KAI 30th ANNIVERSARY TOUR ENCORE
「”アコギ”なPARTY 30」


2005年4月10日(日) 
サンパール荒川


ギター:松藤英男、アコーディオン他:前野知常

 
暖かいと言うより暑い!満開の桜も強風で散りはじめ、初夏のような一日でした。
都電に乗り、荒川区役所前で降りる。車内で「サンパール荒川をご利用の方は・・」と知らせるアナウンス。
都電を降りたら会館はすぐ。
建物のまわりやいろんな所にサンパール荒川の文字があったけど、建物の正面には「荒川区民会館」の文字が残っていた。
三郷よりはうちから30分近い。駅からも近いからやっぱり三郷より楽だ〜。
今回の私の席は3回の中で一番見やすい位置で、左側だけど真ん中に近くて全てが見えた。
その代わり、松藤さんの視線を独り占めにはできなかったけど。

演奏曲

ちんぴら
裏切りの街角
きんぽうげ
ビューティフル・エネルギー
かりそめのスウィング
安奈
レイニー・ドライブ
愛のもえさし
BLUE LETTER
花・太陽・雨
漂泊者(アウトロー)
風の中の火のように
破れたハートを売り物に

アンコール1
翼あるもの
感触(タッチ)
HERO
熱狂(ステージ)

アンコール2
嵐の明日
かけがえのないもの
バス通り

 さすが東京、会場にはお花が届いていました。(TBSとアーチストNUDE)
そして、つっちー、坂井さん、ジャラ、ISSAなど、いろんな方々も来ていたようだ。(私の席からは見えなかったので誰一人確認はできなかったけど)
 会場内に入りステージを見ると、すごいスモーク!!
やっぱり会場が小さく1Fしかないから?
三郷ではそんなにスモークは見えなかった。
やっぱり会場の大きさは関係あるみたい。
それに、MC中もモクモクと立ち込めてきて、甲斐さんが見えなくなっちゃうんじゃないかって思うくらいすごい時があった。
今回は20分ほど遅れて始まった。(お客さんが多かったからかも)

 ステージの両脇ではビデオ撮影、そしてステージの後ろにもトロッコに乗った二人が左右に移動しながらの撮影。
ステージが暗いと後ろの二人は見えないんだけど、時々ライトの加減でシルエットとなって浮かび上がり、静かに静かに袖へ移動していく姿が見えてちょっと面白かった。
 今日の甲斐さんの衣装は待ちに待ったあの”素敵”だと言われた上下白のスーツ!!
前回着ていた、しわ加工されたもので、下のパンツの両太もものわきにはかわいいポケットがついている。
似合ってる!そう私は思った。たまには皮パン以外もいいかも。
お腹のあたりがぽっこりするスラックスはイヤだけど。
白ジャケットの中はグレーっぽい黒っぽいトレーナータイプの生地の袖なしシャツ。(裏返したようなあのシャツ)
松藤さんはピンクのシャツ、前野さんはまた全身黒でサングラスは黒いフレーム。 

 今回も本編に入る前に、MCを。今回は長いMCだったよ〜。(いくつ覚えているか)
○やっぱりサンパールと言う名前についてのつっこみ。(サンパウロだとかサンポールだとか)
○ビデオを撮ってるけどMCはばっさりカットする。(と言いながら長いMCでテープがもったいないと言っていた)
○会場からのいろんな掛け声に「うるさい」と嬉しそうに文句。(妙に掛け声に反応してた)
○長野の東部町で車が溝に落ちて、降りた所が武道館(武道場)の前で、地元の小学生が車から降りてきた鎌田ジョージを見ておびえていた話し。
○武道館DVDのプロモツアーみたいなものだから大きい所でやった方が効率がいいんだけど、厚生年金もZEPPシリーズもどうでもいい。
○CD−BOXの作業をしていて、松藤さんのドラムが今になって上手かったと発見したそうだ!その作業で一郎とも久しぶりに会ったんだけど、幼稚園から一緒なのに会うのは小学校以来かなーなんてボケ。(その後、後ろから一郎の笑い声が聞こえたような気がしたけど気のせいかな)
○JR西日本で車内アナウンスが「しんかんしぇん」と発音する人に当たって嬉しかった。5人に1人くらいでおみくじみたいなもので滅多に出会えないそうだ。(そう言えば海老名でもこれは話してた)
○海老名の日の渋滞話。
○BS日本のうたの話。(出演依頼は断ったが出演者に会いたいから楽屋に行きたいって言う話。武道館やらなくなったら出てもいいんだって。)
○トリビュート参加者が武道館に出てくれた話。(DA PUMPの時は会場にISSAがいるのにーー、事故の話を・・ドキドキ・・・大丈夫なの〜?)
○前野さんのサングラス。(ジョン・レノンが撃たれた時のメガネの話し、松藤さんが気まずそうな顔。白山さん来てるのかも。甲斐さん、おかまいなしに言いたい放題)
○キーワードはヤクザファッション。だから1曲目が「ちんぴら」。(本当?)
あれ〜?こんなもんだったかな。もっともっといっぱい喋ってたと思うけど・・・。

