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甲斐バンド BEATNIK TOUR 08−09 |
ギター:田中一郎、佐藤英二 ドラム:松藤英男、JAH-RAH ベース:坂井紀雄 キーボード:前野知常 パーカッション:マック清水 |
演奏曲 |
場所は立川からバスで約30分。 とんでもない場所だと聞いていたので帰りがちょっと不安だった為、事前にさくらホールに電話して聞いたら、「バスに確実に乗れるとは言い切れませんが、ほとんどが自家用車ですし、タクシー会社3社に大きなイベントがあるからと通達してあるので大丈夫ですよ」との返事。 ほとんどが自家用車〜?そんなのわかるの? セイヤングで会館にチケットを買いに行った人のメールで「ほとんどの歌手が花道を降りて握手してくれるから、甲斐バンドもそうしてくれるからこの辺がいいですよ」と言われたと言うのがあったけど、もしかしたらこの自信たっぷりに断言した人、同じ人だったりして。 そして当日、家から立川はそんなに遠くないし、立川から出ている会館行きのバスの本数も普通にあり、駅から30分もかからず会館前に到着した。 そしてありました!会館の裏と表に広い駐車場!
この空き地、いっぱいになるのかなと思っていたら、みるみるうちにいっぱいに! |
ステージ左側には撮影のカメラ、私には見えなかったがステージ前方右下にもいたらしい。 カーテンが真ん中から開いた! 25時はフェードアウト。アコギを持った甲斐さん。 高崎ではみんなが即立ち上がったが、前方のみ立ち、後ろはチラホラ・・・。 みんな、アコースティックだからと座って聞く体勢だったのかも知れない。 1曲目は「テレフォン・ノイローゼ」。始まると後ろも当然立ち上がる。 だけど、大合唱の始まり。え?ここは東京よね?意外に盛り上がってるぞ〜。 そして、甲斐さんの後ろのセット!ドラムが2個ある〜!! これはやっぱり本格的にアコースティックじゃな〜い。(そんなのわかってるけど) ちょっと大分バージョンに戻る事を願ってたんだけどな。 テレフォン・ノイローゼを歌い終わる頃、メンバーがスタンバイ。 ジャラ、また赤い帽子。松藤さん、いつもと同じ。 甲斐さんも赤パンツで白シャツ黒ネクタイ、黒ジャケット、赤いキラキラ入り細いマフラーでいつもの感じ。 一郎は赤のチェックジャケットだったかな?白っぽいマフラー巻いてた。 後半ジャケット脱いで黒のシャツになり、今回何度か見かけた右のおしりの下にドクロマークがついてる黒パンツ。マックは、髪切った? 「アコースティックはここまで。」と甲斐さん。 みんな「えーーーーーー!!!」でも嬉しそうな声。(だけじゃないよね、がっかりって人もいたはず) 右上のライトが走ってエンジン音、「胸いっぱいの愛」。 天井が高いせいか、音がまわる。茅ヶ崎の時のような音割れは感じなかったが、音は悪かった。 「感触(タッチ)」。 「ガラスの動物園のテーマ」やっぱりちっちゃい摩天楼。 「らせん階段」の後、 「サンキュー、甲斐バンドです。」 「ナイト・ウエイブ」。間奏での松藤さんの指さし、前野さんも追加です〜♪ 「シーズン」。 「ビューティフル・エネルギー」。高崎で甲斐さんが歌詞を間違った時に松藤さんと坂井さんが顔を見合わせてすごく笑っていたので、今回はその部分を注意して聞いていたら、1番は甲斐さんがいない為、坂井さんがハモっていた。2番は甲斐さんが歌うので松藤さんと坂井さんの2人がハモりを入れていた。 3番は坂井さんのハモりはなし。そうか〜、だから2番だけ笑ってたんだ。(どーでもいいですね(^-^;) 「カーテン」。松藤さんのドラム、復活です! たった1回、高崎でドラムを離れただけで(安奈1曲叩いたが)こんなにも松藤さんのドラムの存在が大きい事に気付かされた。 ジャラだってがんばってるし、前よりはすごく上手くなってるけど、松藤さんのドラムの力強さ、そしてあの叩き方、違うんだよね〜。 やっぱりドラムの松藤さん、素敵です。 甲斐バンドとして確立したナンバー、「裏切りの街角」を・・と言うと、会場から「キャー」の声。 久しぶりのファンが多い証拠です。やっぱりヒット曲は嬉しいんだよね。 一度バンドメンバーは下がり、ステージ上は甲斐バンドの3人に。 「かりそめのスウィング」。一郎のアコギ、やっぱりいい!! 以下MC。 会場に来る途中、世田谷の淡島通りでつっちーの車を見つけたんだそうです! すごいよね〜、走ってる車見つけるのってよっぽど目立つ車じゃないと難しいのに。 しかも見つけて車を停めさせて話しもしたって言うからすごい。 偶然にもつっちーのソロアルバムに「立川ドライブ」と言う曲を提供したばかりで、「どこに行くの?」と聞かれ、「立川」って。 