「20 STORIES 」
KAI YOSHIHIRO TOUR 2007(秋・アコギ)

2007年10月14日(日) 志木市民会館パルシティー


ギター:松藤英男、西村智彦 パーカッション:宮川剛

演奏曲

25時の追跡
I.L.Y.V.M.〜ビューティフル・エネルギー
裏切りの街角
かりそめのスウィング

薔薇色の人生(p:パーカッション)
安奈(p)
二色の灯(p)
ハナミズキ(p)
夜空ノムコウ(p)
色彩のブルース(p)
破れたハートを売り物に(p)
風の中の火のように(p)
漂泊者(アウトロー)(p)

アンコール1
ナイト・ウェイヴ
HERO(p)
嵐の季節(p)

アンコール2
きんぽうげ(p)
バス通り(p)

 ツアー2日目。
曲目は同じだけど、セイヤングで予告していたパーカッションが加わったので、先日の高崎とはまた違う演奏となった。

まずはお詫びです・・・。
10月1日に書いた日記に、セイヤングでパーカッションがどこかで加わると言う事をネタバレ扱いにして詳しく書かなかった所、何件かの問い合わせのメールを頂きました。
甲斐さんが、「身内と一緒にやってるパーカッション」とだけしか言わなかったので、現在なっちゃんと一緒にやっている入倉リョウさんだと思って返信メールを送りました。
違いましたm(_ _)m
なっちゃんのアルバムにも参加していて、初期のライブでパーカッションを叩いていた宮川剛さんでした。本当、ごめんなさい。
宮川さんも面白くて大好きだけど、今のリョウさんもすごく素敵なので、絶対リョウさんだと思ってしまった。ああ勘違い。
ちなみに、宮川さんを初めて見たのは去年の4月、下北沢「440」でのなっちゃんの初ワンマン、そしてリョウさんを初めて見たのは去年の原宿「月見ル君思フ
」でのバースデーライブでどちらも本当に素敵で大好きになってしまいました。

 甲斐さんたちの衣装は高崎と同じだったと思う。
松藤さんは高崎と同じシャツに白いネクタイ。(ネクタイ、高崎でもしてたのかなぁ・・記憶がない・・・)
西村さんは全身黒でした。
今回の席は松藤さん寄りの7列目なので、ステージ全体と会場を照らす照明が綺麗に見える位置でした。
 今回からパーカッションが入るかも知れないと言う情報はセイヤングを聞いてる人じゃないと知らない情報。
今日からなのか相模大野からなのか、それは私も知らなかった。
でも、会場に入ると、松藤さんの後ろにマイクがある!あ!!絶対今日からだ〜。
 1曲目の「25時の追跡」、こんなに甲斐さんの後ろからライトが当たっていたなんて。
白のライトと赤のライト。こうしてライトを意識するとまた印象が変わる。
パーカッションはまだいない。
I.L.Y.V.M.」〜「ビューティフル・エネルギー」のメドレー、「裏切りの街角」、「かりそめのスウィング」、「噂」と言う流れで高崎と同じ。
かりそめのスウィングでは、合わない会場の手拍子にイントロで止めて文句タラタラの甲斐さん。
「自信ある人だけ叩け」と甲斐さん。松藤さんに「そんな事言うと誰も叩かなくなる」。
そう二人に言われ、演奏が始まったら叩く人はパラパラ。お〜、自信あるのね。
私は最初から手拍子はしてなかったし自信ないから叩きませんでした。

そして、ここからパーカッションの登場、「薔薇色の人生」。
そう、ここで、「?リョウさんじゃない?」初めて気付いたのだった。
じゃあこの人は誰?甲斐さんが紹介するまであの宮川さんだとは全く気付かなかった私・・・。
宮川さんの入った薔薇色の人生は心にズシンと来た。
なっちゃんのライブでも次から次へと出てくる小物が楽しくて、目が釘付けになったっけ。
今回も同じで、タンバリンなのにコードが付いてるし、足で何かペダルを踏んでズンズンやってるし、ショルダーバッグのような筒の太鼓(って表現だと和っぽいけど決して和ではない)のボディを叩くと気持ちいいカーンと言う音がするし、本当に見ていても聞いていても全く飽きない。
甲斐さんの歌声をバックに宮川さんを見ている感じ。
安奈」も「二色の灯り」もそう。二色の灯りはライトが綺麗で全体を見渡していたけど。
ハナミズキ」「夜空ノムコウ」「色彩のブルース」、この3曲もオケにパーカッションが加わると、厚味のあるバンドサウンドになるから不思議。
色彩のブルースもライトが綺麗だったな。天井にも模様の白いライトが照らされて。
高崎と同じように「破れたハートを売り物に」から全員立ち上がる。
風の中の火のように」も「漂泊者(アウトロー)」も、今までのアコギにはない音になっていて、心が躍った!
高崎で体調不良だった分、しっかりはじけて楽しめた。

