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ギター:土屋公平、ベース:坂井紀雄、キーボード:前野知常、ドラム:JAH-RAH |
いよいよ始まりました、シリドリ2!初日に行けるなんて本当に嬉しい。 ネタバレBBSを我慢するのは大変だもんね〜。まだまだ多くの人が我慢してるに違いない。 当日はあいにくの曇り空。ライブ始まる頃には雨になっていた。 会場の中に入ってみるとびっくり。2階席があると思っていたのにない!1F席のみ。 私の席はステージに向かって真ん中よりちょっと右側の坂井さん寄り。坂井さん寄りと言ってもほとんど真ん中に近い席。 最近、真ん中より左の席になった事がない!つっちーのギター、目の前で見たいんだけどな〜。 席に座るのも落ち着かないので、開演5分前まで友達とおしゃべり。 やっぱり初日、時間通りには始まりませんね〜。でも早い方かな。15分くらい遅れで始まった。 一曲目の私の予想は「破れたハートを売り物に」か「三つ数えろ」。 見事に「三つ数えろ」から始まりました〜。と言っても、これは誰もが予想できた曲ですね(^_^;) あの聞き慣れたイントロが流れてくる。あれ?つっちーは弾いてない。となると坂井さん? おーーー。これはすごい。レコードみたいっ! 感動してるうちに甲斐さん登場! 甲斐さんは、えんじのレザージャケットに黒のレザーパンツ、そしてサングラス。ジャケットの中には黒いえり付きの全開ファスナーのこれもまたレザー? あとでジャケットを脱いだら、半袖のシャツ。最初から半袖を着てるのは珍しい。 先日放送された「夢・音楽館」でも着ていた黒の半袖シャツによく似ているけど、ちょっと違う。 自然なサラサラヘアー!やっぱりセットしてない髪の方がかっこいいね〜。 テレビに出る時やビデオ録りの時は必ずセットして固めてる。 身だしなみなのかも知れないけど、自然が一番いいのにね。 「ブライトン・ロック」「港からやってきた女」と続く。最初からこれか〜!!いきなり飛ばすね〜。 ”緊迫したナンバーを”と言って始まった「暁の終列車」。来た〜〜!!!セイヤングで予告はあったものの、これは嬉しい。「暁の終列車」の時だったかな、ちょっと記憶が曖昧だけど、新しいギターが登場。見たことないから新しいと思う。黒で綺麗に縁どりされてるギター。1曲だけ使ったんだけど、違ってたらごめんなさい。 「シーズン」。ギター1本で”コーラスしてね”の「シーズン」が多かったこの曲、バンドで聞くのもやっぱりいい。 「ビューティフル・エネルギー」。思わず松藤さんを探してしまった。いるわけないか。でも、甲斐さんバージョンも素敵!前野さんのコーラスもきれいにハモってました。 「ナイト・ウエイブ」。この曲は、自然に体が動く曲なので大好き。間奏でスポットの当たらない所で甲斐さんとつっちーが楽しそうにダンスしてる。いい画でした!!最後の♪ナーイトウエーイブ と歌う所のJAH-RAHのドラムがちょっと早い?甲斐さんの”ため”をもうちょっと待って欲しかったな。 「BLUE LETTER」。ハーモニカを持ってマイク前に立つシルエット、そしてイントロのキーボード。ちょっと震えが来ました。ここでドキドキするとは自分でも意外。 ここでみんなは下がり、甲斐さんのなが〜いMC。いろんな話をギターを持ちながら立ち話。次の松山からは椅子を用意しようと言っていたので、もっと長くなる可能性あり。15分くらい喋った?もっとだったかな。 誕生日の話、ストーンズの話、年齢の話、など、セイヤングネタとダブるものも多かったけど、一番印象に残ったのは、厄年の話。最近、若くして病気で死ぬ人や自殺する人が多いと言う話の流れから。 自分の厄の時は、前厄で「風の中の火のように」がヒットして、本厄ではまわりがバタバタ倒れたけど、自分は何ともなかった。松藤さんに、厄の時はどうだったの?と聞くと、「8年振りに甲斐くんと出会ったの」と答えたと言う話を楽しそうにする甲斐さん!!この話をする前に、間違って松藤と厄年をミックスして「松年」と言い間違えるし、松藤さんネタは好きだね〜。今日は来てないと言うと、会場から”えー”の声。その声にも「俺じゃダメなのか、帰ろうかな」なんて言うし。 それから、気になったのは、先日のテリー伊藤さんのラジオに出たとき、ニッポン放送で中島みゆきに10年振りくらいに会った、先月もユーミンに会って、どっちに出ようかな・・・なんて言ってた。 先月何でユーミンと会ったんだろう。そこがとっても気になっている。 カノッサの屈辱やトリビアの泉の話をすると会場は無反応。「2日くらいしたら思い出して笑うよ」と言っていたけど、知らない人は笑えないよね〜。 長いMCの後、アコースティックギター1本での「野獣」。相変わらす甲斐さんのギターは魅力的。ギター本で迫力満点だもんね。だけど甲斐さん、歌い始め笑ってたみたい。