、一郎もソワソワし出し、ついにストップ!!
「すいません、もう1回」と甲斐さんが言うと、会場からは大歓声と拍手!喜んでる〜!私ももちろん。
アクシデントは刺激があって盛り上がる。
仕切りなおしてやり直す。が!甲斐さんまた入れない!どうした〜!!
再び会場は盛り上がる。
3度目の正直、今度はちゃんと歌いだし、最後までしっかり歌えた。
松藤さんに「歌い足りなかったんじゃないか」と言われる。
そうだよ!途中から歌うからだよ〜。せめて2番からとかにすればよかったのに。
松藤さんが最初を歌うのは座間が初めてだと言っていた。
甲斐さんは、すごく好きな曲だけど、曲は松藤さん、詞は松山猛さんだから、とちょっと言い訳。
さらに「
ビューティフル・エネルギーだとどうでもいいんだけど」と言うと、松藤さんは「どうでもいいって言うな!」(#^.^#)
「甲斐さんは最初から歌わないと整理がつかない」とネットに書けと言っていたのでしっかり書きましたよ(^o^)/
松藤さんはドラムセットに座り、後ろから甲斐さんに話しかけてる。
スポットが当たってる松藤さんを知らずに、甲斐さんは「そんな暗闇で喋るな」と振り返らずに言うと、「明るいんだよ」と松藤さん。このやり取り、面白かった。
この季節がやってきたと「安奈」。季節関係なくいつも歌ってるけど・・・ね。
目線を上げて」。大好きです、この曲。途中のコーラス、一郎の声がとっても気持ちよく響いた。
アルバムでも歌えばよかったのに。最後のコーラスも気持ちいいです。
そんな私の気持ちとうらはらに、甲斐さんの機嫌がこのあたりからちょっとおかしくなってきた。
マイクスタンドを2度も投げ捨てた。何があったんだろう。
氷のくちびる」では、間奏の松藤さんのドラムあたりで甲斐さんが両手をふり、演奏を止めようとしている(ように見えた)が、演奏は止まらない。
甲斐さんと一郎が正面に出てライトを浴びてギターを弾き、松藤さんのリコーダーへと進んで行き、最後まで歌った。
さっきのは何だったんだ?ますます疑問が深くなり、ちょっと心配になる。
マックの軽快なパーカッション。
ポップコーンをほおばって」翼あるもの」「漂泊者(アウトロー)」。
やっぱり甲斐さんはおかしい。マイクスタンドを持ち上げて床に叩きつけたり、蹴ったり倒したり・・・・。
だけど、ライブは続く。
前野さんのキーボードから静かな音が流れてきた。
ちょっとLADYに似てるが違う。
武道館で目線を上げろと言って、そこからアルバムになった。
自分の為にやるのがアマチュアで、人の為にやるのがプロ。
そんな話をしていた。
「この歌をみんなに捧げます」。
と言って、そのままLADYへと行くのかと思っていたら、聞こえて来たイントロは・・・。
この夜にさよなら」。
えーーーーー!詩の内容を考えると、この歌を捧げられても〜!と思ったけど、でも大好きな歌なので嬉しかった。
風の中の火のように」。再び、甲斐バンドでKAIFIVE。
(でも考えてみたら、英二さんと一郎とマック以外はいつも演奏してるメンバーだ)
ここまで一気に駆け抜けた感じ。あっと言う間。

アンコール1回目。
一郎が走ってステージへ〜♪こんな姿を見るとこっちまで楽しくなってくる。
電光石火BABY」。電光石火にパーカッション。これはとってもよかった。(後はカラオケみたいだったけど)
マドモアゼル・ブルース」。これ持ってきたかー。
おととしの、20STORIESツアーで聞いたばかりだから驚きはないが、一郎と英二さんが弾くギターもいい。
冷血(コールド・ブラッド)」。去年のツアーでやらなかった時には「ないの?」と思ったのに、歌うと、ああ、これか〜と思ってしまうのは、アンコールでの意外な曲を期待してるからだろうな。

アンコール2回目。
マイクスタンドが4本。そう、あの曲「破れたハートを売り物に」。
4人が横1列に並んでくれるのでそれだけでも嬉しいです。
みんなで大声で歌えるのも楽しいし。
でも今回、とっても意外な行動に甲斐さんは出たのだ!
なんと、マイクを持って右に左にと動き出した!!!
うそ〜!!この曲で動くなんてあり得ない!!
甲斐さんはまるで真ん中では歌いたくない(^-^;と言わんばかりに動きまわり、歌えと催促。
本当にびっくりした。この行動は、さっきまでの機嫌の悪さも影響してるのか。
そう言えば、今日の甲斐さんは左側にいる私の方へよく来てくれた。
それはたぶん・・・・私の勝手な想像だけど、真ん中があまり・・・ノってなかったんじゃないかと・・・。
真ん中にいた人に、そんな事はない!と言われますね。ごめんなさい。
甲斐さんは「みんなでヒーローズを」と笑いながら言い、「HERO」。
そして最後は「熱狂(ステージ)」。
この曲は、たぶんみんなやるだろうと思っていたでしょうね。
「MY NAME IS KAIツアー」の時に歌った時、「♪今夜のショーは素敵だった」と客をショーに変えて歌ったのが悲しかったけど、今回はちゃんと「客」って歌ってくれたのが嬉しかった。
客出しで流れるステージもいいけど、最後に生で歌ってくれるのが一番いいね。
みんな1列に並んで丁寧に最後の挨拶。ありがとう〜。
松藤さんたちは会場にしっかり手を振り
去って行った。

 シューマイ弁当が好きだと言っていた。神奈川の人は誇っていいよって。
2年くらい前に、最終の新幹線でそれしかなく仕方なく食べたらおいしかったって。
だけど、おいしいのはご飯らしい。
私は崎陽軒のシューマイはちょっと苦手なので近くに売っていながら全然食べない。
ご飯がおいしいなら今度食べてみようかな・・・。
 メンバー紹介の時、「このポジションで紹介できるのが嬉しい、ドラムス松藤英男」と紹介していた。
今回、こんなにドラムを叩いてくれるなんて思ってもいなかったので、本当に嬉しい。
 最後に甲斐さんは、甲斐さんの35周年だけど、松藤さんも一郎も35周年。
そして、ファンのみんなの35周年でもあるから・・と言ったけど、ファンはそれぞれだからね(^-^;
私は○○周年!って心の中で突っ込んでた人、たくさんいると思います。(私は32周年〜♪)

 ネタバレを我慢し、ネットでもあまり情報入れないように努力した。
「今回はあまりネタバレしないようにしてる」とサンスト21で甲斐さんは言ってはいたが、、それでもしっかりラジオやファンクラブ会報でネタバレしていたから!
オープニング曲、ネタバレしちゃダメでしょ〜!
それに、電光石火BABYや嵐の明日はセイヤングでとっても早い時期にかけちゃったし。
もう少し、新しいアルバムの曲をやって欲しかったな。
特にTOKIOに書いた曲。(TOKIOのライブでラン・フリーがあまりによかったので)
でも、久しぶりの曲あり、甲斐バンドでの演奏が初めての曲ありで楽しめました。