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お台場冒険王 |
整理番号順の入場で自由席。 追加席や当日券を入れて、1400枚は出ていたので、座席は半分で半分は立ち見。 私は友達のおかげでいい番号を持っていたので早い時間に中に入れたが、入ってから会場の入り口で結構待たされた。 15分くらい待ったのかな、やっと中へ。 みんな、走る走る(^-^;当然私も走る。 選んでる時間はないので、流れのままに座席を確保。ステージに向かって左側通路、結構前の席を確保できた。(5〜6列あたり) 会場では以前のフォーク村の音源(たぶん)が流されていた。 昔よく聞いた、フォークのライブレコードのようで懐かしい。 今日は3日あるステージの最終日。 テーマは「ひらがなまつり」。 こうせつ、よしひろ、ゆず、いきものがかり・・・・・確かにひらがなだ。偶然か?意図的? 7時ちょうど、照明が落ち、時間通りに始まった。 ○オープニングアクト まだ暗いステージに、横一直線にオープニングアクトがスタンバイ。 フォーク村のHPに、藤岡藤巻と篠原ともえがオープニングアクトだと載っていたので、もしかしたらポニョ、やるかな〜と思っていたら、暗闇の中にポニョが浮かび上がってた! 照明がつくと、客席からは「ポニョ〜」の掛け声。 ステージには左からキーボードの人、坂崎さん、藤岡さん、篠原ともえ、藤巻さん、パーカッションの人が一列に並ぶ。 当然1曲目は「崖の上のポニョ」。篠原ともえの声が子供のようにかわいい。 見た目は痩せてすっきりして大人っぽくなったけど、一言話すと全く変わってない。 相変わらずの大ボケ発言いっぱいでした。 8月20日は藤巻さんの誕生日だったらしく、篠原ともえから花束が渡され、会場全員で♪ハッピーバースデーを歌いお祝い。 藤巻さんは本当に嬉しかったようで、家族にも祝って貰えなかったから感動ですと言ってました。 懐かしいまりちゃんずの「尾崎家の祖母」(おざきんちのばばあ)も全員で歌い、藤岡藤巻だけになって、オリジナル曲「贈られる言葉」。 以上で20分くらいだったかな、結構たっぷりのオープニングアクト.が終わり、坂崎さんだけが残り、ステージ上はセットチェンジ。 フォーク村は6年続いていて、今までは地味だったが、今年からデラックスになったと言ってた。 初日のさださんは、終わったのが11時過ぎだったとか。 え〜!それじゃぁ終電に間に合わない・・・・。 今日はこうせつさん。今日も長くなりそうな予感・・・と不安になってる所に、こうせつさん登場! すっかり内容は忘れてしまいましたが、大爆笑のトークでした。(ゆずよりかぼす、なんて話をしてたな) 2人のトークを聞きながら、後ろに置かれたギターをチェック。 ん?左側、赤いギター、スタッフは甲斐さんのスタッフ。甲斐さんが一番だ〜♪ 坂崎さんが紹介する。「甲斐よしひろさ〜ん」。 |
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○甲斐よしひろ 西村さん、ジャラ、松藤さんも一緒だ〜! 甲斐さんは、白の袖なしインナーに黒のレザーベスト。二の腕が筋肉でモリモリ!!!! 鍛えてるな〜!甲斐さん!それもきっと長い甲斐バンドツアーの為。 私もがんばらなくちゃとますます気合いが入りました。 1曲目は「バス通り」。 坂崎さんのリクエストだそうです。 坂崎さんの入ったコーラスはいつもより少し豪華な感じ。 リハーサルで甲斐さんはいろいろやりだして、本当は甲斐バンドの曲だけやる予定が2曲増えたんだって!! きっと盛り上がって楽しかったんだろうな、リハーサル。そのリハーサルを見てみたい。 そして増えたカバー曲、「あの素晴らしい愛をもう一度」。 