立川ドライブ、立川ドライブ、立川ライブ・・・・・・。(こんなおやじギャクは出ませんでした。) この曲、最後に悪霊に首を絞められる歌で不気味だって言ってた。すごく聞きたい! 何で立川ドライブなのか。 スライダースが立川近辺で育ったと言う事と、大森信和がいたって事で、と言ってた。 ますます聞きたい。 今日のライブについて。やる前はアコースティックのつもりでいた。 大分でやった時、1曲目が「地下室のメロディー」で、横1列に5人並んでイーグルスみたいで、豪華な照明なのに♪デンデレデンデンデン〜(まるで民謡のように歌った甲斐さん!)って、まるで温泉センターみたいだったと。 甲斐さんたちは、やってみて面白くなかったんだって。 みんなも無理してて(アコギは指に負担かかるから)体に悪いからもうやめようって事になったそうです。 それで、高崎から本編よりに戻した。 その代わり、大分ではやってない曲をやってる。 なんでここまで詳しく説明するかと言うと、最近はネットの書き込みがあるから。 「オレだって大変なんだから〜」って言ってましたよ。 こんな事書くと、プロらしくないとか言う人もいるんだろうな〜。 甲斐さんたち、素直でいいじゃんって私は純粋に思いました。 アコギだと言って通常ライブを見せられたんじゃ詐欺だって言う人がいるのもわかるけど、本人たちがやりたくないものを形だけで見せられたってつまんないもんね。 九州少年について。大阪と名古屋でサイン会がある。 「作家のサイン会は握手会。1人2冊買ったら握手は2回だし」って言ってたけど、1人1冊限定じゃないの? 本の帯の話し。書いてるのは直木賞作家と直木賞作家を父に持つ人、女なのに手塚賞を貰った萩尾望都。 萩尾さんの名前が出たとたん、一郎が大爆笑。(なんで?女なのに手塚賞に反応したのか、それとも帰りに萩尾さんの姿を見た友人がいたので、来てるの知ってたから大爆笑だったのかな?) この後、「ここカット!」って甲斐さん、大声出しました。(撮影してたからね) 直木賞作家はすごいって話しから「甲斐バンドはオリコンチャート1位は1回しかない」って言ったんだけど、会場はしーん。しーんとするな!ってここだけじゃなく、何度か言われました。 この日の甲斐さん、ちょっと意味がわからない部分が何度かあって、反応に困っちゃいました。 再びバンドメンバー登場し「安奈」。「嵐の季節」。 パーカッションで盛り上がる、「地下室のメロディー」。「氷のくちびる」。「ポップコーンをほおばって」「翼あるもの」。松藤さんのドラムの迫力がはっきりとわかる曲たち。 「LADY」、そして「HERO」。 アンコール1回目。 一郎はまたGSみたいな服。英二さん、上のシャツを脱いでツアーTシャツに。(今回、着てるの初めて見た) 「きんぽうげ」。グルグルマイクをまわし、やっぱりコードがからむ。 マイクから離れ後ろに行こうとすると、ちょっとコードに引っかかる。コードを見る甲斐さん! アンコールは大合唱でした〜!客席の声も高い天井に反射してあっちこっち回るうねる! 「漂泊者(アウトロー)」♪誰か俺に愛をくれ〜よ〜。うねりまくりでした〜。 もちろん私も大声で歌いました。 そして「観覧車’82」。 アンコール2回目。 「最後の夜汽車」。今夜だけのスペシャルって言ってたけど、高崎でも歌いました。 最後の曲は「破れたハートを売り物に」。音が終わる前、英二さんが定位置に、松藤さんもドラムセットに移動したから、もう1曲あるのかと思ったら、松藤さんは最後の「ドンッ」を叩きに行っただけ。(高崎でもそうだったと思う) じゃあ、英二さんはなぜ?思わせぶりなんだから〜(#^.^#) ステージでは握手し合い、一列に並んで客席に挨拶。 なぜか立ち位置がいつもと違うようで、一郎が真ん中にいました。 ラストは甲斐バンドの3人になって。見慣れた光景になりました。 会場は大盛り上がり。ここは本当に東京か?途中、何度も思いました。 甲斐さんは、今日は1曲目から歌ってくれて嬉しいって言ってました。 やっぱり東京じゃないみたいだとも言ってましたね。 「君たちはバカでいい」とお褒めの言葉も頂きました。(高崎では「素晴らしい」って言ってくれたけど) メンバー紹介の時、GG佐藤は脱臼したけど、AG佐藤(佐藤英二)は脱臼しない。 この話しの時、ボール投げたらどうか?なんて言ってた甲斐さん。 変でしょ?こんな事言うの。ちょっといつもの甲斐さんじゃないような気がしたのは私だけ? 帰りのバスの時間が気になって、すぐ会場を出てしまった。 しまった〜。会場の側面の「Kai Band」の文字、どうだったんだろ〜。 友達に聞いたら、高崎みたいに側面じゃなくて、後方の上だったそうです。見たかった〜。
早い時間に始まったので、終わったのは8時前。 これにて私の甲斐バンド2008は終了です〜。 |