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ギター:土屋公平、ベース:坂井紀雄、キーボード他:前野知常・松藤英男、ドラム:JAH-RAH 一般発売前日に、参戦を決めた新潟ライブ。 車で行ったので、市内へ入る際に万代橋を渡る。 橋の向こうに見える建物の壁に「PHASE」の文字を見た時から心はやり、ボルテージが上がる。 会場に入ると倉庫内は、整然としてる感じ、ロビーと呼べるようなスペースやお祝い花とかがないからかな? 居場所がないし、席が分からないから、早々に中へ! 一般で買った割には、9列目というまあまあの位置、しかも通路側でラッキー! 客席は9割かた埋まってる様子でした。 びっくりしたのは、ライブ前の客席がすごく静かで・・・シーンと静まり返ってると言ってもいいくらい。 これでライブ、大丈夫なの?と心配しちゃったけど、そんなのは無駄だった。 始まっちまえば、大合唱の渦!後ろからガンガン押される感じでした〜! |
演奏曲 |
「25時の追跡」が流れる中、メンバー登場。 そして、甲斐さんも・・・あ〜、髪型が、ぺたっとしてる。 これが、今夜の第一印象!(苦笑) 「ポップコーンをほおばって」 ジャケットは、黒にラメ入り(心なしか東京の時より輝きが減ってるような)、インナーは白Tシャツ。 イントロはまるで葬送曲のようだわね。悲しげにライブは、スタート! 「きんぽうげ」 今まで当たり前のように見てたけど、マイクスタンドごと持ち歩いて、サイドに移動しながら歌ってる時って、なんか愛しそうに、まるで女性を抱くかのように(大袈裟?)なのね。 あ〜、マイクスタンドになりたいなんて、そんなうぶなことは言わないけど、ちょっとそんな気に・・・。 でも、あんなに振り回されちゃ、目が回る! なら、ずっと抱いててもらえるギターがいいかとか、ライブの最初からお馬鹿なこと考えてた。 「ダイナマイトが150屯」 お約束のマイクスタンド回し、ちょっと回数が足りなかったわ(物足りない)。 なので、コードが引っかかったり、身体に巻きつくこともなかったけどね。後ろ向いての踊りもそう激しくなかったな。 「電光石火BABY」 途中、首を前に出しながら歩くのと、ラストで、上に向けてボクシングのようなファイトポーズをするのが、好きだな〜。 あっ、♪身体くねらせ〜♪のくねくねもね。 でも、今夜は上半身しか見えなかったから、妖しい腰つきが確認出来ず。 「FIGHT THE FUTURE」 歌詞がすっごくはっきり聞えて、まだ歌詞を覚え切ってない丼大王にはありがたい。 これならなんとか一緒に歌えそうと、甲斐さんと同じように身体揺らしながら調子良く歌ってたら、甲斐さん、歌詞ぶっとび〜! やっぱりちゃんと覚えて来いってことね、ハイ! 「裏切りの街角」 間奏で後ろに下がった時に、後ろ向きでジャケットを肩まで下ろしたのよね、きゃ〜、ノースリーじゃん。 それまでも、チラチラ見せてたけど、思わず、心の中で「ぬげ〜!」コールしちゃった(汗汗)おいおい、歌聞けよ〜! |
「東京の一夜」 東京で聞かなくても、やっぱり心に染みます。 地方出身者にはまさにこのとおりの思いだから・・・次の曲よりむしろここで泣けた。 「くだけたネオンサイン」 このツアーで大事な大事な一曲。ずっと聞き入ってしまう。 松藤さんのギターは、キーボードに隠れて見えない。 やっぱ、甲斐さんの声もギターの音も泣いてるよな。 でも、不思議と今夜は泣かなかった丼大王! 会場の天井が高かったせいか、天に一直線って感じで、すごく気持ちが落ち着いてた。 ラストで甲斐さん、ドラムの前で後ろ向いて、左右にちょっと身体揺らしてた、何を思ってるのかな? 「シーズン」 さあ、ここでようやくジャケット脱ぎました。 白の浅いVネックTシャツ、右の襟もとだけに、スパンコールが5個あって、ちょっと大きくて形が違うがもうひとつ(ボタン?)で、全部で6個の飾り。 この曲は、アコギ持って、ずっとセンターで歌ってるんだね〜。 