セイ!ヤング21公開録音&CD即売サイン会
2005年6月18日(土)PM6:30〜
渋谷 DUO

 梅雨入りしてからのイベントはやっぱり憂鬱。
今回は特に、大事な大事なBOXセットを持参しなければいけないのだから、雨にやられてボロボロになったんじゃ悲しい。もう1セット、本当に買わなければいけなくなる。
最初は当日購入者のみへのサインだったけど、ファンクラブ会員だけは購入済みでもサインしてくれる事になった。
きっと苦情メールが殺到したに違いない。
私は最初から諦めてメールなんて出さなかった。
やっぱりこんな時はメール出さなくちゃとつくづく思った。

 このレポを書いている6月19日現在、セイヤングの放送はまだなので、放送を楽しみにしている人の為に公開録音の内容は書きませんが、たぶん歌の部分は放送されないと思うのでそれはレポにします。(放送されてもハプニングは放送されないと思うので)
放送が終わった時点でその時の様子のレポを別にアップしようと思っているのでそれまでお待ちを。 

 会場入り口にはアーティストNUDE(kaimode)から届いた花がひとつ。(コンサートにも必ずここからは来てますね)
整理券配布は午後4時半から。
先に公開録音のための整理券を貰い、次に会員証を見せてサイン会の整理券を貰う。
パソコン画面を見ながら会員番号との照合をされる。
こんな事してたら1時間じゃ終わらないよって思ってたら、私の次からは提示のみでOKになった。
身分証明やボックスセットの送り状との照合などもするのかと思っていたんだけど、当日集まった人数を見たらそれは無理だなと思った。
最近、こんなイベントに集まるのは多くて200人くらいだから、多くても300人くらいかなと思っていたらすごい人数。
恐るべしサインの威力!!(先日のAXみたいなイベントでもこれくらい集まってくれたらな〜・・・)
整理券を貰った後は会場の近くでしっかりと食事を取り、集合時間の6時ちょっと前に再び会場へ戻ると、入り口横に机が置かれ、その上には整理券が置かれている。
今から来る人の為に用意されてるものだと思うけど、それを見たら、即売会の整理番号は150番台。
お〜、150人も今日買う人がいるのか〜とビックリ。
公開録音の整理番号は430番台。お〜!!こっちもビックリ!!
400人も集まったのか〜!!!!
入場を待っていると横にカメラを持った人達を発見。
脚立を見ると「めざまし」と書かれている。
めざましテレビだ〜!!
友達がその人たちに確認する「めざましテレビですか?」
すると答えは「はい。」
最近、めざましテレビは毎日録画してるからオッケ〜(^-^)v
たっぷり放送してくれたら嬉しいな。
 時間になり、中へ入る。
前方にイス、後ろは立ち見、2Fにもイスとテーブルがあるようで、雰囲気はパワステを横に広げた感じ。
もちろんど真ん中の席をゲット。
本当はまだ風邪が治らず咳も出るために、控えめな場所でそっと見ようと思っていたんだけど、会場に入ったらやっぱり正面でバッチリ見たくなった。
前回の山野楽器の時と同様にマイクが5つ置かれていた。
甲斐さんの座る席はもちろん前と同じだろうから、ど真ん中の席と言ってもちょっぴり甲斐さん寄りの席を選んだ。
ステージの後ろにはスクリーンが出ていて、そこには公開録音の文字。
会場にはもちろんライブCDが低〜く流れていた。

甲斐さんのとなり、丹羽さんの席にはグラスが1個。
友達が「♪カ〜ン用のグラスだよ」と言うが私は「うそ〜」。(実際カ〜ン用でした)
ステージの右側にはマイクスタンドが1本。
その時は生唄ありだとは思っていたけど、そのマイクスタンドで歌うとは思っていなかった。
めざましテレビのカメラはステージに向かって左後方にいた。(頭くらい映ったかな(^-^;)

 久保さんのちょっぴり寒〜い前説。
「500人ちょっと」と言っていた。(甲斐さんは400人強、スポーツ新聞は600人になっていたけど)
そして、公録に関しての注意、サイン会の軽い説明が終り、先に久保さんたちが着席、セイヤングのテーマが流れてから甲斐さんたちが登場し公開録音は始まった。
甲斐さんの衣装は黒のラメ入りのジャケットにV字の白シャツ、黒の皮パンツ。(ステージで見てもボロボロだったけど近くで見るともっともっとボロボロでした。いい感じにね。)
靴もステージではいてるもの(左足先にちょっと泥)そしてサングラス。
サングラスの横からいい感じに目が見える。うほほ〜、やっぱりベストポジションだ〜。
松藤さんはグリーンのポロシャツ。
甲斐さんを見て話す松藤さんの顔もバッチリ見えて最高!!