甲斐さんの加藤和彦好き、フォークル好きは昔から有名だけど、この曲を歌う甲斐さんってちょっと珍しいですよね。フォークの定番のこの曲が新鮮に感じました。 歌う前に坂崎さんが「あ・の・す・ば」とカウントして始まったんだけど、加藤和彦さんがこの曲を歌う時に必ずやるんだそうです。 そんな話を聞きながら、甲斐さんは終始坂崎さんに「いちいちジェラシー」と言ってました。 フォークル再結成の時に坂崎さんが参加したのをテレビで見て、ジェラシーを感じたんだそうです。 きたやまおさむさんと氷川きよしくんの曲を書いた事があると甲斐さんが言うと、会場からは「え〜!」と驚きの声。この反応、通常のライブでは味わえない。嬉しいですね〜。 「野生の馬」。この曲は鎌田ジョージと一緒にやっていた”GUYBAND”時代にもよく聞いた曲。 松藤さんと坂崎さんのコーラスがとても美しく、鳥肌立ちました。 きっと、甲斐さんも気持ちよかったんでしょう、2曲増えたと言いながら、もう1曲、ここで増えました。 甲斐さんが「悲しくて」と言うと、すぐ裏から歌詞カードがやってきた。 そして歌ったのが「悲しくてやりきれない」。 ステージ上で坂崎さんと松藤さんが打ち合わせして、まるでリクエスト大会(^-^; 甲斐さんが「自分ばっかり歌っていいのか」と言うと、坂崎さんが「じゃあ2番を」。 やってくれました、加藤和彦の物まねで!! 坂崎さんは、2番を歌っても、サビになるとちゃんとコーラスに回って甲斐さんをメインに歌わせる。 本当にすごい人です、坂崎さんって。松藤さんに似てますよね、そう言うところ。 坂崎さんが、昨日はリクエスト大会だったんだと言うと、甲斐さんがとってもやりたそうな顔をした! 本当に少年のような顔に!いい顔してましたよ〜。 「歌詞カードあったら絶対できる」と甲斐さん。 坂崎さんも、じゃあ来年は是非って言ってました。もしかしたら来年も出る? でも、絶対楽しいと思う、リクエスト大会。 あれ知ってる?これ知ってる?ってすごいと思うよ。 だって、坂崎さんと甲斐さん、会うと60〜70年代のレコード自慢が立ち話で小1時間始まるらしいから。 「裏切りの街角」。ジャラのハコ型パーカッションでいつもとはまた違う雰囲気になった。 坂崎さんが下がって甲斐さんたちだけになって「風の中の火のように」。 いつもの照明チームではないので、火の赤の感じがいつもとは違ってこれも新鮮でした。 ここでメンバー紹介。 西村さんを紹介する時、毎回気になるんだけど、絶対”シングライトトーキング”って言ってる。 ライクのクがトに聞こえる。いつ間違いに気付くかなぁ・・・。 松藤さんを紹介する時には、秋から甲斐バンドが復活すると言うと会場からは暖かい拍手。 元々ギターだったのをドラムにしたと言ういつもの話しも、新鮮な反応。 甲斐さんも「客の拍手が暖かくて素晴らしい」と言ってました。 最後の曲は「HERO」。この曲は、きっとゆずファンも知ってる人が多いでしょうね。盛り上がりました。 会場の拍手も本当に暖かくて盛大な拍手でした。 曲の途中、デビューが同じ年の2人は、昔あったNHKオーディションの話で盛り上がってた。 リハーサルで岡林信康のリマスタリングが出る話をして盛り上がったり、ガロの曲をやったりねと甲斐さんが話してる途中に、いきなり坂崎さんから演奏が始まり、さわりを歌い出したり。 坂崎さんは、甲斐さんがカバーブームの先駆けだと「翼あるもの」を出していた事を説明してくれた。 甲斐さんが右用ギターの弦を張り替えずに左で弾く事も説明。 さすが坂崎さんです。嬉しいです。会場からすごい反応があって面白かった。 そして、甲斐さんの曲はメロディーが綺麗、どこにも属さないがどこにも属す、ポップコーンをほおばってはかっこいい、と坂崎さんは甲斐さんをほめまくり〜! 口先だけのほめ言葉はテレビやラジオに出る時にたくさん聞くから慣れてるけど、坂崎さんの言葉はきっと照れくさかったでしょうね。 あっと言う間だったけど、2〜3曲で終わりかもと思っていただけに、たっぷりやってくれて大満足でした。時間は4〜50分だったと思います。 来年は本当にリクエスト大会、やって欲しいな〜。 その時は他のゲストはなしでね。 |