ほどよい筋肉の二の腕に釘付け(ハート) 「ナイト・ウェイブ」 そうそう、この曲ってさあ、ラストちょい前に甲斐さん1回引っ込んじゃうんだよね。 「ドラムス、JAH-RAH」って言ってから・・・あれっ?もう休憩?って一瞬思うけど、いやまだまだ。 甲斐さんがいないステージでもメンバーのパフォーマンスは続く。 つっちーがちゃんとそれぞれのソロ演奏の時にそのメンバーの方向を指して紹介するのよね。 そして甲斐さん再登場して、甲斐さんの腕ウェイブとともにナイトウェイブは続くのだ。 「地下室のメロディー」 歌い出しが出ず、甲斐さん、大きく両手を交差させて駄目駄目と二度ほどやって、やり直すというハプニング。 ギターソロで、つっちーが前に出てきて弾いてたんだけど、そうだ、今夜は最初から最後まで帽子被ってませんでした〜!珍しい? 今まであまり注意して見たことないので、そんな時があるのかどうか分かりませんが・・・(失礼) 「港からやってきた女」 つっちーと背中合わせて、ギター弾いてたな。 「嵐の季節」 いかに右腕を挙げ続けられるかが勝負のこの曲。 ちょっとさぼりたいなと思ったら、前野さん、右手でキーボ弾きながら、左手でこぶし上げ、しかも歌ってるという三拍子パフォーマンス!それに感動して、とうとう最後までやれちゃいましたよ〜!サンキュー前野さん! 休憩 「テレフォン・ノイローゼ」 いつも思うが、ギター一本の流しのおっちゃん、いや、こんなかっこいい流しがいたら、お捻り弾んじゃうけど・・・「地下室」でよく見せるギターを立てて弾くのを、ここでもご披露してくれちゃったので、お捻りさらにアップ? MCは、南アルプス中学校を略すと、みなアル中の話にプラスして、小名浜ニ中が初登場。 これを略すと言えないって・・・MC長いの禁じられてるけど時々話したいと、サッカー話へ。 新潟はサッカーチームがあって、人入ってるし、J2なのにJ1以上の競技場作って素晴らしいとお褒めの言葉。 甲斐さん密かに来てるとも言ってました。 ツアーでメドレーは嫌だけど、そんなモードで次は「ビューティフルレター」と言って 「ビューティフル・エネルギー」 座ってスタンドを掴むと腕の筋がくっきりと盛り上がって、そんなとこばかり見てしまった(汗)松藤さんが歌い出すと、なんだか拍手したくなっちゃうよね〜!二人のハーモニーに酔いしれる。 「BLUE LETTER」 ハープを吹くと、これまた二の腕に目が・・・(どこまでも、腕しか見ない奴?!) 「安奈」 曲の前に、ちょっとMC. トリビュートの話では、大黒さんの「HERO」、サビは向こうのほうが勝ってるとのこと。 「アタタカイハート」の香西さんとの関係は、着物と洋服だそうな・・・。 この曲の時いつも思うのが、歌ってもいいのかな?ってこと。 丼大王は声に出さずに口ずさんでるけど、時々「あんな〜」のとこで歌えってこともあるじゃん? 慌てることってない?(そんなこと思ってるの丼大王だけかぁ〜?) 「最後の夜汽車」 Tシャツの上に、前にどこかで見たことあると思う白シャツ(つるっとした生地の)を羽織る。 襟がちっちゃなセーラっぽくなるのがかわいい、カフスがついててね、この曲の時は、右手を止めただけ・・・気になる〜、歌に集中できないじゃん。 「レイン」 ようやく、左のカフスも止める、ホッ。あ〜、この曲って、ほんと包み込まれるような感じがする。 「幻惑されて」 さっき着たばかりの白シャツを脱ぎ、妖しい歌声とギタープレイ。 最初のうち暗かった照明がだんだん明るく赤く、照明まで妖しくなっていく。 「三つ数えろ」 甲斐さん、汗はかいてるようで何度もタオルで拭ってたけど、いつものライブほどじゃないかな?って感じ。 会場の空調がいいのか、天井高いせいなのか、いつも踊りっぱなしで汗だくになる丼大王が、全然汗かかないんだから・・・ 「氷のくちびる」 曲中一番盛り上がる、甲斐さんとツッチーが途中ギターで、ジャジャ〜ンと弾くところ。 