KAI 30th ANNIVERSARY TOUR
PARTY 30

2004年9月10日(金) 
東京厚生年金会館


ギター:土屋公平、ベース:坂井紀雄、キーボード他:前野知常・松藤英男、ドラム:JAH-RAH

 
初日の前にTBSでの収録があり、あのライブが最高だったので期待はどんどん膨らんで、期待はずれにならなければいいなーなどと心配しながら迎えた初日。
だけど、そんな心配なんて全く必要なく、3時間も経ったの?と言うくらいあっと言う間。
いつものような長いMCがない為にそう感じたんだろうか。
MCは嬉しいけど、やっぱり流れを止めるからね・・・。
始まる前にロビーで、休憩15分がある事を知る。
えー???3時間30曲なのに15分休憩〜?
太田、帰れるのかなぁ。。。初日が始まる前に、もうあさっての心配(^-^;
曲目は思い出せるけど、順番までは・・・。
だからkaisurfのネタバレBBSを参考にさせてもらい、それを見ながら思い出しながらまとめてみました。

演奏曲

ポップコーンをほおばって
きんぽうげ
ダイナマイトが150屯
電光石火BABY
FIGHT THE FUTURE
裏切りの街角
東京の一夜
くだけたネオンサイン
シーズン
ナイト・ウェイブ
地下室のメロディー
港からやってきた女
嵐の季節

休憩

テレフォン・ノイローゼ
ビューティフル・エネルギー
BLUE LETTER
安奈
最後の夜汽車
レイン
幻惑されて
三つ数えろ
氷のくちびる
翼あるもの
漂泊者(アウトロー)
冷血(コールド・ブラッド)
HERO(ヒーローになる時、それは今)

アンコール1
ブライトン・ロック
風の中の火のように
観覧車’82

アンコール2
ラヴ・マイナス・ゼロ
破れたハートを売り物に

 会場には花がたくさん届いていた。
アース製薬、文化放送、高橋克典、ダ・パンプ、大黒麻季、アーチストヌード・・・もっともっと来てたけど、本当に多くて忘れてしまいました。
まずは真っ先にパンフを買う。
開いてみると・・・甲斐さんの30年の歴史が詰まっていた。
大森さんもいる。始まる前からちょっと涙。

 中に入ると、会場では「グッド・フェローズ」がボリューム低めに流れていた。(いつもこんな音、小さかったっけ?)
私の席は後ろから数えた方が早いくらい。
初日は前でノリノリで見たいけど、後ろで全体を見渡す楽しみもあるので、双眼鏡を片手に始まるのを待った。

 流れていた音楽が止まったので会場が一瞬静まり
、すぐ歓声に変わる。
そこに・・・・大森さんの「25時の追跡」(ライブ)がーーーー。
うわ〜・・・・・。もう・・・いきなり涙がドドドドっとあふれる。
この少々遅れて大森さんのギターが始まるライブバージョンの25時の追跡って、いつのだっけ・・・。
考えても考えても思い出せないまま、メンバー入場。
(「シークレット・ギグ」でのテイクでした)
最後に甲斐さんが登場し、悲しいピアノのイントロが流れる。
「ポップコーンをほおばって」だ・・・・・。
・・・・ここでもまだ泣かせる気!!!涙は止まらない。
♪映画を見るなら〜・・・思い出話は〜
のあと、いつものギターが始まり、ようやく涙が止まった。
甲斐さんの衣装は、TBSテレビで着ていたものと全く一緒。
ネックレスはしていたけど、ブレスレットはしていなかった。
 「ダイナマイトが150屯」ではいつものように、グルグル廻す専用、コード付きマイクスタンドが登場。
後半、グルグル回り過ぎて、甲斐さんの体にコードがグルグル(^-^;
一所懸命腰を振って落とそうとするが、なかなか落ちない様子がちょっとおかしかった。
「電光石火BABY」
では、プロモーションビデオで後半、頭の上に手を合わせてくねくねするシーンがあるけど、それと同じような感じで踊ってました。
新しいアルバムからは「FIGHT THE FUTURE」
しっかり一緒に全部歌えたのがびっくり。ISSAのアルバムをよく聞いていたから自然に覚えてしまったみたい。
 