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演奏曲 坂崎&甲斐(西村、ジャラ、松藤) 「バス通り」「あの素晴らしい愛をもう一度」「野生の馬」「悲しくてやりきれない」 甲斐(西村、ジャラ、松藤) 「裏切りの街角」「風の中の火のように」「HERO」 |
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再びセットチェンジ。こうせつさんも出てきた。 「甲斐さんありがとうございました〜」と坂崎さん。 当然、下がろうとする甲斐さんを2人が呼び止める。 そして、3人の漫談のようなトークが始まったのでした!!!!! こうせつさんの第一声が「久しぶりやな〜」。 福岡ドーム以来だそうです! 私も福岡ドームには行ったので、私もそれ以来ですよ、こうせつさん! 甲斐さんの歌を「現役感があって素晴らしい」とこうせつさん。 ほめてるようで、ある意味年寄り扱いされてる感が・・・。こうせつさんだから、いっか(^-^; 話しに盛り上がってる途中、突然甲斐さんがこうせつさんに「なんでヒゲ?」と聞く。 そう、珍しくこうせつさんの顔にはヒゲが。 会場は大爆笑。本当、話の途中、突然甲斐さんが言うんだもん。 こうせつさんは「初盆で」。と答える。なぜかやっぱり会場は大爆笑。 坂崎さんが、若い人から見たら3人は同世代に見えるかも知れないけど、こうせつさんは一世代、上なんだと説明。 私たちにはそれはわかっているので、ゆずファンへの説明だったんでしょう。 甲斐さんは、ハッピーフォークコンテストの時、こうせつさんが司会だったと言う話もしてました。 こうせつさんはその時の甲斐さんはかっこよかったと言ってくれました。 ただ、「生意気で」とも言ってましたけどね。 こうせつさんが、今日、こうせつさんのFMラジオ番組にブレッド&バターが来て、「野生の馬」をかけた所だったと突然野生の馬を歌いだす。 それを聞いてる坂崎さんと甲斐さんに「ハモってよ〜!」とこうせつさん。 再び歌いだすこうせつさんに、坂崎さんはハモるが、甲斐さんはニコニコ顔で聞いてる。 再びこうせつさんは「歌ってよ〜」。無理無理、甲斐さんはハモれませんって(^-^; 「歌うパート同じだから」と甲斐さん、こうせつさんはそれを聞いて納得して歌うのやめました。 セットチェンジが終わり、甲斐さんが、なぜ、飼育係じゃなくて生き物係(いきものがかり)なんだと言う疑問を残し、次のいきものがかりへ。 ○いきものがかり 「SAKURA」「コイスルオトメ」、坂崎さん参加で「帰りたくなったよ」の全3曲。時間は30分ちょっと。 とっても力強くていい声で素晴らしかった。 「いきものがかり改めしいくがかりです」。と甲斐さんの疑問にきっちり反応!! メンバーの男の子が、袖で甲斐さんがHEROを歌ってる甲斐さんを見て「あり得ない、現実とは思えないと思った」と言ってました。 ボーカルの女の子が「ポニョに似てると言われる」と言ってたけど、確かに似てた! お父さんがカラオケでよくHEROを歌うそうで、HEROの一節、しっかり歌ってくれました。 お父さんは会場に来ているそうで、甲斐さんを見てチョー興奮してると思うって彼女も興奮して言ってましたよ。 