そう、大森さんの位置に、つっちーが移動する時にね、甲斐さんがつっちーのほうを向いて、右手でまるでどうぞって言うかのように 促したのよ。 なんか、聖域に足を踏み入れるって感じがした。 「翼あるもの」 この曲の時ってこんなにステージが明るかったっけ?って、改め思うのは、いつも弾き切ってるからだろうな。毎回、ぐっときながらも、このライフソング歌いまくるのさ〜! 甲斐さん、ちょっと声枯れ気味(それが魅力的でもあるんだけどね)かなと思ってたら、珍しく「よ〜びかける」で声が裏返る。 「漂泊者(アウトロー)」 もう弾けまくりで、記憶もなにもない。 「冷血(コールド・ブラッド)」 甲斐さん、意味不明の左右の腕から何かを払うポーズ、いったい何?ゾンビでもくっついてるの? それもいいけど、間奏だけじゃなく、イントロのとこでも腕を振り下ろすのやって欲しい〜! それが、この曲に入る、気合なのだぁ〜! 「HERO(ヒーローになる時、それは今)」 観客もメンバーものりのり。みんな、すっごく歌ってる。松藤さん、タンバリン強く叩き過ぎ、手折れるよ〜! アンコール1 「ブライトン・ロック」 すでにアンコールでありながら、ここからまたライブが始まってもいいくらいの勢いと選曲。 この時には確か、シルバー折柄のTシャツだったと・・・。 ♪俺の導火線に〜♪では、下半身を指差すのがセクシーで、エロエロ大王にはお気に入り。 左手だけかと思いきや、右手でも(そんなことはどうだっていいけど)、何故か右手のほうが好き!(これこそ、どうだっていい?) 「風の中の火のように」 この曲も「嵐」や「翼」のように、最初のうちはステージが結構明るいんだね〜。 ラストの赤い火照明が印象的! メンバー紹介の後、「三十周年だから三時間30曲やろうということで、もうないでしょうきっと」と言いながら、「四十周年40曲ですね〜」と言う人もいるらしく、甲斐さん結構嬉しそうに話してた! その時、松藤さん、坂井さん、前野さんの三人がこぞって両手で大きくバツ印を出していたそうな(友人談)見たかった〜〜! 「観覧車’82」 再び上着を羽織って歌い、曲途中で右手挙げ、二回綺麗なターン、回る甲斐さん!ダンシング甲斐さん、回る?あ〜、回る坂井さん、今回も見るの忘れた〜!もう、ライブ終わりじゃん。 終了後、友人等が「今日は坂井さん、回らなかったよ」と教えてくれて、ホッ。次こそは・・・ アンコール2 「ラヴ・マイナス・ゼロ」 黒ジャケット復活、インナーが黒Tシャツかと思ったら、その後ジャケットを脱ぐと、モスグリーンだった。 これもVネック、しかもまたまたノースリー! 「サンキュー三十周年、じゃあね」は、なんか笑顔で聞ける、まだまだ先があると思えるからだよな〜! 「破れたハートを売り物に」 甲斐さんと前野さん、甲斐さんと松藤さん、などなど歌うパターンがいろいろなんだってことに今回初めて気付いた(汗)。 メンバーは徐々に自分の位置に戻るんだっけ?(記憶薄し) ラスト、甲斐さんにスポットが当たって、ライブは終了! メンバーと並んで手をつないでのお辞儀もなく、それぞれ手を振りハケてしまい、甲斐さんは左右中央と甲斐さんお辞儀(右手をぐ〜っと下げるやつね)をして、さっぱりと消えてしまった! 会場が明るくなり、今夜の夢物語は幕引き! てなわけで、甲斐さんライブの初レポっていうより、ただ丼大王の思いやエロエロぶりを暴露しちゃっただけのような記録だし、まとまりのないメモって感じで失礼しました。 思い起こせば、甲斐さんライブで遠征をしたのは、甲斐バンド解散PARTY武道館に札幌から飛んで行ったのと、98年2月福岡での「ONLY ONE NIGHT」に東京から行った二回のみ! 今回が三度目の遠征で、あまりないことなので書いてみようかなって思ったわけで、文に残すことの難しさ、いかにいつも甲斐さんを見てないかを思い知らされたわ〜、そう、毎回ただただ歌って踊ってるだけでね。 でも、それが最高に心地良いので、丼大王の本分に戻ることにします。サンキューでした! |