KAI 30th ANNIVERSARY TOUR
PARTY 30

2004年9月12日(日) 
太田市民会館


ギター:土屋公平、ベース:坂井紀雄、キーボード他:前野知常・松藤英男、ドラム:JAH-RAH

 東京の初日から2日後。こんな感覚が短くて甲斐さんの声、大丈夫なんだろうか。
そしてもうひとつの心配は、開演が東京より30分早いとは言え、3時間30曲。
9時過ぎるのは間違いないので10時23分熊谷発の新幹線に乗れるんだろうか・・・。

演奏曲

ポップコーンをほおばって
きんぽうげ
ダイナマイトが150屯
電光石火BABY
FIGHT THE FUTURE
裏切りの街角
東京の一夜
くだけたネオンサイン
シーズン
ナイト・ウェイブ
地下室のメロディー
港からやってきた女
嵐の季節

休憩

ビューティフル・エネルギー
BLUE LETTER
安奈
最後の夜汽車
レイン
幻惑されて
三つ数えろ
氷のくちびる
翼あるもの
漂泊者(アウトロー)
冷血(コールド・ブラッド)
HERO(ヒーローになる時、それは今)

アンコール1
ブライトン・ロック
風の中の火のように
観覧車’82

アンコール2
ラヴ・マイナス・ゼロ
破れたハートを売り物に

 2階席のない会場。「グッド・フェローズ」が流れている。
今回は前から2列目の真ん中。
ステージがとっても高くてそして、近い(^-^)v
東京では確認できなかった事、しっかり見てやるぞー。
ほぼ時間通りにスタート。
初日では涙々だった「25時の追跡」、ほんの少しだけ胸がキューっとなったけど、もう慣れてしまったか・・・。
 バンドメンバーが手を振りながら出てくる。こっちも振りかえす。
今日の甲斐さんは、東京で着ていたキラキララメ入りのジャケットの中に、東京とは違う白のVネックシャツ。
Vの右側(こっちから見ると左側)の襟部分に、光るものが5〜6粒ついていた。
 やっぱり「ポップコーンをほおばって」のイントロが聞こえてくると大森さんのいない寂しさがこみ上げてくる。
あの赤いギターは新しいものなんだろうか。
甲斐さんの顔が少々険しい。このまま結構中盤まで険しさが続く。
歌うのが辛いのかと心配しちゃったけどそうではないみたい。
東京は後ろの席だったので、全体の音はそれなりに聞こえていたけど、音が遠い感じがした。
やっぱり前の席はギターの音がしっかり聞こえる。
オリジナルに近いつっちーのギターがなかなか心地よい。
あ、東京のセットで出てきた「×××」がない。
セッティングできない会場だったのかな。奥行きが狭いから?
あの「×××」が感動的だったのに残念。
 「ダイナマイトが150屯」で出てくるコード付きマイクスタンド、前回まで白のテープグルグルだったと思うんだけど、今回は白くなかったなぁ。(そんな事、どうでもいいか)
今日は体にコードが巻きつく事もなく、綺麗に回転していました。
 2回目になると、次は何の曲が来るの?と言うドキドキ感がない

