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ギター:松藤英男、アコーディオン他:前野知常 甲斐さんは「三郷は近い」と言うけれど、やっぱり遠いよ〜。 甲斐さんは車だし、家からは近いんだろうけど、我が家からは2時間以上。遠い〜。 荒川では「三郷は遠いって言うから」と言ってたけどね(#^.^#) でも、今回のツアーは始まる時間が早いだけ、帰りの心配はいらないから安心。 海老名ではちょっぴり前野さん側、そして今回はしっかり前野さん側。 続く時はいつもこうで、同じ方向からばかり見る事になる。 もう4月だと言うのにまだまだ寒くて、前半座ってるアコースティックライブはすっかり体も冷え切って、そのことでも甲斐さんにいろいろ突っ込み入れられたライブでした・・・。 |
演奏曲 |
始まる前、海老名ではモクモクしていたスモークがそんなに気にならないステージ。 前野さん用のキーボードがない。あれ?海老名でも最初はなかったのかな?と記憶が曖昧に。 今回は緊張感ないなー。 予定より10分くらい遅れて始まった。 今日の衣装は・・・・お!白だ!!しわ加工されたジャケット。 でも、下が黒の皮パンツ。 他では下も白のパンツだったそうで、下も白だからこそ甲斐さんらしくなくてビックリなのに、いつもの皮パンツだと素敵な衣装と言う印象はなく、普通っぽい。 やっぱり気に入らなかったのかな、いつもの皮パンツじゃないと。 白ジャケットの下はPARTY30でも着ていたVネックで右にスパンコールのようなものが貼り付けられているシャツ。 いつものようにサングラス。 ちょっぴり髪の毛をカットしたようだ。 本編に入る前に、今回のMCをざっと。 ○サッカーの話し。埼玉スタジアムに3日前に来ていたので泊まってそのまま来たかった。 北朝鮮戦で赤いセーターを着ていて並んでる時に気付いてまずいと思ったのに、バーレーン戦でも赤を着てしまった。 ○三郷はゲネプロ(通し稽古)をよくやっていたのでゲネプロ気分。 本番だと言い聞かせて来た。(そう言えば私は20年近く前、浜田省吾の公開ゲネプロでここの会館に来た事がある) でも、甲斐さんも1994年12月、ソロでやってるんだよね。 お忘れか? |
○「このツアーで初めて満席じゃない。でも君たちのせいじゃない、誰のせいでもない、松藤のせいだ。」と甲斐さん。理由は普段ちゃんとしないからだって。(1階後ろがちょっと空席、2階は・・・) ○「浦和でやる」と宣言。本当か?千葉は相性が悪いからやらないそうだ。ぶーー(゜.゜) ○トイレに行く人が多かったので、「静かなコンサートに慣れてないから緊張してトイレに行くんだ。前に行っておけよ。」と注意。戻ってきた人をいじるなど、結構目についたよう。 だけどここで言い訳。この日はとっても寒く、会場内も寒くてそれで座ったまま。体も冷えます。 私もちゃんとライブ前にトイレに行ったのに、1時間くらい経った所でトイレに行きたくなりました。 私は我慢できたけど、トイレは仕方ないよね〜。 ○トイレの次には「みんな変、今までにない雰囲気」。と甲斐さん。普通1〜2曲目に拍手が長いのに、3曲目に長かったからおかしいと。(何となく緊張感漂う会場ではありました) ○南アルプス中学校の話し!(シリドリだったっけ?この話ししてたの) ○ある場所(忘れたらしい)で中年の人が倒れた話しをする時「アンコールのバス・・・」と曲目を言いかけてしまった甲斐さん!「ある曲」と言い直したけど遅い(^-^; 倒れたのがおっさんだったから目に入ったけどほっといたそうだ。。。 おまけに「俺に興奮したんだ、ちょっと嬉しかった」だって、ひど〜い。 MCはこんな感じでした。 ここからは本編の曲の話し。 海老名と同様、甲斐さん1人での「ちんぴら」で始まり、その後、ピンクのシャツを着た松藤さんが登場して「裏切りの街角」。 次に、全身真っ黒の前野さんが出てきて「きんぽうげ」。 松藤さんのギターに前回なかった小技(こえだ、じゃないよ、こわざ、ね。)が加わる! いつも同じにしない松藤さんはすごい!そして、聞いてる方もそんな発見ができてすごく楽しい。 そして「きんぽうげ」のハーモニーはやっぱり素敵。 「ビューティフル・エネルギー」、海老名では松藤さんが歌うと拍手がおこったけど、今回はおこらなかった。(私は途中の拍手はいらないと思っているのでよかった) 「かりそめのスウィング」「安奈」。 「レイニー・ドライブ」、この曲も小技あったような・・。 「愛のもえさし」、途中、ちょっと詞につまってから少々甲斐さんの歌が不安定に聞こえた。 最後も前野さんのコーラスが正しい歌詞で甲斐さん間違ってた。 海老名では松藤さんの♪「あ〜い」にばかり気を取られていたけど、前野さんのコーラスもとってもよかったなー。 