KAI 30th ANNIVERSARY TOUR ENCORE
「”アコギ”なPARTY 30」


2005年4月23日(土) 
足利市民会館


ギター:松藤英男、アコーディオン他:前野知常

 
行くつもりではなかった足利。
行くことに決めたのは3日前なのに、海老名より三郷より荒川よりも気持ちが盛り上がってる自分がいました。不思議。
5月も6月も行けないと言う思いからなのかな、楽しまなくちゃ、目に焼き付けなくちゃって思ってたのかも知れない。
そして今回もまた、始まる前に会場のレストランで話していた話題がMCに!!
3回も続くと、気持ちが通じ合ってるとしか思えない!(勝手に思ってろって?)
前の日にタイガー&ドラゴンの2回目の放送があって、このドラマがすごく面白くて、友達といいよねーってこのドラマの話題で盛り上がっていたんだけど、甲斐さんも見たんでしょうね、しっかり途中のMCでタイトルが出てきました。

演奏曲

ちんぴら
裏切りの街角
きんぽうげ
ビューティフル・エネルギー
かりそめのスウィング
安奈
レイニー・ドライブ
愛のもえさし
BLUE LETTER
花・太陽・雨
漂泊者(アウトロー)
風の中の火のように
破れたハートを売り物に

アンコール1
翼あるもの
感触(タッチ)
HERO
熱狂(ステージ)

アンコール2
嵐の明日
かけがえのないもの
バス通り

 今回の席は初めて松藤さん側。
いつも取ってるファンクラブ席とはやっぱりまわりの雰囲気が違う。
結構年配の人が多く、となりのおじさん(60くらいかなぁ)はファンなのかなとちょっと疑問に思ったりもしたが、始まったら歌う歌う!
おじさんもファンだったのね〜。(ちょっと嬉しかったりして)
 10分くらいの遅れで始まり、甲斐さん登場。
甲斐さんは赤のシャツに黒の皮パンツ。海老名の時と同じだ。
1曲目の「ちんぴら」。ちょっぴり落ち着いた客席の反応。
だけど、終わった後の拍手は長かった。
松藤さんを呼んで「裏切りの街角」
やっぱり会場は静かだが、となりの女性は小さく拍手して、裏切りの街角を喜んでいた。
久しぶりに甲斐さんを見る人が多かったのかな、甲斐コールも少なくキャーキャー騒ぐ声がほどんどないし、立ち上がろうとする人も全くいなかった。
でもみんな楽しそうで喜んでるのはよくわかる。
松藤さんは前にも着ていた胸に銀色が入った黒のシャツ。
いつもの黒の衣装、サングラスは黒で前野さんが登場し「きんぽうげ」
三郷で試した松藤さんのギターのきんぽうげでの小技、後半だけちょこっと入れてました。(結構この弾き方好き!)
「ビューティフル・エネルギー」。2番、松藤さんが歌い出し、少ししてからちょっとギター失敗。歌いながらジャカジャカ弾くのはきっと楽だろうけど、この曲のような弾き方は難しいんだろうなぁ。
でもさすが松藤さん、同様もせずしっかりと立て直す。

 途中ですが今回のMC(#^.^#)
○どこかは忘れたけど、甲斐さんが歌い終わって話し出そうとすると松藤さんがギターをマイクにガツン!
松藤さんの動き見てて、危ないぞ、危ないぞって思ってたらやっぱり。甲斐さんはせっかく盛り上がる話をしようとしたのに気分を害したとムッとした顔。(みなある中の話しでした。つまんな〜い。でも会場は結構盛り上がってた)
○途中でトイレに行くやつが多くて、末広亭になったような気分、タイガー&ドラゴンみたい。(うふっ!ここです。知ってる人の方が多いだろうけど知らない人の為に説明すると、このドラマ、夜はヤクザ昼は落語家と言う話なので寄席の場面が出るんです。)
○浅草から電車に乗ってやってきたんだけど、じいさんが多かった。
○今回は普段行かない所、恋をささやくことさえも窮屈すぎる町へ行くツアーで(うまいっ)大都市には行かない。
○島根や岡山に行った話し、どこかの新幹線で葉加瀬太郎に会った。
○しんかんしぇん。(意味不明の人は荒川レポを読んでくださいね)
○今回のツアーは曲の説明入り。丁寧過ぎて気持ち悪いと言われてる。(本当に詳しく説明してた)
○PARTY30in日本武道館、アンコールでの坂井さんの顔のデカさの話し。(好きだね〜。ダパンプの話はもうそろそろやめてあげて〜)
○6月に北海道へ行く。北海道と言えば流氷ツアーしかないのに(ひどいっ)時期じゃない。はたはたとかこんなデカいんでしょ?と頭より大きく手を広げる。そんなーーー!
はたはたじゃなくてほっけだし、そんなにでかくないと前野さんが珍しく大きな声で突っ込み!!しかも胸に手をあててヨンさまポーズ!前野さんの声、聞けて嬉しかった。坂井さんがほっけ顔(でかいって事)だとも言っていた。(ますますひど〜い)
○「袖でカーテンを噛んでるんだ・・・」って話しもしてたけど、なぜ噛んでるかは忘れてしまった〜。

