「アコギなKILLER GIG 2006」

2006年12月2日(土) THEATRE1010


ギター:松藤英男 バイオリン&キーボード:クラッシャー木村

演奏曲

スウィート・スムース・ステイトメント
裏切りの街角
ビューティフル・エネルギー
かりそめのスウィング
きんぽうげ
甘いKissをしようぜ
安奈
LADY
BLUE LETTER
ナイト・ウェイヴ
漂泊者(アウトロー)
風の中の火のように
破れたハートを売り物に

アンコール1
冷血(コールド・ブラッド)
HERO
最後の夜汽車

アンコール2
ハート
あの頃
バス通り

 北千住駅周辺には何もないのかと思っていたら、ルミネと丸井に囲まれていて意外に大きかった。
丸井の10Fにあるこの会場、甲斐さんはセイヤングで「絶対1人では会場には行けない」と言って久保さんに「駅前ですよ」と突っ込まれていたけど、本当にこんなにわかりやすい場所はないと思う。
ぽかぽか陽気でとっても気持ちいい。

 開場
ギリギリに10Fへ行くともうすでに長い列。
私も列に並び中へ。
まずは座席の確認。
双眼鏡は必要だけどまあまあかな。真ん中だし。
問題は明日。
2階席なのでどんな感じだろうと思い、2階へ行って見ると・・・・・高い!!!ものすごく高い!
普通のコンサートホールだったらこんな高さは普通なんだろうけど、狭い奥行きで高さがあるから高く感じるんだろうか。
高い所がとても苦手な私は少々めまいが・・・・。
明日、大丈夫かな。
座席の確認を終えた後、マグカップの売れ具合が気になってグッズ売り場へ行ってみるとあんまり売れてないみたい(^-^;
Tシャツに、「本日限定の・・・」みたいな事が書かれていたので、もしかして最終日特別Tシャツ?と思って聞いてみたら、”アコギツアーの”と言う意味だとの答え。な〜んだ。
と言っても私はTシャツをまだ買っていないので買うつもりだったんだけど。(でも買うのは明日にする事にした)
開演までたった30分しかないので、あっと言う間に時間になってしまったので席についた。
 町田で、12月は白の衣装は着れないと言っていたので、いったいどんな衣装になるかと楽しみにしていたら・・・登場した甲斐さんは全く同じ衣装だった〜。
松藤さんは髪がボサボサだぁ・・・。(いつもの事か(^-^;)
1曲目は「スウィート・スムース・ステイトメント」。そして、「裏切りの街角」
この曲の流れにもう慣れちゃって、なんとなくぼーっと聞いてしまった。(何もしてない時のクラッシャーのブラブラする手だけがとても印象的だった)
「ビューティフル・エネルギー」。松藤さんが歌い出すと拍手。
拍手が起こる会場はいいと甲斐さんに言われても、やっぱり私は拍手できない。なぜか。
松藤さんのギターが最後の方でちょっと乱れた。が、すぐに持ち直す。
「かりそめのスウィング」。なんとなくぼーっとしてた私だったけど、ここでなぜかシャキーンとなった。
間奏のクラッシャーのバイオリンのアレンジに、こんな風に弾いてたんだ・・・・と最後の最後になって感動してた。遅いよね。明日はもっとちゃんと聞かなくちゃ。
この曲を歌う前に、「ツアーが始まった時には季節外れでどうなるかと思ったけど、いい季節になった」みたいな事を甲斐さんが言ってたな。
「きんぽうげ」。アコギのきんぽうげは本当にいい!この曲は今後もこのアレンジでアコギでは絶対やって欲しいな。
「甘いKissをしようぜ」。この曲もアコギで聞くのが最高だな。スローな手拍子はちょっと困るけど(^-^;
「安奈」。この曲も9月よりは今がぴったり。クラッシャーのバイオリンがしみます。
「LADY」。桐生ではギターをボンボン叩いていた松藤さんだったけど、今回はほとんど叩かなかった。
最後の最後にカウントを取るようにきちんとしたタイミングで2回叩いただけ。
桐生ではすごかったもんな〜。やっぱりちょっとうるさくてやめたのか?
そして「BLUE LETTER」
「ナイト・ウェイヴ」。桐生ではこの曲でほとんど立ち上がったが、東京はどうかな?
やっぱり立ち上がる人は半分くらい。
東京は♪立ち上がる時だと叫んでる〜の曲でやっぱり立ち上がると決まってる?
「漂泊者(アウトロー)」。やっぱりイントロで全員立ち上がる。
桐生で気になった♪爆発〜の所のエコー、ほとんどエコーに聞こえず。
場所によるのかなぁ・・・・。
甲斐さんの声がガラガラだった。
会場がとっても暑くて乾燥してたし、もしかして、今日もまた飲みすぎてるのかな?
甲斐さんのグラスが松藤さんのよりも小さい。まさかストレートで飲んでるんじゃないだろうな。
「風の中の火のように」。甲斐さんの声がますますガラガラだ。大丈夫かな・・・・。
「破れたハートを売り物に」。イントロのオケが流れる。いいな〜、やっぱり。鳥肌立つよね。
クラッシックで生で聞いた時の感動を思い出す。この部分、また生で聞きたいな。
ここで本編終了。

