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ギター:田中一郎/佐藤英二/大森信和、ドラム:松藤英男 キーボード:前野知常、パーカッション:JAH-RAH、ベース:坂井紀雄 |
前日から興奮してあまり眠れなかったけど、しっかり早起きして行ってきました! 片道3時間。 帰りは、21時13分に乗れなければ帰れない。 本当にライブは8時に終わるんだろうか。 その不安が富士急ハイランドに着いたらますます大きくなる! だって、駅は小さいし単線だし、車両なんて4車両くらいしかないんだもん。 乗れるの?この電車に・・・。あ〜どうしよう・・・。でもがんばって乗るしかない・・・・。 開場15時、開演16時半。 ファミレスで食事をして、ゆっくり16時頃会場へと向かう。 まわりを見渡しても、知ってる顔に出逢わない。 甲斐バンドファンは、いっぱい来てるんだろうか・・・。 入り口に写真入りの看板があったので、1枚撮影。 ちょうど友達がシャッター押すのを頼まれて撮ってあげたので、私達もお願いして撮ってもらった。 カメラをせっかく持っていったのに、たった2枚しか撮れなかった。いつもそうなんだよね。 中へ入って行くと何だか歌声が聞こえる。 前座があったらしいけど、入るのが遅かったので姿を見ることはできなかった。 入り口に、それぞれのツアーグッズを売るテントがあって、イベントには付き物の、やきそばなんかも売っていました。 そして、緊張しながら、席へと向かう。 ステージの右側で、ちょうどスピーカーの前。 よく聴こえるだろうけど、きっとすごい音だろうな・・・。 周りを見ると、チャゲアスファンばかり。 ファンクラブで取ったチケットだったので、絶対甲斐バンドファンで埋め尽くされてるだろうと思っていたのに、電話予約だったからきっちりシャッフルされてたんだろうね。 甲斐バンドファンはどこ?って状態。 なんだか思ったよりも大きい会場じゃなかった。 決して小さくはないんだけど、もっともっとすごい広い会場を想像していたので。 果たしてどのバンドから始まるのか。 甲斐さんは、トリはいやだと言っていたので、もしかしたら一番最初? まさか・・・こんな明るい時間に甲斐バンドが出てくる訳がない。 ステージ上の機材を確認して、これは甲斐バンドじゃないとか、またいつもの想像が駆けめぐる。 そのおかげで待ち時間なんてあっと言う間。 ライブは16時半、ちょうどに始まった!!(これなら無事帰れる??少し安心) 最初のバンドはハウンド・ドッグ! ハウンド・ドッグは、甲斐さんがサンストでよくかけていたので、昔はライブにもよく行った。 ライブを見るのは・・・13年ぶり。今はどんな感じなのか楽しみだったんだけど、相変わらずノリのいいロックンロールで、全然変わってなくて、大友康平は派手にマイクスタンドをくるくる廻す。 ほとんど知ってる歌だったので、最初から最後まで楽しく聴けたし一緒に歌えた。 最初からこんなに楽しんじゃって、最後までもつのか心配になるくらい。 自分たちを前座だと謙遜する。そんなことないのに。 途中のMCでは、笑わせてくれて楽しかったし、昔サンストで甲斐さんが「嵐の金曜日」をよくかけたと言う話もしてくれた。 もしかしたら、ハウンドドックファンで、この話を知らない世代がいるかも知れない。 まだ5時過ぎなので、明るい明るい。健康的なハウンドドッグでよかったかも。 照明は上のライトが少し点いてるだけ。 約45分の楽しいステージが終わり、セットチェンジへ。 次は誰?甲斐バンド?でもあのドラムは違うだのベースの位置が違うだの、またまた想像の世界へ。 こんなにドキドキして次は誰?なんて騒いでる人はまわりにはいない。 まわりのほとんどは絶対チャゲアスファンなのに、機材を見ても「次はチャゲアス〜」なんて喜んでもいない。 それが普通なのかなあ。 まあ、黙ってても必ず出番は来るんだから、騒いでも仕方ないんだけどね。 そして、登場したのはチャゲ&アスカ。 知ってる曲が最初2曲ほどあったけど、あとは知らないので、聴いていても、歌詞もメロディーもよく聴こえない。 スピーカーの前だったせいもあるかな。(とにかくすごくて、音と共に風圧まで体に感じた!) 歌を知らないとこんなもんなのかー。甲斐バンドの時、みんなは盛り上がってくれるんだろうか。 アスカはステージの両端まできっちりと来てくれた。 こんなに近くで見るのは初めてだなあ。甲斐さんも来てくれるかな。 途中、井出情事さんがステージ下を横切る(*^^*)(次のセッティングの準備にばかり目がいく・・) 後半、薄暗くなってきて、アスカがステージを動く度にスポットライトが追った。 チャゲアスが始まってから腕時計を外したので、何分くらいだったのか不明。4〜50分だったとは思う。 そして、今度は間違いなく甲斐バンドなので、想像タイムはなし・・・と言いたい所だけど、今度はバンドメンバーはこの前のツアーメンバーなのかと言う確認が始まる(*^^*)。 