気のせい?まさか、もうさっきの思い出し笑い?そう言えば、会場から「大森さん忘れないで」と言う声がかかり、甲斐さんも思い出したように、大森さんはドラエモンと同じ誕生日なんだよ、と大笑いしてたっけ。「だから大森さんはドラエモンみたいな手でギター弾くのか、それはベーシストだったから」と一人でボケてつっこんでた。次からこのネタ使うって、声をかけた人に「ありがとう」とまで言ってました。これを引きずって笑ってたのかなあ。 ギターを弾きながら歌う甲斐さん、視線の先が自分のような気がして、勝手に喜んでる私。(いつも自分を見てるって思って喜んでる。甲斐さんには見えてないのにね。) 「安奈」。オープニングで着ていたえんじのジャケットは2〜3曲目の時に脱いでいて、この曲で今度は黒のレザージャケットを着た。レゲエバージョン。すごくかっこいい「安奈」だった!! 「フェアリー(完全犯罪)」。これもレコードと同じ、女性コーラスが響く!本物のフェアリーだぁ。 「地下室のメロディー」。先日、この頃に甲斐さんがラジオに出た番組を聞いたばかりだったので、当時を思い出し切ない気持ちに・・・。ちょっと涙が出た。 今まで使っていたのとは違うマイクスタンドが出てきた。コード付き!どうしてコード付き?と思ったら、聞こえてきました、イントロのドラムの音が!「ダイナマイトが150屯」。そうか!!!マイクスタンド、グルグル回すのね〜!!まずは蹴り上げくるりと回す。やっぱりガムテープでマイクをグルグル巻きにした懐かしいスタイルは回るね〜。きれいに回りました。そして、最後に片手で回す回す!これは嬉しかったよ!久しぶりに片手回しを見た。 「冷血(コールドブラッド)」。この曲ではあのライト使うのかな?と期待してたけど、昔のアレ(名前知らない)ではありませんでした。でも!!!動きはそのまま!!!あのイントロから歌に入る時のあの微妙な動き。一度上に行きかけて、下に下がるあのタイミング。そして、最後の方の横にグルグルまわるあの動きは昔のまま。嬉しかった〜。(伝わりますか?このライトの動き。) 「漂泊者(アウトロー)」。この曲を聞くと、もうライブはそろそろ終わりなんだなと言う気分になる。そして、「翼あるもの」を演ってくれ〜と言う気分になる。(翼はVOL.1だしあり得ないけど) マイクスタンドが4本並ぶ。もちろん曲は「破れたハートを売り物に」。向かって左からつっちー、甲斐さん、前野さん、坂井さん。JAH-RAHは後ろのドラムに座ったまま。 坂井さんは小さい銀色のマラカスのようなものを持って振ってました。つっちーはギターで大森さんがいつも弾いていた部分を弾く。何だか解散コンサートを思いだしちゃうな・・・・。 アンコール。甲斐さんはブルーの袖無しTシャツで登場。 「HERO」。え?これはVOL.1では?一瞬思ったけど、「HERO」なら仕方ないかな。7年振りにライブに来てる友人もこれはきっと喜んでるに違いない。 「観覧車'82」。ここで、Tシャツの上にジャケットを着た。(えんじの方だったかな)赤や青のライトが綺麗。エンディングの演奏の途中、袖でライトを上下に動かして待ってる名鏡さんの元へ。甲斐さんは先に袖に引っ込む。 アンコール2。「レイニー・ドライブ」。わ〜、ますます解散コンサートみたい。相変わらずこの曲のイントロを聞くと、あの頃の思いがよみがえる。イントロは流れてるけど、甲斐さんの姿はない。甲斐さんが出てきた。もう一枚のジャケット(黒だと思う)に変わってる。やっぱりこの曲のコーラスと言えば松藤さんだけど、前野さんもなかなかうまい。松藤さんが出る所はきっとこの曲では出てくるでしょうね。東京に期待大! そして最後の曲。まさか、まさか・・・・・。「ラブ・マイナス・ゼロ」。あ〜!!!ますます胸がキュンとなる。 もしかして・・・あのセリフ・・・・でも・・・・。緊張しながらその時を待つ。「言わないで〜」。だけど、言っちゃった。「サンキュー、じゃあね。」倒れそうだ〜・・・・。 でもね、98年3月のロッキュメントW(ホームカミング)でも、2日連続言ってるんだよ。その時は「ロッキュメントW、サンキュー、じゃあね」って。 その時は、正真正銘解散した後、初めてのサンキューじゃあね、だったので、ショックが大きかった。何でここで言うの?って。解散した時はとっても辛くて悲しくて、この言葉をビデオで見るのも辛かったし、「ラブ・マイナス・ゼロ」を聞く事もできなかったのに、ここでまた解散を思い出させて悲しませて、2度目の解散のような気がして・・・。でも、この後から「ラブ・マイナス・ゼロ」を聞けるようになったくらいだし、今回のショックは小さい。本当なら封印して欲しい言葉だけどね。 こうして無事初日は終了。甲斐さんのお肌は相変わらずスベスベで、シャツの下がったファスナーから、のぞくお肌は白くて綺麗(#^.^#)。見とれてしまって体ごと乗り出して見つめてしまいました。 |