アンコールの前に本日のMC。
●「こんばんは、かぐや姫です」。
山田パンダのいないかぐや姫って言ってたな。
クラッシャー入れたら三人で人数は合うのに何で?(松藤さんと二人って事かな)
●四国さぬきうどんツアー
有名なお店にさぬきうどんを食べに行ったらしいんだけど、人気店だから並んでいたので甲斐さんたちも並んでいたら30分経った頃に人数確認をしながら店員さんがやってきて、自分たちの前で「麺が終わりました」と言って食べられなかった。
「40代だったら暴れてる」と甲斐さんが言うと松藤さんが「並んでないから」。するどい!!その通り!
大人になったよねぇ(#^.^#)
自分の前で終わった事を「選ばれし者」とも言ってた。
もちろん、「選ばれてないから」と松藤さんはしっかり突っ込み入れてました。
●温泉ツアー
伊豆長岡でコンサートができるとは思わなかったと言ってた。
前日入りして温泉に入ってたらしく、本番の時はくたくただったらしい。
●酒と女とクスリ
甲斐バンドの解散の理由は酒と女とクスリだったと告白!?
「本気にするから」と松藤さん。
そんな冗談、信じる人はいないって(^-^;
●北千住は大都市
セイヤングでも言ってた事。「1人じゃこの会場に来れない」と言うと、松藤さんは「駅の横だよ」。
会場の私たちに向かって「よく場所わかったね」と甲斐さん。
だから、駅からすぐだって・・・。
甲斐さんは駅がわからないんだって。都内や近郊は車で移動してるから仕方ないか・・・。
●トイレ待ち?
MCの途中で席を離れる人がいて、次の曲になかなか行かないと思ったら、「さっき行った人を待ってから歌った方がいいのかな」と甲斐さん!会場は大爆笑。
それはちょっと・・・・。帰ってきた人がかわいそう。
帰るのを待たずに歌に行きました。
●ニューアルバム
来年2月に「翼あるもの」とはテーマが違うカバーアルバムを出す。
タイトルは・・「トイストーリー?カイストーリー」とこの時はよく聞こえなかった。(正式発表は「10 Stories」でした)


1回目のアンコール、「冷血(コールド・ブラッド)」
さっきまであんなにガラガラ声だったのが復活!!よかった。
でもすごいな〜、甲斐さん!
くせになってるからやめようかと思ったらしい「HERO」
でも、なんだかんだ言って、HEROは盛り上がるからね。
そして、「最後の夜汽車」

2回目のアンコール。ステージに譜面台が。あれ?譜面台は桐生でやめたんじゃないの?
そんなに歌詞が不安なの?と思ったら「ハート」
歌う前に甲斐さんが「つじあやのです」。
一瞬、え?何で?って思っていたら、甲斐さんが「次課長知らなくていいからつじあやのは知らないと」。
そうか、ウクレレ弾いて歌ってる人ね。
「沖縄ツアーが中止になったので1曲お詫びで多くやります。ここでサービスしても仕方ないけど」。
曲は「あの頃」
おお〜、そうか〜。それで譜面台か。
でもね、甲斐さん、歌詞めちゃくちゃ。
レコードとは違う歌い方をする甲斐さんなのに、松藤さんはしっかり合わせてハモル。
いつも素晴らしいね〜!さすが松藤さん。
最初のイントロのコーラス部分はクラッシャーのバイオリンになっていた。
最後のコーラス部分は松藤さんと甲斐さんのハーモニーに。
レコードと同じ雰囲気で胸キュン。(古っ!)
歌う前に、デビューアルバムの1曲目の歌と説明していて、その話の流れで、「かりそめのスウィング」のレコーディング話に。
「かりそめのスウィングは、サイドが松藤さん、ベースが大森さんで、長岡さんは何もやってない。」
そして、「大森さんが松藤さんをだましてドラムにした。」と甲斐さんが言うと、「もう文句言えない」と松藤さん。「違う惑星に行ったから」と甲斐さんの一言でちょっと胸がズキっとなったが、こうして笑って話した方が大森さんも喜んでるよね。
最後は「バス通り」。「BBSに書き込みしないように。書き込むと呪われる」最後まで言うか!
そんな話をしてる最中にマイクがハウる。わお〜。呪われた?

こうして北千住一日目は終わったのでした。
甲斐さんが最近してる翼ベルトのおかげで、甲斐さんのアコギの裏がボロボロなのを知ってますか?
ずっと気になっていたんだけど、今回、ギターのその傷のまわりに透明のシールが貼られていた。
傷の上じゃないのが?だったけど、傷にシール貼ったらはがす時にもっとボロボロなるから?
ツアーが終わったら修理に出すのかな。

明日は最終日。
しっかり気合入れて心に刻まなくちゃ。