 本編へ戻ります。
 「かりそめのスウィング」。前野さんの右手の指をスナップ。途中甲斐さんもやってたような、やってなかったような。(忘れた)二十歳の時に書いた曲で、あの時も不況だったんだなと一言。
 「安奈」。
昔仮面ライダーをやってたおっさんが甲斐さんの前で安奈を歌ったそうだ。誰だろう?藤岡弘が真っ先に浮かんでしまったが・・・。
 「レイニー・ドライブ」
。ステージ右寄りのため、綺麗なスポットライトが綺麗に見えなかった。残念!
 「愛のもえさし」。前半、松藤さんの♪あ〜いが聞こえなかった。後半もちょっと小さかった。(ビューティフルエネルギーはちゃんと聞こえてたのに)
今回は海老名、三郷、荒川よりも曲説明が丁寧だったので、どうして甲斐さんバージョンの歌詞が「夜更け」(松藤さんは夜明け)になったのか、ここで説明欲しかったな。説明なくても何となくわかるけどね。
 
BLUE LETTER」。今回は何も説明なしで歌い始めた。大森さんが好きだったんだと荒川で言ってから特別の曲になってしまったな。胸が痛いです。三郷と荒川で「かて」と歌っていたけど「かて」に直ってました。
 「花・太陽・雨」。松藤さんの声がしっかり聞こえる。
 「漂泊者(アウトロー)」。立ち上がるときです。あのおとなしかった会場がうそのよう!!
足利は今まで行った中で前半の静けさとここからの盛り上がりの差が一番大きかった。急に甲斐コールが始まるんだもん。やっぱりあの雰囲気に緊張してたんだ。となりのおじさんもノリノリで歌ってるよ〜(#^.^#)
 「風の中の火のように」「破れたハートを売り物に」

 アンコール1回目、
甲斐さんは赤いシャツを脱いで、中に着ていた黒のシャツで出てきた
会場もものすごく盛り上がっている。
 「翼あるもの」「感触(タッチ)」「テレフォン・ノイローゼ」と甲斐さん1人のナンバーが続く。
大合唱の
3曲。♪ターッチとコーラス入れる人、後方席からさっきまでおとなしかった男性が音を思いっきりはずしてしかも大声で歌っている。
全員での「HERO」。これも大合唱。前野さんは白のサングラスに。
「熱狂(ステージ)」
。やっぱりマイクを両手で抱え込むように歌う甲斐さん。後ろからあたる照明に浮かぶ甲斐さんがとっても素敵。海老名からずっとそう思ってた。映像になったらどんな感じになるんだろう。ここが一番の楽しみだ。
大合唱ではないけれど、控えめにあっちこっちで歌っている。(なぜみんな音がはずれてる?こんなに音がはずれてる人が多いのも珍しい。ちょっと気になった。)

 アンコール2回目。甲斐さんはアコギくんTシャツの襟元をカットし、上には黒のシャツ。過去に着たものだけど、今回のアコギツアーでは初めて見た。(守山でも着たそうだ)
前野さんと松藤さんの衣装は・・・・・忘れてしまったーーーー。う〜、ショック。
「嵐の明日」。
「かけがえのないもの」
。ビデオ撮影してた荒川で一番大事な所で歌詞間違いした所は横目で歌詞を見ながら間違いなく歌えた。(なんでこんな所気にして見てるんだろ)
その後、マイクスタンドからマイクを取り、ハンドマイクで歌いながらやっぱり歌詞を見る。(バレバレ)
でも、今回のライブは歌詞間違いがほとんどなく完璧だった。
「バス通り」
の前の恒例、歌う前のちょっぴり長いMCの始まり始まり。
銭が取れない曲「バス通り」の説明、CD−BOXセットの宣伝。
一郎と会ったときの話し。荒川では説明不足でわからなかったけど(幼稚園以来に会ったとか言って)一郎が幼稚園の時のような顔をしてたって事でした。
甲斐さんは話すだけ話して、松藤さんが何か話したがってたのに、自分のタイミングでバス通りの演奏に入り、そのまま歌へ(^-^;

 バンドと違い、たった3人でのライブは成長がはっきり見えて楽しかった。
そして、前野さんのギター&マンドリン、ライブのたびに少しづつ違う松藤さんのギターが嬉しかった。
花粉症で歌うの辛かっただろうな、甲斐さん。だけど迫力あるボーカルを聞かせてくれた。
最後の「バス通り」とラストにかかる「25時の追跡」はもう一回見たい!と確実に思わせた。
アコギだから何度も行ったら飽きるかな、なんてチケットを取るときに言っていた自分がバカだった。
回数を経るごとによくなっていくんだから。
愛知も三重も北海道も行けないからこそ、しっかり目に焼き付けようと双眼鏡より肉眼で見つめた為、日にちが経ったら細かいところを忘れてしまったおバカな私。(やっぱり双眼鏡使えばよかった)
でも、素敵な3人でした。
素晴らしい演奏をありがとう。