 アンコール、高崎よりは元気のない会場だが、盛り上がりはあった。
西村さんと松藤さんは着替えはなく、松藤さんはネクタイを外して登場。
甲斐さんはタンクトップにベスト。(だったかな)
 「ナイト・ウエイブ」。パーカッションはなし。
HERO」で再び宮川さんも登場。
あれ?高崎でHEROは予定にはなかったけどって言ってたけど・・・まあ、いつもの事ね。
宮川さんはノリノリで会場に手拍子を催促。
甲斐さんのステージは初めてのはずなのに、このリラックス感と明るさはなんだ〜!!
本当に気持ちのいいHEROでした。
嵐の季節」も久しぶりに聞く曲のように新鮮だった。

 アンコール2、西村さんと松藤さんはアコギくんピースTシャツ、甲斐さんは黒地にピンクの20Tシャツ。
高崎で松藤さんに1番歌ってと言ってから歌った「きんぽうげ」、今回は何も言わず松藤さんから歌い始める。
途中、西村さんを見て笑いながら歌う松藤さん。何があったんだ?
西村さんの演奏ミスだったのか?私にはわからなかったけど、甲斐さんも止めずに何もなかったように歌い始めた。(自分が歌ってたら絶対止めてるよね)
そんな甲斐さん、最後の曲「バス通り」では、イントロを弾き初めてすぐ「あ、そうだ」と演奏を止めた。
すると、後ろにいた宮川さん、思いっきりずっこけて1回転!
繋がってるコードと言うコードが全部外れてしまったようで、必死で直してる〜!
一番後ろなので、甲斐さんも松藤さんも、もちろん西村さんもそれに気付かず話しを続けてる。
リマスタリングが出るって言う話をしてからバス通りだったので、この曲も入ってるらいむらいとも出るんだって話を思い出したためにストップされ、来年4月のツアーにはつっちー復活なので西村さんはどうするって話で盛り上がってた。
その後ろであたふたしてる宮川さんを見てるのは客だけ(^-^;おかしかったな〜。

 今回甲斐さんが話したこと。
●緊張する
ギターをやるだけで精一杯と言う甲斐さん。だけどそんなに弾いてない気がするんだけど(^-^;
甲斐さんのギターがメインの「嵐の季節」、歌った後に「嵐でがんばったじゃん」って言ってた。
●最初の3曲は・・・
「最初の3曲は聴いてもらう、4曲目からは聴かせる」。
うわぉ〜。ちょっとドキっとしました。
●元気です
今日は元気ですってずっと言ってました。
でも最後には「元気だった僕もそろそろ・・・」と言ってましたけどね。
紙ジャケ好き
40代50代は紙ジャケ好き。確かに(^-^;甲斐さんもアースウィンド&ファイヤーの紙ジャケ持ってるって。
そうなんだ〜!アースは私も持ってる。あのジャケットの絵は有名だもんね。
12月に出るデジタルリマスタリングの紙ジャケは「誘惑」は最初のジャケットに戻し、「らいむらいと」も最初のジャケットに戻すつもりだと言ってました!
「らいむらいと」のかわいい甲斐バンドが復活するのは嬉しいですね!!
「シングライクトーキングも紙ジャケが出たら、西村さんの金髪ロン毛がばれるのにね」と甲斐さんが言うと、「そんなの関係ねぇ」と西村さん!!好きだねぇ。
するとすぐ甲斐さんは「残念!」・・・ちょっと古い(^-^;
今度は松藤さんがギターでジャジャーン!すぐあの波田陽区のネタをする時のメロディー弾き始める。
会場から手拍子・・・・。
「手拍子するな〜!」と大声で甲斐さん!何でかりそめでめちゃくちゃなのにこんなに合ってるんだ!と怒ってました。
●”10STORIES 2”
来年2月に発売されるみたいです。
竹内まりあに尾崎豊、ちょっとばらしてました。
あと、「BOOWY」と甲斐さんが言うと松藤さんが「デヴィッド?」!!!!甲斐さんもうけてた。
●サプリメント
甲斐さんが昔、アマチュアの時にバンドを組んでた友達が、サプリメントを作ってる会社のトップで、松藤さんと甲斐さんはサンプルで貰って飲んでるんだとか。
松藤さんは運動する前に毎日飲んでると言っていて、甲斐さんは「毎日?」とビックリしてた。
キンザNOWとレッツゴーヤング
テレビに出なくなった理由はレッツゴーヤングにあるようだ。
夕方6時半からの番組なのに朝9時入りで弁当を2回食べるのが意味わからないと。
でも、そんな局であんなに長くラジオをやるとは思わなかったって。本当、そうだよね。
ラジオよりテレビ
最近のラジオは10分や20分の番組なのに2ページくらいのアンケートを書かされるそうだ。テレビはそれがないらしい。
その内容も、デビューしたてのバンドと同じような内容で「歌い始めたきっかけは?」。
今さらそんな事聞かれてもって思いがあるみたい。
「アンケートを書かされても絶対その内容の話には持っていかせない。」甲斐さんらしいです。
黒子
来年の春のツアーにはつっちーが復活。すると西村さんは
「黒子でお願いします」

 とっても楽しくて最高だったライブのわりにレポがきちんと書けずにごめんなさい。
本当に楽しくて、いつもは「レポ書かなくちゃ」って思いながら見ている私がいるんだけど、そんな事も忘れて純粋に楽しんでしまったのでこんな形になってしまいました。
心も体も楽しさが残って、本当に気持ちのいい帰り道でした!!