 本編へ戻ります。
 甲斐さん1人での「ちんぴら」、松藤さん登場の「裏切りの街角」。はいつも通り。(すみません手抜きで)
 前野さんが加わった「きんぽうげ」では、三郷でちょっと加えられた松藤さんのギターの小技がなくなり、元に戻っていました。
 そして、歌い終わった後に「きんぽうげと言う僕が作ってない歌を・・・」と甲斐さんが言うと松藤さんが「サビは君」と返す。
 「ビューティフル・エネルギー」、「かりそめのスウィング」。
そして、「安奈」に入る前に
冬のナンバーを」と言うと、ちょっぴり会場がザワザワした。
すると甲斐さんは「え、なんで?違う違う、やれるのは今のうちだから」と言い訳しながら「歌うのやめようかなー」。
とにかく「冬のナンバーを」と言った後のMCが長かった〜。なかなか歌わなかった。(ここでテープがもったいないから止めてって言ったと思う)
「レイニー・ドライブ」
。♪サーチラ〜イト・・のところであたる上左右からのスポット、毎回綺麗だと思っていたけど、今回は一番綺麗に見えた。ハーモニーもばっちりだし。(ビデオが楽しみだなぁ)
 「愛のもえさし」。
 
BLUE LETTER」を歌う前に、「大森信和が好きだった歌を」と一言・・・・。
その一言のおかげでぷわーっと涙が・・・・。もうステージも何も見えなくなってしまった。
今後この曲を聞くたびに大森さんが好きだった曲と言うのが離れなくなってしまうだろうな。
 「花・太陽・雨」。ぐっとくるねーやっぱりこの曲は。いい歌だし、アコースティックセットにはぴったり。
 「漂泊者(アウトロー)」ここからはみんな立ち上がって、会場全員が炸裂!
まさに「立ち上がる時だと叫んでる」だった。ずっと座ってた甲斐さんも立ち上がってるし。
みんな我慢してた分大爆発で、今まで座ってたライブとは思えないくらいの熱気!!
甲斐コールもすごかったー。拍手も鳴り止まない。
 「風の中の火のように」。熱気は増すばかり。ISSAも一緒に歌ってたかな?
 「破れたハートを売り物に」。迫力あったな〜。力強かった。とにかくすごい!その一言。
本編最後のこの3曲からライブが始まったかのように、前半は別ものでした。
別ものと言ってもしっとり聞かせてくれて最高のライブでしたよ。
ここまで甲斐さんは目立った歌詞間違いもなく順調。ビデオ撮影も絶好調って感じかな?