公開録音の様子7/14

 楽しい公開録音はあっと言う間に終り、最後にかかった「レイニー・ドライブ」が終わる頃、横にあったマイクスタンドが中央に置かれた。
曲が終わったとたん、「甲斐バンドスターズオン」のイントロが!
お!!いきなり始まるか〜!!
甲斐さん登場!ステージ中央前方に・・・うぉーーーーーーち・ち・ち・近い!近すぎる!
私と甲斐さんの距離、1メートルないかも。
歌い始めてすぐにハプニング。
HEROから始まるスターズオン、次のアウトローを歌い始めようとマイクスタンドからマイクを抜いた瞬間、スポッ!!コードが抜けた〜!!!!!!!!
こんな大事な時に!
甲斐さんは袖へ引っ込み、慌てて飛び出すマネージャーN氏。
会場からは手拍子が発生し、甲斐さんを待つ。
何分くらい待ったんだろうか(ものすごく長い時間に感じた)甲斐さんがワイヤレスマイクを持ってステージに上がった。
怒ってる、怒ってる。当然だ。
「普通はマイクとコードの間にビニールテープを巻くのに巻いてない、PAのチームがいないとダメなのか!!」と強い口調で訴える。怒ってます。
甲斐さん「今、ビニールテープ探してます。」
会場「え〜?」
「待ちきれないのでこのまま始めるから曲を流して」と甲斐さんが言うとイントロが流れて歌い始めた。
ハプニングのおかげで会場の盛り上がりも倍増。
そして再び甲斐さんとの距離の近さに倒れそうだ〜。
狭いステージを右に左に動いて歌う甲斐さん。どっちに行っても近い。
中央にすぐ戻ってくるので自分の目の前にいる時間が長い。
甲斐さんのサングラスの中の瞳がしっかり見える。
近くて低いステージのせいもあって、会場のみんなをしっかり見て歌ってくれてる。
当然視線は何度も合う。(読んでる方、勝手に言ってろって思ってるね)
♪俺の導火線に火がついて〜♪もーー目の前で〜セクシ〜ポーズ〜!!
手が甲斐さんに届きそう。手を伸ばせば触ってくれるんじゃないかとちょっと期待。
過去にステージから降りた甲斐さんが私にタッチしてくれたと言うラッキーな事もあったりするので「もしかして」と思ったけど、当然触ってくれなかった。残念。
 歌が終わると久保さんが登場し、サイン会の詳しい説明。
先に当日購入者からなので、サインする様子をずっと見ていられた。
しかも、当日購入者は終わってみるとなんと200人!!
150人でもすごいと思っていたのに200人とは!すごい人数だ。
サインが始まると会場から「キャー」と言う声が。
握手はダメ、と言われても手を出す人、何やら声をかけてる人、ハイタッチする人、手紙を渡す人、泣いちゃう人、いろんな人がいて、その都度、いろんな反応が(叫び声が)会場から聞こえて来た。
私と言えば、妙に落ち着いてその様子を見ていただけ。
緊張もしなければドキドキもしていない。何だかぼーっとしてる。
ファンクラブの番になり、私も列に並ぶ。どんどん順番が近づいてくる。
甲斐さんの横のN氏、汗だくだ。
松藤さんの横にはK氏が「握手はダメ」と申し訳なさそうな顔で言い続けてる。
いよいよ私の番・・・・、その前に友達が先だったんだけど、さっきまで普通だったのが急に「目の前で見れて%#%&@*!!!!」と意味不明な言葉を叫びだしたので、甲斐さんは顔を上げて友達の顔を見て笑っていた!
こんな近くで甲斐さんの笑顔を見れて私はラッキー!!(その友達は舞い上がっていたのでその笑顔を見逃したらしい)
そして私の番。
サインする甲斐さんを見つめるも言葉が出ない。
サインが終わると顔を上げて「ありがとう」と顔を見て言ってくれた(;_:)
「ありがとうございます」これが精一杯。
そして松藤さん。私はやっぱりサインする松藤さんの顔をしっかり見つめていた。
「ありがとう」松藤さんもしっかり顔を見て言ってくれた。
やっぱり「ありがとうございます」これしか言えなかった・・・・。
ボックスを持ってステージ下に下りる時、急に足に震えが来て少しよろけてしまった。
この後、急に緊張が襲ってきた。
サインを続ける甲斐さんを見る事もできず、会場の隅に腰が抜けたようにしゃがみ込む。
会場には「MIDINIGHT」が流れていて友達は泣いている。
私は絶対泣かないもんと思っていたのに急に涙が。友達と一緒に泣いてしまった。
泣いちゃうなんて自分でもびっくり。
 放心状態だった私もようやく落ち着き、遠くからサインを続ける甲斐さんたちを見ながら友達と話していると全てのサインが終わったようで会場から拍手がおきる。
ステージにはマイクを持った甲斐さんが立っていた。
「どうもありがとうございました。もう二度とやらないと思います。これが最後」と甲斐さん。
「どうもありがとうございました。CD楽しんでくださいね」と松藤さん。
会場からは大きな拍手。
甲斐さん、松藤さん、本当にありがとう。そしてお疲れ様でした。
出口でステッカーを貰う。会場に貼られていたポスターと同じだ。
 
 夢のような一日でした。
あんなに近くで歌う甲斐さんを見れるのもこれが最後かも知れない。
どんなに会場を探しても客席とステージの隙間が30センチ以内なんて場所、ありえないから。
最近、冗談で握手会やサイン会の話しをセイヤングでしていたけど、まさか現実になるとは全く思っていなかった。

「30周年を祝ってくれたみんなへのささやかな感謝の気持ちです」

この甲斐さんの言葉を素直に受け止めたい。
そして、直接言いたかった「ずっと歌い続けてください。」