「アコギなKILLER GIG 2006」

2006年9月16日(土) 町田市民ホール


ギター:松藤英男 バイオリン&キーボード:クラッシャー木村


演奏曲

スウィート・スムース・ステイトメント
裏切りの街角
ビューティフル・エネルギー
かりそめのスウィング
甘いKissをしようぜ
安奈
LADY
BLUE LETTER
ナイト・ウエイヴ
漂泊者(アウトロー)
風の中の火のように
破れたハートを売り物に

アンコール1
冷血(コールド・ブラッド)
きんぽうげ
最後の夜汽車

アンコール2
ハート
HERO
バス通り

  アコギの季節がやってまいりました(#^.^#)
今回は、前野さんがいなくて寂しいけど、クラッシャー木村さんと松藤さんと甲斐さんの3人。
どんな感じになるのかとっても楽しみでした。
夕方食事を終え、小さい会場だからグッズ買うのもそんなに大変じゃないだろうと勝手に考えてトイレにも行かず、開場時間をちょっと過ぎてから会場に到着すると長蛇の列!
え〜!並ばないと入れないの〜?とちょっとビックリ。
並んで中に入るともう10分前!トイレに行ってからグッズ売り場へ行くと・・・あれ?マグカップがない!
そんな〜、売り切れてるわけないよね〜、後にしよっ。
さっさと座席に着いた。
チケットが届いた時に、ファンクラブでこんな席なんてあり得な〜いと大きなショックを受けたが全然そんな事はなく、最後列だと思っていたら後ろにはまだまだ席がある。
前との座席に段差もあるしとっても見やすい。
開演時間になってもまだまだ始まりそうにない。
ステージ向かって左側にキーボード、右側にはギター。
と言う事は、松藤さんは右、でもクラッシャーさんは?
クラッシャーさんがキーボード弾くのかな。
松藤さんじゃないのかな。
ステージ両脇にはいつもの作り物の炎、会場には洋楽が流れている。
ギリギリ入場したために、どんなテーマの音楽が流れているのかが全くわからないまま、15分遅れで始まった。
始まりの曲は、ここずっと流れているあの曲。(曲名わかりません。ズンチャッズンチャッって始まるやつです)
そしていよいよ甲斐さんたちの登場〜♪ 
 白ジャケットで黒にストライプのパンツ・・・あ、RSRと同じだ。
松藤さんはセミロング(#^.^#)
クラッシャーさんは全身黒。
甲斐さんと松藤さんはイスに座り、クラッシャーさんはバイオリンを手にスタンディング。
1曲目は「スウィート・スムース・ステイトメント」。とってもよかった。そして意外だった。
意外と言っても私は毎回ライブでやる曲の予想なんて立てた事もなく、考えた事もないんだけど(^-^;
無の状態でライブに望むのが好きなので予想はしないけど、当日、座席に座ってからの想像はすごいよ〜。
今回も1曲目の後からいろんな想像が膨らんで、もしかしたらソロ曲ばっかりやるんじゃないかとか、ライブであまりやらない曲ばかりなんじゃないかとか。
ワクワクしてたら2曲目は「裏切りの街角」。あれ(#^.^#)期待し過ぎたか。
でも、最初のイントロでいつも甲斐さんが吹くハープの部分、クラッシャーさんのバイオリンから同じメロディーで始まったので、いつもとは雰囲気が違ってた。
途中の所はいつものように甲斐さんのハープになってました。
「ビューティフル・エネルギー」。やっぱり松藤さんが歌うと拍手。
「かりそめのスウィング」。バイオリン、いいね〜!!会場の中も寒いくらい冷房が効いてたので違和感まったくなし。
「甘いKissをしようぜ」。クラッシャーさんがキーボード!おお!弾けるんだ〜。
甲斐さん、途中でストップし、歌い直しする。そう、歌詞間違い。
そのまま過ぎてしまっても全く問題なかったのに。
それより譜面台に歌詞置いてるんだから見ていいのに。
と言うのも、MCで言ってたのです。歌詞は絶対見ないと。(保険の為にスタッフが置いたんだとか)
さっき見たら間違えたから絶対見ないとも言ってた。(1曲目、確かにすぐ間違ってた)
と言うわけで、ここで本日のMCをまとめて。