 アンコール1回目、
甲斐さんは白ジャケットを脱いで出てきた
 「翼あるもの」「感触(タッチ)」「テレフォン・ノイローゼ」。間奏を弾いてる時の甲斐さんの気迫!
MCが長く、言いたい放題な甲斐さんだけど、ここまで長く甲斐さんの事を好きでいられるのは、やっぱりこの瞬間があるからなんだなぁ。
 2人を呼んで再び3人で。「HERO」。
前野さんと松藤さんがアゴキくんTシャツを着てる!!!前野さんも似合うじゃない!
前野さんは白フレームサングラスになっていた。
「熱狂(ステージ)」。両手でマイクを抱え込むようにして歌う甲斐さん。
照明のせいか甲斐さんの顔がはっきり見えないけど、その状態がまた素敵に見えた。

  アンコール2回目。松藤さんと前野さんが先に出てきて、後は甲斐さんがアコギくんTシャツを着てくれば、アコギくん3兄弟だ〜と思っていたら、さっきと同じ。
甲斐さんも、はっと気がついたようで、すぐに袖へ戻る!初めてだーこんなの!!
松藤さんと前野さんが
手拍子を誘い、会場からも甲斐コールが出たりして甲斐さんを待つ。結構待った。
急いで着替えてるんだろうなーと思ったら、待ったわりにあの白ジャケットを上に着ただけ!
え??今日はTシャツなしか〜。残念だなー。3人並ぶ姿見たかったのに。
やっぱりビデオに残るから着なかったのかな。
でも、こんなハプニングでまた会場のテンションが上がりましたね
「嵐の明日」
のイントロが始まってヒートアップした会場がちょっぴり落ち着いた。
 「今日本物にします」と言った「かけがえのないもの」。歌詞間違ったねー。惜しかった〜。残念!!
ビデオに収録されるかな・・・。ギリギリセーフだと思うけど。
 そして最後の「バス通り」。銭が取れない曲だけど完成度が高い(三郷でも話していたこと)とか、つっちーにはこの曲でギター弾いてとは言えないとかいろいろこの曲の前には話してました。
つっちーの話の時は、前野さんが笑いながら客席の後ろを指差していたからそこにつっちーがいたんでしょうね。
いっぱいいっぱい話した後、歌い始めてからすぐ甲斐さんのギターの弦が切れて中断。
ギターを変えて歌い直し。
2回目、1番を歌い終えて間奏の途中、再び甲斐さんが止まる。
「もう一回やらせてくれ〜、くそ〜」と甲斐さんが絶叫!!
今度は甲斐さんがギターを間違えたらしい。(聞いてる私は間違いに気付かなかったけど)
撮影してるから完成品を撮りたいって。うん、それはわかる。
甲斐さんの真剣な絶叫は珍しいのでいいもの見ちゃったって感じ。
2回目の中断をマンドリンのチューニング悪いと思ってたと前野さんのせいにする甲斐さん。(もちろんジョークで言ってる)
おまけに前野さんに「早くしろよ」。もーー。甲斐さん〜。
何事もなかったかのように仕切り直し「バス通りをやります」クールな甲斐さんに大爆笑。
そして3回目。無事歌い終えたのでした。得した気分ー。(ロッキュメントの時に、音が取れずに何度も何度も歌い直した「GET!」をちょっと思い出した。)
是非この3回分全て、ビデオに収録して欲しいです。
 いろんなハプニングもあったせいか、会場は本当に大盛り上がりでした。
最後に3人で肩を組んで挨拶。ビデオ用だとわかっていても嬉しい。
二人が去った後、1人残った甲斐さんはいつもより長く挨拶していました。
そして会場に響く「25時の追跡」。
 

 花粉で鼻声の甲斐さん。歌うの大変だろうな。
歌ってる時に鼻水すすれないもんね。(鼻水がつーっと出る所、見ちゃいました。涙か汗だと思いたい。)
動き回って歌った方が楽なのかな。座っても動いても出るものは出るか。
鼻水こらえて2時間強。歌いきれるんだからすごいよね。
そして、海老名、三郷が手抜きって訳じゃなかっただろうけど、東京ってやっぱりすごいな。なんか違う。
 長野県東部町のライブに私は行っていて、その話とZEPPの話し(最近ZEPPやらないねって)を会館のレストランで食事しながら友達と話していたので、三郷での「かけがえのないもの」に続いてまた私たちの話題にしてた事が出てきたのでビックリ!
東部町なんて随分前の話しなのにー。
私たちの話し、聞いてたなー甲斐さん!(うそ)