いつも松藤さんは足をバタバタさせてギターを弾くけど、今回のバタバタはいつもより激しいのか、スピーカーがいいのか、私がスピーカーの前だったからなのか、すごいバタバタ音がスピーカーから響いていた。 静かな曲では目立たないんだけど、力強いギターの時は気になるほどの大きな音。「あいのもえさし」もその1曲でした。 「BLUE LETTER」。歌う前に、武道館に出たゲストの話をして、大友康平が歌い方を変えてるのがエライと言う話しになり「今日は元に戻します」と言ったのに「かって輝いてた」を「かつて輝いてた」と歌っちゃった甲斐さん!意識して間違っちゃった? 「花・太陽・雨」。松藤さんの声が力強い。(やっぱりマイクの感度がいい?だから足、パタパタ音が聞こえるのか?) 「漂泊者(アウトロー)」。冷えた体を温める時がやっと来た!一気に立ち上がる。静かで変だと言われた会場の雰囲気も一変。みんな盛り上がる。 「風の中の火のように」。座ってた不満を爆発させるかのように、会場からはたくさんの声援。 「破れたハートを売り物に」。相変わらず控えめな前野さんの12弦ギター。やっぱりよく聞こえない。もったいないなー。 アンコール1回目は白ジャケットを脱いだ甲斐さん1人で「翼あるもの」「感触(タッチ)」。 そして、海老名ではなぜかカットされてしまった「テレフォン・ノイローゼ」。これで完全だー。 普通は「♪ベル〜が鳴る〜」と歌うけど、最後だけ「♪ベルが〜鳴る〜」って歌うでしょ?だけどこの日は最後でもないのに「♪ベルが〜鳴る〜」と歌ってた甲斐さん。そこで終わったら短いテレフォンになる所でしたが、ちゃんと続けて間奏のギターに入り、ちゃんと歌いきりました。また間違っちゃったねー、甲斐さん。 再び二人を呼んでの「HERO」。前野さんが白フレームのサングラスで登場!!!想像よりもかっこよくて似合ってた。(もっとフレームが大きいのかと思ってたら普通でした) 松藤さんがギターを交換する時、弦が切れていたのが見えた。いつ切れたんだろう。 松藤さんの顔ばかり見てて気付きませんでした。 「熱狂(ステージ)」。この曲では私だけかも知れないが、甲斐さんが一瞬ぼーっとして歌ってるように聞こえた瞬間があった。 このまま意識を失って倒れるんじゃないかって・・・。きっと私だけだよね、そんな風に思えたのって。 なぜそう思ったかと言うと、甲斐さんって語尾に力入れて歌うでしょ、それがちょっと弱かった事と、1ヶ所だけ舌がもつれたように聞こえた所があった。 だけど最後に近くなった所でいつものように語尾に力が入り、まるで意識が戻ったかのようになって、最後まで歌った。ドキドキして曲なんてまともに聞いていられなかった。せっかくの熱狂(ステージ)だったのに。 アンコール2回目。1曲目は「嵐の明日」。 甲斐さんはアコギツアーで売られてるTシャツの襟を縦にざっくりと切った状態で着ていました。 そして、もう最後の曲かー、バス通りだな・・・と寂しく思っていたら、いつまでたっても前野さんがマンドリンを持たない。もしかして別の曲?と期待していたら「初めての曲をやります」と甲斐さんが言った! 気に入らなかったら途中でやめるかもしれない、練習だ、なんて言う甲斐さん。今日しかやらないかもとも言ってた。(どうかな) そして始まった前野さんがキーボード、松藤さんギターで「かけがえのないもの」。うわ〜!!嬉しい! ライブ始まる前に会館の中にあるレストランでお茶してる時に、友達が「かけがいのないもの」聴きたいって言っていたのでまるでリクエストに応えてくれたかのよう。 3人のハーモニーがまたまた冴える。すごくよかった。今日の一番!拍手も大きかった〜。 最高の出来だったので、今日しかやらないなんて事はないと思う。荒川でも聴けそうだ。 そして最後の「バス通り」。さっきも曲目言ってしまったから、照れ隠しに「バスルーム」なんて言ってました。松藤さんの突っ込みは「愛を込めて」(^-^; 銭にならない曲って話もしていて、つっちーやジャラにはこの曲やってとは絶対言えないそうです。 つっちーに頼む曲では裏切りの街角がギリギリだと。そうだよねー。♪チャッチャララーと弾くつっちーにやっぱり違和感感じたもん。(今じゃ慣れたけど) 前野さんのマンドリン、出だしちょっと失敗。でも本当にいい音してる。マンドリンにやっぱり釘付け。 全てが終り、会場に「25時の追跡」が流れた。 甲斐さんが使っていたピックについて、海老名のレポで甲斐バンドの文字が書かれていたような気がすると書きましたが、甲斐バンドの文字が書かれていたピックはギターに貼り付けられていて、使ってたピックはいつもの無地だったみたい。貼られていたピックは [Kai Band] の文字のみ。 今回も甲斐さんを見る松藤さんの視線の先に私と言う状態で(勝手な思い込み)何度も何度も松藤さんに見つめられて(見てないって)幸せでした! 私の思い過ごしで一瞬心配に見えた甲斐さんだったけど、いつも通り最後まで元気な甲斐さんでした。 |