●「こんばんわ、グレープです」。
こんな挨拶をした甲斐さん。(クラッシャーさんがいるからだね)
●衣装について。
夏の終りだから今は白ジャケットでいいけど、来月どうしよう。「北千住は白でいいのか」と。もちろん駄目だよ〜。きっと黒のラメ入りジャケに替わってることでしょう。
●今回のツアーのリハーサルは高円寺のスタジオだった。
最初は何も思わなかったけど、2日目に「原点に返れと言われてる気がした」と思ったと甲斐さん。
それは、昔、甲斐バンド時代に高円寺のアパートに住んでいたから。
この言葉にちょっとググっと来ました。
どんないきさつでそのスタジオでリハをやる事になったか、理由は言ってなかったけど、いろんな事が頭のなかで蘇ったんでしょうね。
●高円寺のそのスタジオのそばの沖縄料理店
メニューに「具志堅パンチ」と言うカクテルがあったので頼んだら、アセロラがなくて作れないと言われた。(残念そうだった。私も飲んでみたい!)
●怪しいハンバーグ屋
住んでた頃にあったハンバーグ屋さんが今でもあったんだそうです。
昔は2
〜300円だったけど今は4〜500円だって言ってたかな?安すぎるすごい!
そして、ここには書けないような事言ってました(・。・)
●秋田人経営の北海道ラーメン
秋田の人がやってる北海道ラーメンの店が、当時住んでた所の1Fにあって、甲斐さんはちぢれ麺、嫌いなんだけど、その主人がいい人でマージャンを一緒にやったんだって。
北海道ってちぢれ麺が定番なのかな?私はまっすぐもちぢれもどっちも大好き〜♪
●沖縄・宮古島でのライブが決まりそう。
ネタバレBBSで石垣島って書いてる人がいたけど、甲斐さん大好き宮古島!
石垣島じゃないよね〜。
●途中でウクレレ出てきます。
セイヤングでハワイアン特集をした事を思い出した。そうか、あの曲か〜。

もっともっと話してたけど、私の記憶ではこれが限界。

「安奈」。去年のクラッシックから、バイオリンのパート部分が大好きになった。歌よりもバイオリン聴いてるかも(^-^;でも、歌ももちろんよかったよ。
春のツアーで松藤さんが安奈でドラムを叩いた時、一瞬で甲斐バンドになってしまい、すごいと思ったと甲斐さんは言っていたけど、みんなそう感じてたと思う。もちろん私も。
「LADY」。これもクラッシャーさんのバイオリンがいいね〜。
松藤さんはピックを右ひざに置いたり取ったりしてこの曲を弾いてた。アルペジオは爪で、ストロークはピックでって感じでね。すごく忙しそうでした。気になってそこばかり見てた。
「BLUE LETTER」。クラッシャーさんのキーボード、いつも前野さんが弾くのと同じ感じでした。
それを聴いて思った。
たくさんの大物アーティストのツアーにバイオリンで参加してるクラッシャーさんに、キーボード弾かせる人って甲斐さん以外にいるのかな〜と。もしいないのならすごい事させてるよな〜、甲斐さん。
歌い終わった後だったか最初だったか(後だと思うけど)「青い手紙」とふとつぶやいた甲斐さん。
「水色じゃなくてよかったね」と松藤さん。これわかる人、やっぱり30代以上?
若い子も結構来てたからきっと???だったよね。(最近そんなのばっかりだけど)
「ナイト・ウエイヴ」。途中のバイオリンの音色がいい〜!
「漂泊者(アウトロー)」。いつもアコースティックでは松藤さんのギターのみのアウトローなので、バイオリンが入っただけでやっぱりちょっと雰囲気が変わります。新鮮な感じ。
「風の中の火のように」。クラッシャーさんはまたキーボード。甲斐さんはギター。
パンツがローウエスト、そして翼ベルトはベルト通しに通してないんじゃないかって思えるほどだら〜んと下がっていてずっと気になってたんだけど、甲斐さんがギターを持ち替える時にカチカチ音がする。
きっと翼ベルトがギターに当たってるんだと思う。
「破れたハートを売り物に」。イントロはクラッシャーさんじゃない。音が流れた。
そりゃそうだよね、あれは1人では無理。
去年のクラッシックは素晴らしかったな〜。またあのバージョン、生で聴きたいな。
音が流れたのはイントロだけだったので、途中のバイオリンはちゃんと弾いてました。
本編はここで終了。

アンコール1。
白ジャケットを脱いで登場した甲斐さん。
首が大きく開いたシャツ。(空きすぎ、大きすぎる!前回もそう思った)
たぶん翼ベルト、気づいてたんだと思うけど、シャツをパンツの外に出してベルトの上にしっかり出してた。
これでカチカチ鳴らないね。
「冷血(コールド・ブラッド)」。間奏の追いかけるようなバイオリンは一人ではできないので少々迫力には欠けたけど、それでも疾走間のあるバイオリンで素敵でした。
「きんぽうげ」。これもバイオリン入りなんて初めてじゃない?
とっても怪しげで素敵でした。甲斐さんもよりセクシーに見えた!!!!
「最後の夜汽車」。これは私にとって本日のNO.1でした!!この曲はいつも泣かせてくれる。
歌う時の甲斐さんの表情もまた素敵なんだよね〜。感動でしびれました。