「くだけたネオンサイン」
のイントロが聞こえて来た時は、大森さんが弾いてるのかと一瞬思ってしまった。
松藤さんが弾くギターの音がレコードと同じ音に聞こえたので。同じギターなのかな。
双眼鏡で必死にのぞいて見たけどよくわからなかった。
甲斐さんの声も泣いてるように聞こえる。(泣いてはいなかったけど)
ここでまた涙が止まらなくなった。大森さんに会いたいな・・・。
 どこで脱いだか甲斐さんのジャケット。よく覚えてないけど、腕が汗で光ってるように見える。
すごい汗かいてるのかなーと思ったら、後で休憩中に友達が「甲斐さん、キラキラ体に塗ってる」と言ったので、その後もう一度じっくり見たら本当だ〜。
汗にしては光りすぎだと思ってた。ラメを塗ってたって事ね〜。
綺麗でしたよ。ビデオにもちゃんと映ったかな。(井出さんがまた撮影してました)
「嵐の季節」が前半の最終曲。
最後まで腕を変えずにこぶしを振り上げる。
達成感で自分に感動してるようなもの?この曲は試練。

15分の休憩。甲斐さんのライブで休憩なんて始めてだよね。
休憩に入って時計を見てびっくり。前半は1時間ちょっと経っていた。
あっと言う間だったので40分くらいだと思っていたから。

休憩が終わって、甲斐さんが一人で登場。ギター1本で「テレフォン・ノイローゼ」
最初に着ていた白のシャツじゃなくて、グレーか銀色かそんな感じのシャツに変わっていました。
その後、松藤さんと前野さんが出てきて、アコーディオンとギターで「ビューティフル・エネルギー」「BLUE LETTER」の2曲。
このアコースティックコーナーの中に、ゲストの予定だった石川セリさんが入る予定だったんだろうな。
あの歌声が聞けなかったのは残念だった。
この2曲の後と、アンコールに少々MCがはさまれたんだけど、甲斐さんはがんばって短くしたつもりらしいが、結構話してた。
オリンピックの話しはもちろん、山梨でゲネプロをした話の中には、南アルプス市にある中学校、南アルプス中学校は略すと「みなあるちゅう」になる、と言う、いつものオヤヂギャグもあったし、昔出たセイコーのCMでの甲斐バンドは、メイクした仮の姿で、シャズナと同じ・・(゜0゜;)シャズナ〜????今時〜。
ゴダイゴが似てるとか、そんな話もしてたし、相変わらずビックリするような事を言いますねー、甲斐さん。
福岡のライブの日の事も少し話してた。
「偶然だったけどちょっと狙った。涙、涙・・・」そう言ってた。私もそれを聞いて、ちょっと涙。
最終日の福岡は、甲斐さんのお母さんの1周忌だもんね。特別だよね。
そして、武道館では、前半トリビュート、後半は甲斐バンドでやれたらいいな〜、なんて。
そんな事言っちゃっていいの?
一郎にはきっとまだ話してないんじゃないの〜?心配しちゃう。
「田中一郎は元気なんだろうか」なーんて言ってたし、やっぱり話してないんじゃない?
「一郎のギターの後ろに、ピンク・フロイドみたいなのが浮かんでくるんだろうな」とも言っていた。
もーーー、また泣かせる〜。大森さんの事でしょ?きっと見えるよ、武道館で。
だって、今日のライブだって、甲斐さんの横に、松藤さんの横に見えてたもん。
アコースティックの後、再び全員で「安奈」。真夏の安奈(#^.^#)
「レイン」「幻惑されて」では松藤さんはステージにはいない。
「三つ数えろ」の♪うふっふ〜のコーラスから松藤さん再登場。
「氷のくちびる」では松藤さんはアコースティックギターを弾いてるんだけど、間奏のリコーダーになると、ギターから手をすばやく離し、目の前にあるリコーダーをギリギリで持ち、しっかりと吹いてみせる。
早業に感動する私。いつも気になってここは集中して松藤さんを見てしまう。
そのリコーダーの前、甲斐さんとつっちーのギターが逆ハの字になる所を見て、また大森さ〜んって泣いてたんだけどね。
「翼あるもの」ではいきなりテレビカメラが4台入ってきた!!
井出さんたちのカメラが
2台だったから、ステージの下にはカメラが6台も!!
全員で一斉に甲斐さんを追いかける!!もう甲斐さんなんて見てられなくて、カメラばっかり見てしまった。
そしてこのカメラ攻撃がHEROまで続いたのだった!!すご〜い。
みんな必死よね、いい映像を撮ろうとかぶりついてるんだもん。
甲斐さんが動けばカメラ6台も一緒に動くんだよ。気になっちゃう。
私の席がもし最前列だったら、もっともっと楽しくその様子が見れたんだろうな。
双眼鏡でずっとのぞいてたけど、どこのカメラか全然わからなかった。(翌日、日テレとフジで、月曜にもフジで放送された)
「漂泊者(アウトロー)」では坂井さんの回転が炸裂!!回る回る!!やっぱりテレビカメラで興奮した?
HEROでも回ってました。
そんな姿を見ると、やっぱりこっちも盛り上がるよね〜。
翼〜HEROまでは、最高の盛り上がりだった。
ここで後半が終り、アンコールへ。