セットチェンジの時にかかっていたSEは、この前のツアーの時と同じ。 いきなり、ちあきなおみ〜。 2バンドとも日本の曲はかけていなかったので、ちょっと目立ったかも。 中央にマイクスタンドが置かれた。 あたりはすっかり暗くなり、スモークもたかれ、照明も全て点いている。 セットチェンジも終わり、「LAZY HAZY IN THE SUMMER」が流れてくる。ツアーと同じ流れ。 「LAZY HAZY・・」が終わると・・「破れたハートを売り物に」のイントロが流れて、マイクスタンドが4本並ぶ。 後ろの方と左側の方から「甲斐〜」の声援が聞こえてきた! あ〜よかった!甲斐バンドファンいるじゃん。(当たり前よね) 音が取れないようで少し音を外す。でもすぐ立ち直った。 大森さんはいない。途中から出てきてくれるのかな。 甲斐さんは、黒にブルーのラインが入ったパンツに、青のシャツ、その上に皮のジャケット。 皮のジャケットはすぐ脱いだけど。 松藤さんは、頭の後ろにまた羽根をつけていた。(一郎遠かったし、それくらいしか覚えてない・・) まわりのチャゲアスファンやハウンドドックファンに負けないくらい、思いっきり歌って踊った! 1曲目からこんなテンションは、久しぶり。でも自然にそうなってしまう雰囲気。 2曲目は「ダイナマイトが150屯」マイクスタンドをいつものように廻す。 「きんぽうげ」「ナイト・ウエイブ」と続き、”ドラムの松藤が歌ってくれる”と「ビューティフル・エネルギー」。 いつものライブと全然変わらない。 違ったのは、「サンキュー、甲斐バンドです」と自己紹介した所だけかな。 甲斐さんは少しまたすっきりしたように見えた。 ステージの中央以外は薄暗くて、動くとスポットが当たる状態。 甲斐さんは、近くまでは来てくれるけど、それ以外はやっぱり暗いからなのかあんまり端までは行かなかった。 ステージから落ちても困るしね。 そして、ここから大森さんが登場。「安奈」。大森さんも無事参加できてよかった。 9月に出るCDとDVDの話をして、”次にやる曲もその中にも入ってる「裏切りの街角」を”と言うと、まわりから歓声が起きる。 甲斐バンドのライブでは定番の曲だし、この曲に特別の反応をするとは考えられない。 ハウンドドッグやチャゲアスファンが発した歓声に違いない!!ちょっと嬉しい。(勝手に想像してます!) 「氷のくちびる」「翼あるもの」「漂泊者(アウトロー)」と、盛り上がる曲が続く。 風が吹いて気持ちがいい。 そしてラストの曲は「100万$ナイト」。 当然ミラーボールの場所を探すけどない。後ろを見てみたけど、後ろからなんであり得ないし・・・。 ツアーでも毎回演奏されたこの曲。 復活してからも、もう何回も聴いてるけど、この日の「100万$ナイト」は、私にとっては最高だった。 胸にジーンとくる。鼓動も少し早くなってた。 そしてミラーボールが・・・・上からじゃなく、ドラムセットの後ろの下から上へとつり上げられた! この下から上がっていくミラーボール、初めてだったかな・・・。 どこかで見た事があるような・・・。そんなはずないよね。 とってもミラーボールが綺麗で、甲斐さんの激しく歌う姿もかっこよかった。この曲は野外が似合う。 最後の曲としては、甲斐バンドファン以外には重かったかも知れない。 ここで時計を見ると、まだ7時40分。アンコール入れても帰りは間に合いそうだ。 甲斐バンドはそのまま休憩なしでアンコールに。 ”みんなを呼んで「HERO」をやりましょう”と甲斐さん。 まずは甲斐さんが歌い、次に大友康平、アスカ、チャゲの順に歌っていく。 大友康平の声には、この歌合ってるみたい。渋くてとってもよかった。 チャゲ&アスカ!ちゃんと歌詞覚えて来てよね。歌えてなかったぞ〜。 それぞれの歌をメドレーでやるのかと思ったら、HEROで終わり。 そして、花火!やっぱり、夏の野外の最後は花火だね! ステージ上での甲斐さんたちは、握手したり抱き合ったり、それぞれがいい顔してました。 「パワー・トゥ・ザ・ビープル」が流れ、終了のアナウンスが流れた。 終わっちゃったんだ・・・・。あっと言う間だったな。 アンコールの声もわき上がっていた。 「HERO」で終わってしまって、ハウンドドッグとチャゲ&アスカファンはちょっとがっかりしたかもね。 でも、やっぱり8時に終わらせないといけないし、仕方ないんだろうな。 そのおかげで、私も無事に帰れたんだし。 どんなライブになるのか、どんな雰囲気になるのか不安だったけど、みんなファン以外の時間でもちゃんと立ち上がって手拍子したりこぶし挙げたりしてくれていたし(中にはつまらなそうにしてる人もいたけどね)とってもいいライブでした。 帰りは、予定より早い8時半の電車に乗り、無事にその日のうちに家に着く事ができました。 電車のトラブルもなくてよかった。 野外は大変だけど、やっぱりいい。毎年恒例になってもいいくらいだな。 翌日の筋肉痛とノドの痛みは大変だったけど、心地よい疲れなので、回復も早いでしょう。 |