「九州少年」発売記念 セイ!ヤング公開収録 Part2
ゲスト 江國香織
●12月1日(月)放送
分●

2008年11月24日(月・祝)文化放送12F メディアプラスホール

 ほとんど休まず収録は続行。テーマソングも省略で(放送では流れてた)オープニングトークへ。
甲斐さんが拍手しろ〜と右手を振ったのであわてて拍手。
すると甲斐さん「どうして拍手の催促しなくちゃいけないんだ、普通は袖の人がやるのに」。
江國さんを紹介し、オープニングの挨拶も短く、さっそく次の話題に。
甲斐さんは何か紙を見ながら江國さんに質問していたので、もしかしたら聞きたい事を書いて来たのかも知れない。
甲斐さんは江國さんに、書く場所について尋ねると、机と電話とファックスと本箱と本しかない部屋だと
江國さんが答える。
甲斐さんは、窓がないとダメで、窓に飽きたら引越しするが、今の家は12年いるが飽きない、と言って「え〜」と驚かれていた。
引っ越す理由を甲斐さんはラジオでよく話しているので、ファンはびっくりしませんね。(今の家に引っ越した時は、子供が1人増えて狭くなったのも理由だと言っていたけど)
甲斐さんの家は、階段の途中の中二階にパソコンやファックスが置いてある部屋があって、その階段を上りきった所に大きな机だけ知らないうちにあって、そこに窓がありお気に入りなんだとか。
その窓からの景色に飽きないって事ですね。
すると江國さんが「その机は・・・・」とちょっとつまりながら聞こうとしてるところに甲斐さんの声がかぶり、江國さんの声はかき消されてしまったが、たぶん「その机は甲斐さんが書く事を前提で誰かが置いたのか」と言いたかったんだと思う。私も聞きたかった。
その江國さんの声がかき消されて続いたのが引越しの話し。
甲斐さんは引越し魔なのに、全然引越しを手伝わず引越しが向いてない、家族が大変。
ちなみに、江國さんは場所が変わると書けないそうです。
ここで、CM。

 松藤さんが「二人とも手書きの原稿用紙?」と聞くと、二人とも「もちろん」。
江國さんに「中二階のパソコン使えばいいのに」と言われると、パソコンは家族が使う、甲斐さんがそこで使えるのはファックスだけ!!いや〜、やっぱりね。(ファックス使えるだけでもびっくりよ)
パソコン使えないのに、赤ペンで訂正入れるのは清書したものじゃないとダメで、九州少年のあとがきにも書いてあるように、甲斐オフィスの某嬢にお世話になったようです。
江國さんの本「サガン」についての話。
舞台が九州なので、半年ほど博多にいたと言う話の流れで、福岡でのサイン会の話しになる。
 昔、渋谷と池袋のデパートの屋上で「サーカス&サーカス」を絶対ベスト10に入れたくてサイン会をした時は、女の子ばっかりで異様な熱気だった。
松藤さんが「4人いるとサインを書くのが遅いやつがいると言うと、すかさず「長岡ね」と甲斐さん。
「甲斐バンド」って誰が書くんだと言う話になって、一番年下の松藤さんが書く事に。
それ以来、松藤さんが全部書いている。
江國さんが、昔、1人でデパートの本屋でサイン会をした時、エスカレーターを上った所で、しかも誰も付く人がいなくて1人で座っていたら、エスカレーターを俵万智さんが上がって来てびっくりして、「占い師になったのかと思った」と言われた。(みんなで大爆笑〜♪)
 放送ではそれだけだったけど、カットされた所があって、甲斐さんが福岡でのサイン会が急に恐怖に思えて来て、誰も並んでいない夢を見たんだそうです。
それで事務所に確認したら、30分で整理券がなくなったと言われてほっとしたそうで。
甲斐さんらしくもない!ちょっとびっくりです。
 FM802でのテニスコートでのイベントの夜、ホテルで原稿の訂正をしていたそうで、いつもの部屋がなく、23階の40畳の部屋に通され落ち着かず、冷蔵庫の飲み物や、ルームサービスでカクテルなどを頼み、部屋のあらゆるところに置いて、1杯飲んだら次・・・と飲み物を移動しながら原稿の訂正をしていたそうです。
「写真撮っておけばよかったのに〜」と江國さん。
それを甲斐さんに望むのは・・・無理ですね〜。(写真、見たいけど)
CM。

 江國さんが一番最初に書いた童話が、甲斐さんの娘さんたちの教科書に載っていたそうで、江國さんの文体を詰め込まず余白の多い書き方がすりこみになり、そう言う本しか読めなくなった−と、昨日、娘さんが伝えてくれと言ったそうです。(なっちゃんですね)
前は、江國さんと甲斐さんが知り合いだと言う事が、娘さんたちにはピンと来ないみたいなので、メキシコ料理屋で江國さんと食事をする時に娘さんたちを連れて行った。
甲斐さんと江國さんの最初の出会いの話しになり、当然甲斐さんは覚えていなくて、江國さんがしっかり覚えてました。
「ミセス」と言う雑誌で、江國さんの対談コーナーがあり、第1回目のゲストが甲斐さんだった、それが出会い。
 編集者が優秀なのは大きい、書いてる時は1人だから依存してる、と江國さん。
甲斐さんは、ベタほめされると殺意を覚えるが、ほめてもらうと書ける、けなすのは簡単だが、ほめるのは難しい。

 江國さんの新書について。
来年、子供の本が出る、人が作ったゆきだるまではなくて、野生のゆきだるまが空から降ってくる話しで、「ゆきだるまのゆきこちゃん」と言う本だそうです。
それを聞いた甲斐さんは「うまいですね、今の聞いて読みたくなった」、松藤さんは「江國さんの言葉は甲斐さんのとは違う形で入ってきますね」。
江國さんの説明がうまいので、甲斐さんと松藤さんがちょっといじけて、
甲斐さん「東京少女の一番いい所をちゃんと、ダメですね上京少年は、状況劇場みたいな・・・」
松藤さん「状況証拠が少ないですから」
甲斐さん「うまい、ありがとうございました。それは、童話・・・」とここでフェードアウト。
CM。
 放送では「胸いっぱいの愛」をバックに(会場では流れず)。
甲斐さん「この後、1曲やったりするんですが、いろんなマスコミが来てるので、この後フォトセッションが始まる。松藤はいらないらしいんですけど。」
提供の後「ゲストは江國さんでした」と言った後、甲斐さんはなぜか振りつきで「オモロー!!!」。
何?何?何がオモロー?楽しそうでした。

 そして、フォトセッションが始まりました。

 大きくカットされた話はもうひとつ。
自分からカットするけどと言ってから話したので、ここにも載せないほうがいいのかなとちょっと思ったけど、そんなに重い話でもないんでいいかな。
 甲斐さんがぎっくり首になったと。ぎっくり首〜?
昔は100万$ナイトをやってた時によくあったらしく、久しぶりのぎっくり首の痛みが懐かしかった。
今回は100万$ナイトのせいか、福岡のベッドのせいかわからないが、と言ってましたが。
 それから、松藤さんが、今回、ドラムを叩いている事で体が変わり、筋肉がつかないと思っていたらつくんだとわかった、と言ってました。(今回のライブで筋肉のついた腕を出してるもんね)