アンコール1の1曲目は「ブライトン・ロック」
アンコールじゃなくて、これからライブが始まるような錯覚。
ここでこんな激しい曲を持ってくるなんてねー。
甲斐さんの衣装は黒のタンクトップ。
松藤さんはPATTY30のスタッフ用の黒のTシャツを着ていました。(売ってるのは青なんだよねー。あの黒が欲しい)
このツアーの為に足腰鍛えて来たのに、傾斜がすごい厚生年金にはかなわず、足が痛くて痛くてたまらなかったんだけど、この甲斐さんのパワーには圧倒されて、足の痛みも忘れるくらい。
メンバー紹介で、坂井さんが土下座するようにして挨拶してたように見えたんだけど、土下座する坂井さんに甲斐さんは気付かなかった。
でも、今となってはそうだったのかどうかはっきりとは思い出せない(#^.^#)
「観覧車’82」の間奏では、久しぶりにバレリーナのように甲斐さんもクルクル回ってました。

アンコール2では「ラヴ・マイナス・ゼロ」。もしかして・・・またあれを???
「サンキュー、30周年、じゃあね。」きゃ〜!もう慣れちゃった(#^.^#)このセリフ。
でも30周年って入れてくれたからね。
最後の曲は「破れたハートを売り物に」
ラヴ・マイナス・ゼロの余韻が残ったまま、マイクのセッティングも終わらぬままイントロが。
間に合うの?間に合うの?なんてまたまた余計な心配。それもちゃーんと計算のうちですね。
ここでまた大森さんの姿を思い出す。だけどもう泣かない。

全てが終り、会場には「かけがえのないもの#2」が流れていた。
曲の途中や最後に「×××」の赤い電気がステージの後ろに灯されていたけど、どの曲だったかは全く覚えていない。
1回だけ、その「×××」が黒かったんだけど、確かそれは「風の中の火のように」だったような・・・。
終わって見ると
3時間15分。
しかも、セイヤングで言ってた通り、1曲増えて31曲!!
だけど、本当にあっと言う間だったし、ものすごい充実感。楽しかった〜。
甲斐さん、お疲れ様。本当にあなたはすごい人です。
世界中で一番大好きです!!って叫びたい〜(≧□≦)