肝心の、なぜいきものがかりなのか、の答え。 メンバーの男の子2人がいきものがかりで金魚にエサをやる係りだったんだって。 いきものがかりとは飼育委員よりちょっと下で、いきものがかりと言うのはは神奈川県だけだと言ってたけど、ちびまる子ちゃんでも生き物係って出てきたと思う。 まる子の原作者は静岡の清水生まれですよね? って事は、そう呼ぶ所は他にもあるのかも知れません。 ○ゆず 坂崎さんに紹介されて2人が出てきたとたん会場の後方からは黄色い声援が!! ゆずファン、ものすごい人数が来てました。 「栄光の架橋」、坂崎さん参加で「雨と泪」「翼をください」「夏色」の全4曲で30分ちょっと。 ”アルフィー物語”と言うマンガを坂崎さんが持ってきていたようで、それをゆずが出てくる時にステージに持ってきた。 それを、それぞれパートを決め読み出し、ちょっと面白かった。 ゆずは真面目ですね。そう感じました。 ○南こうせつ 最初からちらほら登場してるこうせつさん。 まるで酔っ払ってるかのような高いテンション。 甲斐さんもマイペースだけど、こうせつさんもそれの上を行くマイペースな方でした。 高いテンションは、最初はよかったが後半ちょっとおなかいっぱい(^-^; 楽しかったけどね。 いきものがかりが、セットリストが「その時の気分で」と書いてるのを見たのは初めてと言っていたけど、それがこうせつさんだったようで、こうせつさんは7時入りだったのでリハーサルなしだそうです。 坂崎さんとこうせつさんで「ベンチャーズメドレー」「好きだった人」「酔いどれかぐや姫」「加茂の流れに」 篠原ともえも加わり「今日までそして明日から」「遥かなる想い」 再び坂崎さんとこうせつさんで「うちのお父さん」「神田川」 アンコール「僕の胸でおやすみ」 お台場フォーク村のHPを見るとメドレーを加えずに合計すると全8曲だけど、英語の歌も1曲歌ってました。 「ラブレターの封をキスでする」と言うような和訳で何度も説明してた。 全部で1時間近くやってました。 何曲かはバイオリンの人も加わってました。 2人で交互に歌い、歌ってない時は口パクする”クローンズ”。(テレビでも見た事がある) どっちが歌ってるかわかるかな〜?って言ってましたが、近くで見るとわかりました。 「酔いどれかぐや姫」では、客席を3パートに分けて♪「シャ〜ララ〜」を歌わせ、その後は、他の歌も途中で「酔いどれかぐや姫」なってしまって最後までちゃんと歌わなかったりして、とっても気持ち悪かった。 楽しくて面白かったけどそれが長く続くと、「ちゃんと歌って!」って思ってしまった。 最後まで聞きたかったと思ったのは私だけ? 坂崎さんがこうせつさんを1人にしようとすると、このままで!と言う雰囲気を出すこうせつさん。 結局こうせつさん1人で歌うコーナーはありませんでした。 ○坂崎幸之助 最後の締めは坂崎さん1人で「MUSICIAN」と言うアルフィーの曲でした。 終わったのは10時20分頃。 終電に間に合わない友達は、こうせつさんの途中で帰りました。 私も、11時過ぎたら帰れない〜と内心ドキドキでしたが、無事、終電前に終わりホッ。 客席に座ってる人たちは、3日間来てる人がほとんど。 甲斐さんが「坂崎くんのお客さんですよね」と言うと、「ゆずのお客さんも多い」と坂崎さんは言ってたけど、甲斐ファンもちらほらいましたよ、確かに少なかったけど。 甲斐さんが出てきた時、ちょっとだけ黄色い歓声、あがりましたから。 長かったけど本当に楽しかった。 できれば最後に全員で・・・を期待したけど、あれだけ長かったら無理ですね。 思ったより、みんなたっぷりの時間で大満足でした。 来年、また甲斐さん、出るかなぁ。 だったら発表、早くして欲しいです!! |