前の席は全体を見渡すには首を左右に大きく動かさないと見えないので、あっちもこっちも見たい、甲斐さんの歌も聴きたい私は、どうしても自分の動きが止まってしまう。
はっと気付くと坂井さんのベースを直立不動で見てたりね(^-^;
そして、そんな直立不動で一人だけ違うところを見てる自分に気付いて、あわてて甲斐さんを見るといつも甲斐さんと目が合う。(気のせいだと思うけど)
どこ見てるんだってまるで言われてるようで。(やっぱり気のせい?)
ステージが高いから、ちょうど甲斐さんの伏し目がちな視線がステージ下の私たちに注がれてるだけなんだろうけど、ジーっと甲斐さんに見つめられている(と思っている)気分はやっぱり最高!!
勝手にそんな風に思ってる私。でも、みんなそうだよね〜。
東京で体に塗っていたラメ、今回はなし。近くで綺麗なラメ見たかったのにな。
だけど、ポツンポツンと少しだけ残っていて洗っても落ちなかったの?って感じ。
「FIGHT THE FUTURE」、声もすごく出てる。高音が気持ちいい。
「くだけたネオンサイン」では松藤さんのギターが見たかったんだけど、私の所からだと松藤さんの前につっちーが重なり、おまけにステージが高いためキーボードに隠れて見えなかった。
だけど、曲が終わった後、会場が静まり返った・・・。
みんな拍手も忘れて感動してるよう。大森さんの事をきっと思ってたんだね。
甲斐さんの「イエーイ」の声に気付かされたように拍手が起きる。ううう・・泣けてくる・・・。
「シーズン」から前半終了の「嵐の季節」の試練までは楽しい気分でどんどん進んでいく。

15分の休憩。なのに5分くらいで会場にブザーが鳴った。え〜?
15分休憩なんだからまだ余裕だよねって席でペットボトルのお茶を飲みながら友達とおしゃべりしてたら、何の予告もなしにステージに甲斐さんが歩いてきた!!まだ15分経ってないよ〜!!
席離れたままの人もまだいたし。
やっぱり帰りの事があるから急いでる?
松藤さんと前野さんを呼んで「ビューティフル・エネルギー」「BLUE LETTER」
「テレフォン・ノイローゼ」じゃない。1曲少ないのか?
あれ?「ビューティフル・エネルギー」、東京でもこんなに短かったっけ(^-^;短縮バージョン。
今回もオリンピックの話しはしないと言いながらちゃんとしたし、”みなあるちゅう”話しとオヤジギャグもきちんと炸裂してました〜。でも、短かったな。
そう言えば今日はビデオ撮影はしていない。
30周年だから全会場撮るのかなと思っていたけど違うんだ。
 後半は甲斐さんの顔もいい顔になってきて、坂井さんもちょっとだけ回ってたし、HEROまで一気に駆け抜けたって感じでした。
HEROの最後の方で、甲斐さんが怪しい動きを(^-^;
ペットボトルの水を持って坂井さんの背後にぴったりくっついて、水を口にふくんでブワーっと坂井さんの頭にかけた!!
びっくりする坂井さん!甲斐さんのシャツも水で濡れている〜。
本当に驚いてたよ、坂井さん。私は大笑い。
演奏終わった後、しきりに後ろの濡れた髪の毛を気にしてました。

 会場のアンコールの掛け声は見事にみんな揃ってました。見事!(途中、早くなったり止まったりもせず)
激しい「ブライトン・ロック」。もう終りに近いと言うのにやっぱり甲斐さんは元気。
エンジンかかってきたなーって感じ。まだまだいけるよ〜。
東京では着替えは2回だったけどここでは1回。
東京でグレーっぽく見えたシャツは、生地がグレー、縦に銀色の波が書かれていた。
アンコールで着替えたのか、第二部で着替えたのか、記憶がないんだけど(^-^;
「観覧車’82」ではまた甲斐さんクルクルクル・・・回転してました。
 2回目のアンコールも掛け声は揃ってるし、群馬って東京より熱いかも。
「ラヴ・マイナス・ゼロ」、東京と同じ「サンキュー、30周年、じゃあね」。
「破れたハートを売り物に」で終了。
テレフォンの分何か増えるかと思ったけど、それはなかった。
余裕の9時に終わり、十分間に合う時間でした。(あんなに何日も前から心配してたのに(^-^;)

東京も太田も、最後に全員一列に並んでの挨拶はなかった。
それぞれが手を振って去って行きました。
何か意味があるのかな。
やっぱり3時間はあっと言う間で、スピード感たっぷりのライブ、とっても楽しめました。
そして、やっぱり甲斐さんは素敵です!!
またまた目がハートマークになりました(#^.^#)
やっぱり前はいいな〜。