アンコール2。
 あ、また白ジャケット。翼ベルトはキリっと締めなおしてありました!!!
松藤さんはウクレレ持参。
弦は4本だけど、まるで小さいギターみたいでかわいい!
ウクレレと言ったら、牧信二のウクレレを想像してたんだけど、今はおしゃれなんですね〜。
甲斐さんも小さめのギター。
曲はやっぱり「ハート」。セイヤングでかけたもんね〜。
松藤さんのウクレレがいい味出してました。綺麗な音だ〜。
ハートについてのエピソードを話してくれましたが、うまく説明できるかな。
「ハート」は、甲斐バンドの最後のアルバム「リピード&フェイド」の為に作った曲。
当時、最後のアルバムと同時にソロアルバム「ストレートライフ」をレコーディングしていて、「ラヴ・マイナス・ゼロ」と「冷血(コールド・ブラッド)」をソロアルバム用にスタジオミュージシャンで録音し終わっていたんだけど、レコーディング中に大森さんが解散したいと言い出したので、急遽、バンド用に録音し直し、抜けた穴を「ハート」で埋めたとか。(「抜けた穴を」ってここがちょっとわかんないんだけどこれでいいの?)
とにかく、そのソロバージョンの「冷血(コールド・ブラッド)」と「ラヴ・マイナス・ゼロ」が入った「ストレートライフ完全盤」ってのが存在するんだって。
この話し、何度か聞いた事はあるけど、そのアルバム聞いてみたいよね。
まだまだ出てない未発表音源、いっぱいありそうだ。
 ここで、最後の曲に行く前に、もう1曲あるんだけど・・と甲斐さんが言うと会場は大拍手。
次の曲はバス通りらしいんだけど、もう1曲ってのは「HERO」で・・・と言うと再び大拍手!
じゃあ、俺たちカラオケやるから歌えと甲斐さん。
もちろん、大声で歌いますよ〜!
次の曲のバイオリンの用意をしていたクラッシャーさん、慌ててスタッフさんが出てきてキーボードをセッティング。あら?本当に急遽って事なのかな?
で、甲斐さんのギターで始まった「HERO」
歌えとか言って、結局甲斐さん歌うんでしょ〜と思ってたら、本当に私たちに歌わせた!
途中、歌詞の頭だけは歌う甲斐さん。(「生きるって事は〜」「今夜〜」と言う風に)
1番しっかり歌わせてもらいました。大合唱、気持ちよかった〜。
2番からは甲斐さんと歌う。大合唱は止まらない。
クラッシャーさん、キーボードちゃんと弾いてるじゃん。やっぱり予定通り?と思っててたら、歌い終わった後、「クラッシャー、練習してない」って甲斐さんが言った。
え?そうなの?どこが違うの?私にはわからなかった。
次でわかるかな。でも、もうHEROやらないって言ってたな・・・・。(たぶんやるでしょうけど)
そして、私たちの歌にもダメ出し。バラバラだって。
だから頭ちょっと歌ってくれたの?
音が反響して、私たちの歌声がちょっとずれて甲斐さんに聞こえたに違いない!
だって私の場所は最初から反響が大きいなって感じてたから。
そして本当に最後の曲は「バス通り」。これもみんなで気持ちよく歌った。
アコースティックライブの最後の曲はやっぱりバス通りだね。
最後、クラッシャーさんと松藤さんを紹介する甲斐さん、すると、松藤さんが最後に「甲斐よしひろ〜」とマイクを使って紹介。おお〜!
こうしてあっと言う間の2時間ちょっと。楽しかった〜。

 急いでグッズ売り場へ直行。
「マグカップください」
「売り切れました」。
えーーーーー!!そんな〜!!!!
「見本はないんですか?」
「現品も売っちゃったので」。
うわ〜!ショック〜!
「北千住行きますか?そこでがんばって買ってください」。
とスタッフのお姉さんに言われました。
そんなぁ〜。じゃあ次の桐生でがんばってみる。
バンダナだけ買って帰りました。(今回パンフないんだよね〜)

 
少々初日の緊張感も感じられ、でも甲斐さんたちはすごく楽しそう。
これから12月まで続くツアー。
どんな感じで進化していくのか、とっても楽しみ!