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ギター:松藤英男、アコーディオン他:前野知常 ツアーが始まってから7本目の海老名。長かった〜。 我慢できずにネタバレBBSを1回だけ見ちゃったけど、運良くCD−BOX発売情報だけでセーフ。 山野楽器で練習にと1曲披露してくれた「ビューティフル・エネルギー」だけで、それ以外は何も知らない状態でいられたのがよかった。 でも、こんなに指折り数えて楽しみにしていたのに、ライブが始まる直前はなぜか緊張感がなかった。 (家から近くいつも行く海老名だった事と、ファンクラブでそれぞれ別々にチケットを取ったのに、偶然にも友達2人と3人並びになった事が緊張感をなくしたのかも。リラックスできて逆によかった) |
演奏曲 |
始まる前のステージはスモークで真っ白。 ステージ上には3人のいす、テーブル(上にはペットボトルの水、後からコップで氷入りの水割りかウーロン茶か)、松藤さんの席にはギターが2本置かれ、前野さんの席の後ろにはキーボード。 それ以外のセットはなくて、ステージの後方の床に照明があるだけ。 ほとんど時間通りに始まった。 甲斐さんが1人で出てくる。さあ〜、衣装は!? ・・・あれ???素敵な衣装ってこれの事? 「翼あるもの2」のジャケット写真の赤いシャツ。 友達に聞くと素敵な衣装は聞くとこれじゃないと言う。 楽しみにしていたのにーーーー。 赤いシャツの中は武道館でも着ていたグレーっぽくトレーナーを切ったようなシャツ、そしてサングラスに黒の皮パンツ。 皮のパンツは右の太ももの所が薄くなって穴が開きそうで左のひざから下は思いっきり擦り切れてました。 1曲目の「ちんぴら」。甲斐さん1人でのギターの弾き語り。 全く想像していなかった曲だったのでちょっとびっくり。 結構激しい「ちんぴら」だけど、アコースティックと言う事もあって全員座ったまま。 でも、ギター1本でも甲斐さんはやっぱり迫力あるな〜。 ちんぴらを歌い終わった後、松藤さんを呼ぶと松藤さんが手を振りながら出てきた。 松藤さん、髪型ちょっといつもと違う感じで横分けっぽい。 「裏切りの街角」。松藤さんのギターと甲斐さんのハーモニカ。 |
次は前野さんを呼ぶ。 あ、前野さんの頭、いつもより爆発してない! いつもは、もずくみたいに、しかもこれでもかーってくらい大きくしてるのに。 それにサングラスもいつものとは違ってくろぶちの甲斐さんのに似てるサングラスで印象が違う。 後の甲斐さんのMCで、白山眼鏡の白山さんが前野さんのいつもの丸メガネを見るに見かねてデザインしてくれたと言っていた。 甲斐さんのサングラスに似てるわけだ。でもいつものよりも似合ってました。(白枠もあるらしい。見たい!) ここで今回の甲斐さんのMCを覚えてる限りまとめて書いてしまおうと思います。 「今回はできるだけ話さないようにしたい」と言っていたけど、やっぱり今回も止まらないようでした。 ○最初に、海老名に到着するまでの苦労話で、3連休の初日だったので、高速が混んでて2時間閉じ込められた。 その前に(たぶん午前中)卒業式に行っていたので朝から移動ばかりだったようで、ぐったりした状態で高速降りたら厚木文化会館が見えてきたので、「今から客に連絡して来てもらってここでやろうよ」って思った。 ○マスクをしてる人たちにやたら反応。(帝銀事件みたいだと2回も言った) ○岡山で見たBS放送、フォーク大全集に出ていた山本潤子に会いたい。(ここだけの話しだからkaisurfのBBS等に書くなよと言われたので後は秘密) ○神戸で丘の上のフランス料理屋へ行ったら何となく恥ずかしくてかっこ悪かった。 ○甲斐さんが話してる途中で前野さんのアコーディオンが「プー」と鳴り、その時の甲斐さんと前野さんの見つめ合う瞬間がとっても素敵でした。(甲斐さんはガスを出したと言ってたけど) こんな感じかなぁ・・・。 ダルビッシュの話しとか他にもいろいろしてたような気がするけど忘れてしまいました。 話しは戻って、前野さんが加わった「きんぽうげ」。 この曲のアコースティックバージョンは松藤×甲斐の松藤さんのものーーっとちょっと思ったけど、なんて3人のハーモニーが綺麗なんだろう!!鳥肌が立ちました。前野さんのアコーディオンも哀愁があって最高。 「ビューティフル・エネルギー」。山野楽器で一足先に披露してくれたこの曲。 甲斐さんに歌詞間違いをダメ出しされた松藤さんでしたが、私の耳には間違った歌詞に聞こえましたがちゃんと正しい歌詞、歌ったのかなあ。 ずーっと間違って歌ってたらそれで正解になってしまうと思うのでそのままでいいと思うんだけど。 そんな甲斐さんだって結構間違ってるし。 松藤さんのギターのイントロが始まるが、何の曲かわからない。 前野さんのアコーディオンが入ってやっとわかった「かりそめのスウィング」。 えー?季節外れ!なぜ春にこの曲を。 だけど、きっと練習始めた時は真冬で、ツアー始まった頃もまだ寒かったもんね。 暖かくなったからと外されたら素敵なかりそめのスウィングが聞けなかったかも知れないな。 間奏では甲斐さんのハーモニカも加わり、アコースティックですごい迫力だったし、甲斐さんは”奇跡のようなかりそめ”と言っていた。3人では出来ないと思っていたって。 季節外れ第2弾、だけどはずせない「安奈」。 「レイニー・ドライブ」では前野さんはピアニカ。いい音だ〜。(ちょっとピアニカやってみたくなった) 「愛のもえさし」。「アタタカイハート」収録バージョン。 この曲もハーモニーが綺麗でとても素敵でした。松藤さんの裏声、♪「あ〜い」もよかった! 「BLUE LETTER」。これも何だかいつもと雰囲気が違う。後半、松藤さんが弾くギターにドキっとした。 「花・太陽・雨」。これは何度聞いてもいい曲だ。これもやっぱり素晴らしいハーモニー。 「漂泊者(アウトロー)」。この曲で一気に会場の全員が立ち上がった!こうでなくちゃ! 「風の中の火のように」。アコースティックバージョンは久しぶり。 「破れたハートを売り物に」。この曲では前野さんが12弦ギターを弾いていた!! 何だか丁寧に弾いている。音は・・・・必死で聞き分けようとしたがあんまりよく聞こえない。残念(-”-;) 前野さんのギターにものすごく感動。 セイヤングでいろいろ演奏してくれると言っていたのでこれも楽しみだった。 ここで本編は終了。 アンコール1回目は甲斐さん1人で「翼あるもの」「感触(タッチ)」。 再び二人を呼んで「HERO」。HEROはイントロ聞いた時一瞬わからなかったけど、記憶が間違ってなければ那智勝浦で聞いたHEROと似てたような・・・。(違ってたらすみません) そして、前野さんがキーボードの今日の一番の感動「熱狂(ステージ)」。 重い歌詞だなぁ・・・。 甲斐さんはどんな想いで歌ってるんだろう。今の移動はバスにも夜汽車にも揺られてないしね。 懐かしさと時代の流れを感じ、ちょっぴり涙。 アンコール2回目。 甲斐さんはアコギツアーで売られてるあのインパクトのあるイラストのTシャツを着てた。 「嵐の明日」。 そして、最後の曲は「バス通り」。 バス通りに入る前に、「デビュー曲をやるんだけど」と話し始めた甲斐さん。 私は思いっきり勘違いして、この3人のデビュー曲をやるのかと思って驚いた。 すぐにバス通りの事だとわかったけど、デビューするのかと思った自分がおかしかった。 前野さんのマンドリンがいい音を出していた。 やっぱりさっきの12弦と同じように丁寧に弾いている。 熱狂(ステージ)の次に感動だったなー。 全てが終わった後、会場には「25時の追跡」が流れていた・・・。 甲斐さんが使っていたピック、いつもは白の無地なんだけど、この日は甲斐バンドの文字が書かれていた ![]() 双眼鏡でがんばって見たんだけど、確認はできなかった。 ←こんな感じ。(写真は2001年の時のピック) 双眼鏡で覗いていると、何度も松藤さんと目が(顔が)合った。 松藤さんがまっすぐ私を見ているようで、すごく照れた(^-^; 勝手に思い込んで喜んでます。 バンドもいいけどやっぱりアコースティックは最高です。 甲斐さんの声がしっかり聞こえるし、演奏も素晴らしい! MCが長く曲目が少ないのもアコースティックの時だけだし。 こればっかり続くとバンドの音が恋しくなるんだけどね。 |